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Last-modified: 2013-11-06 (水) 20:33:06

668 :一般人娘の過酷(?)なホームステイ 1章 前編 1/5:2010/10/24(日) 13:46:26 ID:/c88LA6c

>>661-665

なるほど、葉っぱを消すなら木の中…その木を消すなら森の中って訳か…やかましいわw
ディアドラが紋章町BBSを見て何を思うのかに期待。GJ!

◆前回までのあらすじ
皆さんこんにちは、私は紋章町のある学校に通っているただのシビリアンです。
期待と不安を胸にFE主人公兄弟家へと向かったのですが、
その道のりに様々な出来事に遭遇して、へとへとになりました・・・orz
かっこいい男の人に出会ったかと思えば、丸太に乗せられて空へと投げられるなんて・・・
世界ひろしといえど、私だけに起きた体験だと信じたいですね(苦笑)
そんなこんなで兄弟家へ辿り着き、兄弟の皆さんとお会いしました。
ホームステイ一日目は、紋章町商店街を案内して下さるそうです・・・一体何が待ち受けてるのやら。

一般娘  「・・・・・ふぁ~、おはようございま~す・・・」
ミカヤ  「あらおはよう、起きるの早いわね・・・もうしばらく寝ていたって良いのに」
一般娘  「う~ん、でもどちらか言うと早起きですから・・・」
ミカヤ  「はぁ~、うちの兄弟たちもそういう所は見習って欲しいわね」
エリンシア「まあまあ、愚痴を言うのはそこまでにして、起こしに行きましょうか
      ・・・一緒に来ますか?」
一般娘  「あっ、はい」

エリンシア「ヘクトルちゃん、朝ですわ。早く起きなさい」
ヘクトル 「・・・んあー、後10分・・・むにゃむにゃ・・・」
エリンシア「今起きないと、学校に遅刻致しますわよ」
ヘクトル 「うっせーなぁ・・・・学校なんて遅刻したって別にいいじゃねえか。減るもんじゃないし」
一般娘  「年相応の男の子ですねぇ」
エリンシア「・・・・・(ベッドから)ぶっ飛ばして差し上げますわ!つ『アミーテ叫喚』」
ヘクトル 「あぎゃああああああああΣ(;゚Д゚)!!!?」
一般娘  (えええ!!?
      エリンシアさん鬼だーーーー!!!!)
ヘクトル 「ぉぅ・・・ぁぅ・・・耳が痛いお・・・(´;ω;`)」
エリンシア「さっ、朝ごはんはもう殆ど出来ていますから、着替えたらキッチンに来て下さいね」
ヘクトル 「・・・はーい・・・」
一般娘  (ヘクトルさん・・・お気の毒さまです)

エフヲム 「んっ、おはよう」
リン   「ジョギング終わったの?意外と早かったわね」
エフヲム 「ああっ」

アルム  「朝日を浴びるセリカは綺麗だね・・・」
セリカ  「ありがとうアルム。そう言ってくれて嬉しいわ」
アルム  「セリカ・・・」
セリカ  「アルム・・・」
一般娘  「あのー、セリカさんは誰とお話なさっているのですか?」
アルム  「!?・・・・・ウワアアアアンッ!!?\(`Д´)ノ」

セリス  「今日は劇のリハーサルをやるんだよ、僕とユリウスが主人公なんだ!」
エリウッド「ははっ、楽しそうだね(ユリウス・・・イ㌔」

一般人  「食卓での兄弟家の皆さんの会話・・・賑やかでいいですね。
      ・・・(パクッ)・・・うんっ!エリンシアさんの料理もとても美味しいです!」
エリンシア「うふふっ、お褒めに預かり光栄ですわ・・・午後からは商店街の方に行きましょう」

669 :一般人娘の過酷(?)なホームステイ 1章 前編 2/5:2010/10/24(日) 13:47:24 ID:/c88LA6c

◆紋章町商店街

ワイワイワイ ガヤガヤガヤッ イヤッフー! バイバイキーン!

