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Last-modified: 2007-06-30 (土) 22:16:31

世紀末警察署長

 

リン「ベルン警察署の署長が来る?」
セリス「うん僕とリーフでひったくり犯を捕まえたんだ」
リーフ「捕縛は僕の十八番さ」
セリス「それで表彰されたんだけど、署長もお礼がしたいって」
エリウッド「ほ、本当かい!?うちの兄弟が逮捕されるどころか表彰されるなんて!夢じゃないだろうね!?」
ロイ「エリウッド兄さん気持はわかるけど大袈裟すぎるよ…でもなんで署長がわざわざお礼に来るんだ?」
セリス「なんでもひったくりの被害者が署長の妹さんだったらしいんだ」
ロイ「ふーん。兄馬鹿だなあ」
マルス「なんか嫌そうだねロイ」
ロイ「僕あの人好きじゃないんだ。悪いけど席外すよ」
ヘクトル「俺も外すぜ。あいつは気に入らねえ」
リン「どうしたの2人とも?」
マルス「まあ確かにゼフィール署長ってあんまりいい噂聞かないよね。紋章町じゃ危険人物扱いだし」
エリウッド「おいおい、そんな不安になるようなこと言わないでくれよ」
ピンポーン
エリンシア「はーい。今開けます。」ガチャ
エリンシア「あら署長さん、わざわざ足をお運びいただきありがとうございます。中へどうぞ」
ゼフィール「いや、かまわん…とりあえずお邪魔する」

 

ゼフィール「さてセリス君、リーフ君」
セリス「は、はい」
ゼフィール「このたびはよくやってくれた。妹も心優しく勇気ある少年たちだと褒めていたぞ」
リーフ「いや、そんな当然のことをしたまでですよ」
セリス(『助けたらお礼がもらえるかも。あの人金持ちっぽいし』とか言ってたくせに…)
ゼフィール「ベルン警察署長として、兄として礼を言わせてもらうぞ」
リン「(ちょっと尊大だけど見る限り至ってまともな人みたいなんだけど…)」ひそひそ
マルス「(いや僕も噂で聞いただけだから…でも危険人物には見えないね。)」ひそひそ
デーデーデーデデデーデデデーデ、デーデーデーデーデデデ(ベルンのテーマ)
ゼフィール「む、失礼。電話だ。もしもしわしだ。何?また奴が?商店街だな?わかったすぐに向かう。
申し訳ない、仕事が入ってしまった。これで失礼する」ゼフィール去る
エリンシア「は、はい」
マルス「なんだったんだ…」

 

商店街
ボーレ「ぐわああ!」
グローメル「いかん、ボーレがやられた!リフ、傷薬の用意を!」
リフ「は、はい。抜かりはありませんぞ」つ傷薬
アシュナード「くくく、もう終わりか。我を楽しませるものは居らんのか?」
アイラ「くっ…化け物め…!」
ルーテ「さすが狂王。常識外れの戦闘力です」
アスレイ「感心してる場合じゃないでしょう…誰か止められる人はいないんですか?」
プラハ「だめだ。この商店街、いやこの町に陛下にかなう者など…」
衝撃波が飛んでくる
アシュナード「!?」
ゼフィール「また貴様か狂王…今日という今日は容赦せんぞ」
アシュナード「くくく、来たかベルン警察署長。やはり貴様がいなくてはつまらん」
ゼフィール「この町を犯罪者の手から『解放』することこそ我が使命。
      そのための邪魔者は排除するのみ!!」エッケザックスを構える
アシュナード「フハハハハ、やってみろ!!」グルグラントを構える
グローメル「いかん!!このままでは巻き込まれるぞ。逃げろ!!」

 

主人公家
エリンシア「あら、アイクどこに行くの?」
アイク「緊急の仕事が入った。壊滅した商店街の修復に行ってくる」
エリンシア「商店街が壊滅?いったい何があったんでしょう」
アイク「なんでも化け物が暴れまわったとか聞いたが」
エリンシア「まあ…気をつけてねアイク」
アイク「ああ、まかせておけ」