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Last-modified: 2012-09-03 (月) 19:32:30

ヘクトル「あんときゃえれえ騒ぎだったなぁ。うちの兄弟にゃモテる奴が多いし
      レヴィンだのアベルだのカミュだのも命を狙われてえらい目に会ってたみてぇだ」
リン「……」
ヘクトル「それからすると俺たちは…命狙われたいわけじゃないけどよ…orz」
リン「ちょっと自信無くしちゃうわよね…orz」

何故ヘクトルとリンは誰にも命を狙われなかったのか!?
まるでモテないとでもいうのか!?
その影にはこんな事情があった…

フロリーナ「へへへ…ヘクトル様を…だだだだいじょーぶれす…痛いのは一回だけですから」
ファリナ「ちょっと待てい!?その貫きの槍で何する気よ!…べ別に心配してるわけじゃないからね!」
フロリーナ「お姉ちゃんこそだって同じもの持ってるくせに…」

ラス「……もはや完全にガチレズ(誤解)になってしまったリンを正道に返すには…」
ケント「こんな方法しかないのかもしれない…」

ビラク「待てお前達!」
四人「!?」
ビラク「ここから先はオレルアンのいい男ビ ラ クが通さないぜ」
ケント「何故だ!?お前だってヘクトルをゲットするチャンスだぞ!」
ビラク「確かに俺はガチホモだ…マイノリティだ。正攻法で難しいことはわかってるさ。
    だが性別すら超える愛は負の力にすら惑わすことはできないんだぜ?
    神父の陰謀で歪められた愛を手に入れてお前達は本当に満たされるのかい?」
フロリーナ「う…うぅぅ…」
ラス「……っ」
ビラク「俺は自分の愛を裏切らない!
    だからお前達をここで止めるのさ…
    そう恋敵として…ライバルとして正々堂々とへっきゅんを争うためにも!」
ファリナ「こ…コイツネタキャラのくせして」
フロリーナ「おねえちゃんもネタ度ではあまり人のこと言えないと思うな」
ケント「なんだ…頭の中のモヤがはれていくようだ」
ラス「負の力が消えて…」
ビラク「うほっ俺の言葉に本当の愛を取り戻したようだな。それでこそいいおとこだぜ」
ファリナ「はぁ…なんだってこんな気持ちになってたのかしらね。
     べ…別に私はピザなんざなんとも思ってなかったけどさっ」
フロリーナ「ありがとうビラクさん…大切なものを思い出しました…
       あなたのヘクトル様への愛の強さを思い知りました…
       で、でも私だって負けませんから!これからは正々堂々と…」
ビラク「ああ、だが勝つのは俺だぜ!俺たちはお互いを認め合ったライバルだぜ!」     

こんな事態が起こっていた事をヘクトル&リンが知る由も無く…

ヘクトル「やべーよ俺…もしかして喪男の仲間入りしてねーか…
      …………ダイエットするか…………」
リン「ふふふふふあははははははは……モテる人らの中でモテないって…結構心にダメージくるわね…
   まるっきし引き立て役じゃない…orz」

勢いで書いた
反省はしない