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Last-modified: 2012-09-03 (月) 19:13:30

124 :幼女と海に行こう:2010/08/25(水) 12:55:11 ID:8t88ZEqb

「…暑いな…」
「…そうね」
「…とりあえずどいてくれ、来るなり膝に乗るのは止めろ、余計に暑い」
「いいじゃない、少しくらい」
「よくない」
「それにしても本当に暑くない?兄様、この家冷房入ってるの?」
「あるんだけどな…今は家計の都合で節約の為に切ってあるんだ」
「そう…大変なのね。じゃあこんな暑いとこにいるより、泳ぎにでも行かない?」
「それはいい考えだが…今は金がなくてな」
「大丈夫、私がワープで送ってあげるから」
「いいのか?」
「任せて、じゃあ準備してさっさと行きましょう」

「はい、到着」
「ここは…どこだ?白い砂浜と透き通る海なんて初めて見たな…」
「一応ウチの場所なの、プライベートビーチってやつ」
「それは凄いな…いいのか俺が来ても?」
「いいの、どうせほとんど使ってないし…一人で来てもつまらないから」

「あ!師匠ー!」
「お兄ちゃん…」
「アメリアにミルラじゃないか、お前らも来てたのか?」
「はい、サラから泳ぎに行こうって誘われて」
「それで、お兄ちゃんも連れてくるからって…」
「何だ、最初から俺を連行するつもりだったのか」
「まあね、じゃあ私達も着替えましょ、向こうにコテージあるから」

「よし、じゃあ行くか…おっと、サラはまだか…まあ女の着替えは時間がかかるからな。少し待つか…
 さて「それにしても…やはり女の子の水着姿はいいな。ミルラの少しくらい水着がズレても気付かないような
 無邪気な無防備さはたまらない。アメリアの日焼けした肌も健康的なエロスが感じられて素晴らしい。
 外で訓練を指導した日々は無駄ではなかった。サラはどんな…」…おい、何を言ってる?」
「え?今の兄様の気持ちを代弁してあげようと思って」
「お前…俺を何だと思ってるんだ?」
「まあいいじゃない。それより…どう?私の水着?兄様の好きなスク水でしかも白!」
「どうって…まあ似合うんじゃないか?別にそれを好きと言った覚えはないが」
「えー?ロリコンはこういうの好きじゃないの?襲いたくならない?今なら誰もいないからチャンスだと思うけど…?」
「…バカなこと言ってないで行くぞ」

「ようし、じゃあまず何する?」
「じゃあビーチバレーしない?ちゃんとネットもあるし」
「じゃあそうするか、お前達は女の子だけだから3対1でちょうどいいな…あとサーブが苦手ならやらなくてもいいぞ」
「そう?兄様がいいならいいけど。じゃあミルラ、ボール上げて」
「は、はい!」
「よっと…アメリア!」
「ようし…行きますよ…それっ!」
「甘い!」
「わ…!ブロックされちゃった…」
「兄様…ちょっとは手加減したら?」
「勝負するからには全力で戦うのが礼儀だろう?」
「そう…じゃあこっちも全力を出すべきね。ミルラ、化身していいわ。兄様が自分を倒したら何でも言う事聞いてくれるって」
「…ほ、本当ですか?」
「いや、そんなことは言ってないし倒すとかバレー関係なくなって…いやミルラちょっと待t」

125 :幼女と海に行こう:2010/08/25(水) 12:58:57 ID:8t88ZEqb

「次はスイカ割りでもする?定番だし。兄様が割る役でいいわね?」
「ああ、いいぞ」
「じゃあアメリア、スイカ置いてきて」
「うん、わかった!」
「じゃあお兄ちゃん…目隠しを」
「スイカはこの辺でいい?」
「いいんじゃない?じゃあ兄様、棒持って回って回って」
「ああ、1…2…3…4…5と5回も回ればいいか」
「いいわ、じゃあまずはまっすぐ…」
「いや、大丈夫だ。さっきアメリアの声がした方向だな…1…2………8歩目…ここだ!」
「えー!あたし達何も言ってないのに!?」
「凄いです…」
「平衡感覚や方向感覚は戦士に必要な能力だからな、普段の鍛錬の成果を出しただけで別に大したことじゃないさ。
 アイク兄上なら回った後その場から一歩も動かないで棒を投げ当てるぐらいのことはやるぞ」
「それもう人間じゃないわよ…」

「…少し疲れたな…ちょっと休みたいんだが」
「それなら向こうのパラソルの下に椅子あるから、そこ使って」
「ああ、悪いな」

「ふう…流石に疲れたな…昨日は暑くて寝れなかったし…少し寝かせてもらうか…」

「兄様…兄様!」
「ん…何だ?」
「いつまで寝てるつもり?」
「ああ…そんなに寝てたか?よし、じゃあ…って…なんだこれは、う、動けん…」
「あら兄様、埋められるのは初めて?」
「埋められるって…俺は今埋まってるのか!?」
「師匠よく寝てましたから、首だけ残してあと全部埋めても気付かないんじゃないかって…」
「お前らなあ…しかしどんな埋め方したんだこれは…本当に全然動けん」
「頑張りました…」
「いや、ミルラ。そんなことで頑張られてもな、とにかく早く出してくれ」
「いいけど、その前に…」
「…なんだ?」
「…ん…」
「…っ!?お前…」
「ふう…だって、兄様動けないし、チャンスじゃない?」
「あ、あの…」
「ちょっ!?何してるの?」
「あら、あなた達もしたいの?別に止めないからやればいいわ」
「え、ええ!?」
「い、いやその…いいって言われても…」
「恥ずかしい?それならちょっと待って、スリープ!」
「ちょ……zzz」
「これでいいでしょ?他に誰も見てないし、大チャンスだと思うけど?」

「……ん…ここは?」
「起きた?」
「…ミカヤ姉上…ということは…家か」
「サラちゃん達と海に行って来たんだって?疲れて寝ちゃったみたいだからそのままワープで送られてきたのよ」
「…そうですか」
「それはいいけど、ミルラちゃんとアメリアちゃんがゆでだこみたいに真っ赤になってたけど、まさか手を出したりとかは…」
「い、いえ!そのようなことは断じて!」
「そう?ならいいけど…」
(あの後何があったんだ……確かめない方がよさそうだな…)

終わり
エフラムに小さい子が群がってるのが好きなのでつい書いてしまった。