一般娘  「ここが、紋章町商店街・・・!」
ミカヤ  「そうよ」
エリンシア「ここに来れば、大体の物は揃いますわよ」
一般娘  (賑やかで楽しそう・・・)
エリンシア「それでは順番に案内していってあげますわ」

そう言われて来たのは、何やら電気をまとった斧が店にでかでかと載っている電化製品店でした・・・

エリンシア「まずはこのお店、グローメル電気店ですわ」
グローメル「いらっしゃい・・・ぬっ、エリンシアとミカヤか。久しぶりだな」
エリンシア「お久しぶりですわ、グローメルさん」
一般娘  「お知り合いですか?」
エリンシア「ええっ、共に空を駆ける者ですので、何かと縁がありましてね」
グローメル「うむっ、原作では敵対関係にはあったが、まあココでは別だ・・・
      ・・・彼女とは親しくさせて貰っておるよ、シビリアンの少女よ」
一般娘  (うっ、バレた!・・・別に隠してた訳でもないけど・・・
      やっぱりFEの名有りキャラとただのシビリアンとでは、何か違いが有るのだろうか・・・?)
グローメル「それで、何か買っていきたいものでもあるのか?」
ミカヤ  「いや、そういうんじゃなくて、観光案内の一環でここに立ち寄ったのよ」
グローメル「むっ、そうであったか!・・・では特別に、私が開発中の電化製品等をお見せするぞ」

一般娘  「(;^ω^)・・・・・・これは、何でしょうか?」
グローメル「これは現在開発中の、ガンダ・・・巨大ロボットじゃあ!」
一般娘  (やってる事が一介の電気店のするじゃNEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!)
エリンシア「まあ、これで戦争でも始めるつもりですの?」
グローメル「いやいや、あくまで宣伝に使おうと思ってな。
      これを見てば分かるが、インパクトあるデザインだからな」
???? 「ふんっ、そんな者は、ワシが造りし魔道機械に比べたらまだまだと言える!」
一般娘  「!・・・貴方は、誰ですか?」
アイオン 「私はアイオン・・・商店街で電気店を営んでおる」
ミカヤ  「確か、電気機械を売ってたわよね」
一般娘  (つまり電力の代わりに魔力を使うと・・・それはそれで凄い事のような・・・)
エリンシア「それで、一体何の用ですの?」
アイオン 「グローメルのロボットに対抗して、私も密かに魔道機械巨人を造っていた・・・
      お前ら小娘たちに、それを見せてやる」

670 :一般人娘の過酷(?)なホームステイ 1章 前編 3/5:2010/10/24(日) 13:49:01 ID:/c88LA6c

◆アイオンの魔道電気店 巨大倉庫

アイオン 「見るがよい、これが私の造りし機械・・・機皇帝アイオン∞だアアッ!!!」
一般娘  (今度は合体ロボDAAAAAAAA!!!
      ・・・・・紋章町の電気店のオーナーってこんな人ばっかりですかorz)
???? 「ほぅ、中々のデザインだな」
?????「キャーヒャッヒャッヒャッ、4体目が紋章町で造られてるなんて驚きだね!」
??   「これを使えば、サーキット完成にまた一歩近づけるな」
ミカヤ  (・・・な、何なのこのロボット・・・
      ど、どうツッコミを入れたらいいのか分からない・・・orz)
アイオン 「これは5つのパーツを魔道の力によって合体させる事で、一つの巨大ロボットとするのだ!
      ・・・それでは変形合体シーンを見せてやろう!」

・・・ヒュウウウウンッ ガチャッ、ジャキーン! ガチャッ、ジャキーン! ガチャンッガチャンッ! クイックイッ、ガッキーン ジュゴ、ジジジジッ・・・ガチャン! ・・・ドーン!!!

