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Last-modified: 2007-07-08 (日) 00:46:13

今日は七夕

 

三年前の七夕,みんなの書いた短冊を集めるミカヤ。

 

ミカヤ「ふぅ,これで全部ね。みんなはどんなお願い事をしたのかしら?」

 

『にんじん5本ジャガイモ30個鶏もも肉100g7パックレタs(ry』 エリンシア #br

 

ミカヤ「ちょ,これ買い物メモじゃない!食材が天から振ってくれば正直助かるけど!」

 

『女なんてシャボン玉』 シグルド

 

ミカヤ「………………………………(無言で次をめくる)」

 

『見ても胃が痛まない家計簿』 エリウッド

 

ミカヤ「…………この子も不憫よね………あたしががんばらなくっちゃ……!」

 

『肉』アイク
『槍』エフラム

 

ミカヤ「一文字……………この子達らしいといえばこの子達らしいか。」

 

『家族みんなが健康でありますように。』 エイリーク

 

ミカヤ「あー,本当にいい子だわエイリーク。ん,何かすごい薄い字で書いてる…………?」

 

『(人並みの胸になれますように。)』

 

ミカヤ「……………何言ってんの!まだ発展途上でしょうがっ!」

 

『もうピンク球とか電気ネズミとかヒゲ親父とかみんな氏ね!!!!111』 マルス

 

ミカヤ「あんな大会にエントリーさせられてストレス溜まってんのね…………ん,これは……」

 

『マルスとロイが無事地区対抗格闘技大会で勝ち抜けますように。』 リン

 

ミカヤ「あの子もなんだかんだ言ってマルスのことが可愛いのよね,ふふっ。」

 

『セリカ(はぁと)』
『アルム(はぁと)』

 

ミカヤ「何これ………名前だけ?ひょっとして『おりひめ』とか『ひこぼし』って書いて吊すみたいなあれ?
    あれも意味分かんないのよねー。願い事でもなんでもないし。」

 

『ユリウスと仲直りできますように。』 セリス

 

ミカヤ「あー,またやっちゃったのかぁ。でも大抵向こうの逆ギレかセリスの天然のせいだからねー。
    別にセリスが悪いわけでは…………」

 

『安全な毎日が欲しい。』 リーフ

 

ミカヤ「…………………………(´;ω;`)ブワッ」

 

『エリウッド兄さんの胃薬』 ロイ

 

ミカヤ「全くこんなとこにまで……自分の欲しい物書けばいいのに。それで次が最後の一枚か………
    あれ,名前書いてない?でもこれって…………」

 

ミカヤ 「ヘクトルっ,ちょっとちょっと」
ヘクトル「ん,姉貴。何の用だ?」
ミカヤ 「ふふ,これ書いたのヘクトルでしょう?」

 

『アイク兄をガチムチボディを。』

 

ヘクトル「なっ………なんで分かった?!」
ミカヤ 「ヘクトル自分の分書いて無いじゃない。よっぽどこっちを叶えてほしかったのね。」
ヘクトル「かっ,勘違いすんなよっ!!アイク兄がいつまでも弱いままだと張り合いがねぇし!!
     アイク兄が華奢な身体を気にしてたとかそういう,ア,アイク兄のためにやってあげたんじゃねーんだからな!!」
ミカヤ 「ふふ,そういうことにしといてあげるわ。じゃあ短冊飾ってくるわね。」

 

そしてその願いは見事成就されるのであった。