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Last-modified: 2013-11-06 (水) 19:55:02

小ネタ浮かんだので便乗、百合注意

ラーチェル「エイリークが風邪だなんてわたくしいてもたってもいられませんわ!」
エイリーク「いえ本当になんでもありませんから…大丈夫ですよラーチェル」
ラーチェル「まあ油断大敵、風邪は万病の元と申します。そこでわたくしに風邪をお移しなさいな!」
ターナ「どうしてそうなるのよ…」
ラーチェル「昔から風邪は人に移すと直りが早いというじゃありませんの!
       半分ずつ受け持てば一人の負担も軽くて済みますわわよ?」
ターナ「んなわけないでしょ…」
エイリーク「で…ですから私はもともと…」
ラーチェル「もう、遠慮は要りませんことよ?それで風邪を移す方法ですけど…」
ターナ「移すのは決定なんだ」
エイリーク「え、ええと…それでどのような方法で?」
ターナ(エイリークもちょっと流されやすいトコあるよね…というよりラーチェルの押しが強いんだけど)
ラーチェル「や…やはりその…唇から…////
        えいっ……ちゅっ…//////」
エイリーク「はむっ!? ……んっ……//////」
ターナ「(;゚Д゚)……っ!?」
    (わ…わぁ…ラーチェルったら瞳閉じてモロ雰囲気だして…ってか私お邪魔虫!?
     き…気まずいけど物音一つ立てられない雰囲気…う…動けないよう…)
ラーチェル「…………//////」
エイリーク「…………//////」
ターナ(長いよ!? ラーチェルいつまで続けるのよ!? エイリークも困ってるじゃない!?
     いや…仲よさそうだけど…てかなんで親友のキスシーン見物しなきゃならないのっ
     誰かこの雰囲気をなんとかしてぇぇぇ!!!)

ガラッ!

ヒーニアス「ふははははははははは!!!愛するエイリークよ!!!
       君の心の王子様ヒーニアスが参上したぞ!!!」
ターナ「(;゚Д゚)」
エイリーク「えっ…きゃっ!?」サッ!
ラーチェル「ぷはっ…!?」
ヒーニアス「ん? どうかしたのか?」
ターナ「いやこの雰囲気どうにかしてと願ったけど…よりにもよって…つか堂々と女子高に入ってこないでよ…」
ヒーニアス「お前に忘れ物を届けに来たと言えば入れてもらえるぞ。私は父兄だからな」
ターナ「私をダシにしないでよ…」
ラーチェル「………」
ヒーニアス「というわけでエイリークよ!これから愛の…ん…なんだどうした?」
ラーチェル「わたくしとエイリークの美しい一時を邪魔するんじゃありませんわこのドグサレがぁ!!!!」
r@(ハソ'ヘ パコーン
∬ ‘д‘)        
○==⊂彡☆))Д´)<アッー!タスケテエイリーク!

ターナ「あ…あー…杖ポコ殴る蹴るイーヴァルディ……うわぁ…」
エイリーク「あぅぅ…も、もぅ…ラーチェル…//////」
ターナ(こっちはこっちで余韻に浸ってるような…私はどうすりゃいいのよ…)

その日…ルネス女学院の窓から一筋の流れ星が飛んでいった…タスケテエイリークとの悲鳴を残して…
ヒーニアス…僕たちは君の名を忘れない…

おわり