アイオン 「野蛮なサカの者には到底出来ぬ、計算された芸術・・・それが私の力だ!」
キシュナ 「(転移してきた)・・・・・・・・・・・・(やぁ(´・ω・`))」
一般娘  「!?・・・な、何ですかこの人・・・!何だか嫌な感じ・・・」
エリンシア「あの方はキシュナ。周囲に魔法を封じる結界を張る人造人間・・・モルフですわ」
一般娘  (ミカヤさんアイクさんといい、キシュナといい、人間ではない者も多数居るんですね・・・)
アイオン 「ぬっ・・・ま、まずい!」
一般娘  「どういう事ですか!?」
アイオン 「この機械は魔道によって合体していた存在。だから魔法が封じられてしまえば・・・」
ミカヤ  「パーツ同士が分離して崩れる・・・!」
ズドドドドドドドドッ!!!!・・・・・・
一同   「「「「ぎゃあああああああ!!?」」」」

一般娘  「ぅぅ・・・死ぬかと思った・・・orz」
エリンシア「そ、それでは次のお店に行きましょうか」

一般娘  「このお店は何ですか?」
ミカヤ  「これはボーレの豆腐さんよ」
ボーレ  (久しぶりのスレ内の出番ktkr!)
     「いらっしゃい!うちの豆腐をよーく見ていってくれよ」
ミカヤ  「折角だし、いくつか買っていこっか」
一般娘  「・・・このピラミッドの形の豆腐は何ですか?」
ボーレ  「おっ、お嬢ちゃんはいいモンに目をつけたな!
      これは神秘のエジプトの力がこもった豆腐なんだぜ!」
一般娘  (何かうさんくさい話だなぁ・・・)
ミスト  「ボーレ!」
ボーレ  「おおっ、ミストか!わざわざ弁当持ってきてくれてありがとうな!」
ミスト  「もう・・・しっかりしてよね。それと工務店にもたまには顔を出してよね」
ボーレ  「ああっ、そうだな。ミスト、お前に寂しい思いをさせる訳にはいかねーからな」
ミスト  「・・・ボーレ・・・」
アトス  「とりあえず良い雰囲気醸し出してるカップルは、豆腐の角に頭をぶつけて爆発しろ」
一般娘  「いきなり出てきた上に、意味不明な事言わないで下さい!」

671 :一般人娘の過酷(?)なホームステイ 1章 前編 4/5:2010/10/24(日) 13:51:14 ID:/c88LA6c

ミカヤ  「そろそろお腹が空いてきたわね・・・」

エリンシア「丁度いいですわ、商店街のすぐ真横にある流星軒に行きましょう」

アイラ  「はい、いらっしゃい!」
一般娘  「ラーメン屋ですか」
ラクチェ 「今日は私の当番です。それではお好きなメニューを選んでくださいね」
ミカヤ  「おk、ラクチェのラーメン以外でよろしく」
ラクチェ 「えええっ!?それは酷いですよぉ・・・私だって少しずつ上手くなってるのですよ!」
ミカヤ  「いや、私早死にしたくないし」
エリンシア(「ダキュンダキュン!」歳生きているお姉様が言っても説得力0ですわ・・・)
一般娘  「わ、私はラクチェさんのラーメンを一つお願いします」
ラクチェ (・・・・・!)
ミカヤ  「ややや、やめておきなさいよ!」
一般娘  「多分言うほど酷くは無いのでしょうし、第一こんな女の子の発言に嘘はないと思います」
ラクチェ (・・・・・ありがとう。気合入れて最高のラーメン作るわよおお!!)

~30分後~

一般娘  「・・・ゴハァッ!(吐血」
エリンシア「ああっ!」
ミカヤ  「だから言わんこっちゃない・・・自分もほんの少し味見したけど、確かに腕はあがってるわ
      でも正直これは店で出すレベルじゃない(;゚Д゚)!」
一般娘  (・・・料理への熱い想いだけは伝わってきました・・・うぐぁ・・・)

