グローメル 「貴方の~街の電気屋さ~んとぉ、いらっしゃい」
ルーテ 「楽しそうな所お邪魔します、電気さん」
グローメル 「確かボーレの所でちょくちょく見るな、嬢ちゃん」
ルーテ 「はい。豆腐さんの頼まれ事に協力して欲しいのですけど」
~回想スタート~
ボーレ 「嬢ちゃん、今日もスケッチブックとか言うのを片手に絵描きかい?」
ルーテ 「はい、日々の鍛練は成功の母ですから」
ボーレ 「努力家だねぇ、将来は良い女になれるな。それなら一つ仕事お願いしていいかい?」
ルーテ 「何でしょう?」
ボーレ 「ほら、商売の店には看板って言うような・・・野球に例えるならマスコットとかいうヤツ、それがウチの店にも欲しくてよ」
ルーテ 「・・・あんな感じの?」
目線をグローメルの電気屋に向けると看板、もといイカツイ斧が立掛けられている
言わずもがなグローメルの分身とも言える『ボルトアクス』である
ボーレ 「・・・ま、少しばかり判りやすいのが嬉しいかな。流石に豆腐屋に斧は何売ってるのか解らないだろう?」
ルーテ 「正論ですね、なら豆腐屋らしい看板のデザインを考えてみます」
ボーレ 「宜しく頼むな」
~回想終了~
グローメル 「む、ウチの斧は代々伝わる良い物だぞ、で・・・何をすればいい?」
ルーテ 「私は絵を書いたり物を創作は出来ますが・・・電気に関しては専門外なので。この子を内部から光らせて欲しいのです、白いのがベストです」
グローメル 「ふむ、内部で配線系統を組める大きさだな、任せておけぃ!」
ルーテ 「はい、宜しくお願いします」
~数日後~
アイク 「ボーレ、豆腐10丁くれ・・・こいつはなんだ?」
ボーレ 「あいよ!これか?名前はまだ無いんだがウチの看板だ、豆腐っぽいだろ?」
アイク 「豆腐・・・俺にはようか」
ルーテ 「豆腐です」
アイク 「爪楊枝の刺さり具合や表情が・・・やはりようかn」
グローメル 「良い白さを出せたわい、いやー・・・良い豆腐だ」
アイク 「・・・・・豆腐か、豆腐だな。豆腐屋だしな」
ボーレ 「ウチが豆腐屋以外に何屋だっていうんだ、ほらよ!アイク」
アイク 「あぁ、すまんな」
マルス 「あれは・・・どうみてもヨウカンマn」
ルーテ 「ていっ」(トスッ)
マルス 「何時の間に僕の背後に・・・zzz」
ルーテ 「私、優秀ですから」