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Last-modified: 2012-09-03 (月) 18:53:35

27 :夏だ!海だ!兄弟家だ! 3日目1/2:2010/08/20(金) 21:41:11 ID:a1fgh0DR

朝、エフラムは目が覚めると横にはサラがいた
サラ「…兄様…責任取ってくださいね…」
エフラム「お前な…そういうのはお酒を飲ま……」
エフラム(…ま、待て!昨夜の記憶がないぞ!?だがばれるわけにはいかない)
サラ「酷い…(ミルラには)あんなに優しかったのに」
エフラム「ね、眠れない子には優しく接するのが当たり前だろう」
サラ「…兄様、実は記憶があったりするのかしら?」
エフラム「な、何をいきなり?」
サラ(ルーテさんの発明も役立たずね…残念)
エフラム「さて、早いところ起きてご飯をだな…」
サラ「わかったわ…おはよう兄様」
エフラム「ああ、おはよう(な、なんとかごまかせたか…)」

マルスとロイは固まっていた。朝起きたらリーフが全裸で寝ていたからだ
マルス「ねえロイ…僕達リーフのこといじめすぎたかな?」
ロイ「うーん…可能性はあるね…でも反動でこうなるなんて…」
マルス「元々葉っぱだけで町を歩けるから素質はあったけど…」
ロイ「まさか全裸で、しかもずぶ濡れで寝てるとは…」
2人がなんとも言えない表情でリーフを見ているとリーフが起き上がった
リーフ「ん…もうこんな時間か…おはよう兄さん、ロイ」
マルス「や、やあおはよう…」
ロイ「お、おはよう兄さん…」
リーフ「2人とも何で顔を背けr…って何で僕は全裸なの!?」
マルス「リーフ…僕はたとえ君が捕まっても差し入れはするからね」
ロイ「4人にはよろしく伝えておくよ…」
リーフ「ちょ!人を露出狂みたいに扱わないで!?」

ヘクトルは徹夜でビラクから逃れ、ようやく旅館に帰ってきた
ヘクトル「通りすがりの海賊からポールアックスを借りれて助かった…疲れた…」
フロリーナ「あ…ヘクトル様、おはようございます」
ヘクトル「ああ…おはようフロリーナ…そして…おやすみ…」バタッ
フロリーナ「え!?だ、誰かー!!誰か助けてー!」
その後ヘクトルはフロリーナの叫びで駆け付けたリンに運ばれ
部屋にいたエフラムとサラのことで再び揉めたりした
なお、その際粉砕された窓を見てエリウッドが壊れたりしたのはお約束である
ついでに言えばファリナの証言で修理費用はビラクにつけられ
後日ビラクはその費用を全額払ったのは別のお話…

結局、最終日まで落ち着かなかった休日もみんなで朝食を食べ
荷物をまとめた頃には帰る時間になったのであった

29 :夏だ!海だ!兄弟家だ! 3日目2/2:2010/08/20(金) 21:43:12 ID:a1fgh0DR

マルス「みんな、忘れ物はない?」
リーフ「ないよ」
ミカヤ「もう少し温泉でのんびりしたかったわね」
エリンシア「明日からまた忙しい日々が始まりますわ」
アルム「農作業もやらないとね。そろそろ稲も刈り入れ時だし」
セリカ「帰ったら宿題もしないとね」
シグルド「うむ、また明日から仕事だな」
エフラム「…宿題…か」
エイリーク「兄上、今年こそはしっかり宿題を終わらせますわよね?」
ヘクトル「ぐぅ…宿題しないとな…」
エリウッド「さあ帰ろうか!」
リン「あれ?フロリーナ達や竜王家のみんなは?」
アイク「みんな別々に帰るらしいぞ」
セリス「そっか…ユリウスにお土産渡さないとね」
ミカヤ「さ、みんな、帰る前に」
兄弟「「「「「「「お世話になりました」」」」」」」

こうして兄弟の旅行は終わったのであった
港から船に乗り、兄弟が家に帰ってきた頃には日も落ちていた
ミカヤ「ただいまーやっぱり我が家はいいわねー」
エリンシア「さて、夕飯を作りますわ」
エイリーク「あ、手伝います」
アイク「じゃあ俺は素振りしてこよう」
マルス「僕は部屋に戻るかな」
エフラム「俺は…ヘクトル、久々に勝負しようぜ」
ヘクトル「お、いいぜ。今日は俺が勝ってやる」
ロイ「僕は録画していたミカリンを見ようかな」
セリス「あ、僕も見るよ」
アルム「セリカ、一緒に風呂入ろう」
セリカ「そうね、アルム」
シグルド「おっとティルフィングがうっかり滑った」
リーフ「やっぱり僕に当たるのかーこの人でなしー!」
エリウッド「早速玄関か…ククク…蝶サイコー!!」
リン「ああ、エリウッドが!誰かー!レストー!」

旅行から帰ってきた兄弟達はいつもと変わらず騒がしい日常を過ごしたのでした

終わり
無駄に長くなっちゃったなぁ…完全にあのお酒が悪いw