~そこから更に30分後 一般娘の調子が良くなった所で~

ミカヤ  「さてと、他には・・・あれ?こんなお店あったっけ?」
エリンシア「確か前は空き屋だった気が・・・・・まあ、何がともあれ、見てみましょう」

ローロー 「ウキキ、仮面屋へようこそ」
ミカ・エリ「「よりによって最新作一のネタキャラが店長だーーーーΣ( ゚Д゚)Σ( ゚Д゚)!!!!」」
一般娘  「・・・あっ、仮面が沢山有りますね。いくつかは前に見た事がありますよ!
      それに店長と同じ格好の従業員が沢山・・・皆さん仮面が好きなんですね」
他二人   *1
ローロー 「うん、ここ仮面売ってる店だから。
      新作はこの仮面、オペラ座の怪人のマスクだ」
一般娘  「う~ん、少し高いですね・・・・・お金足りるかなぁ?」
ローロー 「いあいあ、今日はディスカウント中、全品20%OFFなんだ」
一般娘  「そうなのですか!それではこの正の女神のマスクとやらを頂きます(友達に自慢しようっと♪」
ローロー 「まいどありウキキ」

ミカヤ  「・・・無知も時には役に立つものねぇ・・・正直私はローローにあんな風には接せないわ」
エリンシア「慣れ・・・なのかしら?」
一般娘  「?」

672 :一般人娘の過酷(?)なホームステイ 1章 前編 5/5:2010/10/24(日) 13:52:34 ID:/c88LA6c

一般娘  「次は何処に行くのですか?」

エリンシア「そうですわねぇ・・・とは言っても、一番めぼしい所へは全て行ってしまいましたし、
      帰りましょうか」
一般娘  「あっ、はい」

ミカヤ  「ただいま」
ロイ   「あっ、お帰りなさいミカヤ姉さん」
エリンシア「マルスちゃん達はどこですの?」
ロイ   「皆でインターネットやってるよ。何でも後4日で出る黄金の胃潰瘍DSの公式サイト見てるんだって」

エフヲム 「黄金の胃潰瘍DSのパーティメンバーの一人が幼女巫女・・・だと・・・!」
リン   「そんな所に反応しないでよエフヲム兄さん」
ヘクトル 「召喚がかっこいいなオイ!」
セリス  「ジンのぬいぐるみが欲しいなぁ」
漆黒の騎士「私が隠しボスで出るか否か、それが一番気になる事よな」

ミカヤ  「そう・・・その様子じゃあしばらくは出てこないわね・・・夕食までDVDでも見とく?」
一般娘  「はい!」

エリンシア「えっと・・・確かココに・・・あっ、ありましたわ!
      どれでも好きなのを見て下さいね!つ『DVDセット』」
一般娘  「うわぁ、沢山あって迷うなぁ・・・・・
      ってこれスタジオジブリ映画じゃなくて、
      BF‐熱風のギブリスタジオ映画作品って書いてある・・・!
      しかも大半のタイトルが妙に宮○駿監督の作品のパクリDAAAAAAAAAA!!」

一般娘  「まあいいや。う~ん、でもどれを見ようかな・・・?」

1:もののけレテ           猫耳の女性と変化したラグズの人が載ってますね・・・
2:サウルの動く尻          タイトルはカオスですけど、それ以外は普通でしょうか
3:天↑空↓!の城ラピュタ      DVD集の中では一番タイトルがまともですね
4:魔女っ子ミカリンの宅急便     あれ?ミカヤさん何で居るのですか・・・!
5:サザと緑風の神隠し        緑のなんよさん・・・
6:ルパント三世‐ラナオストロの城‐ 元ネタは面白かったですけど、これは凄く気になる・・・!

674の方に選択をお願いします

一章後編に続く

673 :一般人娘の過酷(?)なホームステイ 作者:2010/10/24(日) 13:55:39 ID:/c88LA6c

昔使ったアイオンネタを久しぶりに使ってみたけど、覚えてる人なんて居るかなぁ・・・?

知らない人のために補足しますと、彼の電気店の品物は少しの魔力を電力に変換出来る電化製品という設定です。


*1 節子、それ従業員やない、店長の兄弟や!