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Last-modified: 2013-11-06 (水) 21:23:45

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サラ「……何してるの?」
エフラム「うおっ!?サラ、いきなり背後に現れるのは止めろって言ったろ?」
セリカ「あ、あなた!?何しに来たの!?」
サラ「何って……兄様と遊ぼうと思っただけ。あなたに用があるわけじゃないから」
セリカ「……まあいいわ。私達、これからやることがあるの、今日は帰ってくれない?」
エフラム「これから魔物退治をするところでな、悪いがまた明日にしてくれないか」
サラ「ふうん……じゃあ私も手伝おっか?あの人よりは役に立つと思うし」
セリカ「……!?私が異教徒に後れを取るとでも言うの?いいわ、どっちが多く魔物を倒せるか勝負よ!」
サラ「……まあ、いいけど」

セリカ「はあ…はあ…これで、15匹目!!向こうは……?」
サラ「今ので大体24匹目かな、あら?ミラ教徒さん、ペースが落ちてるんじゃない?」
セリカ「あ、ありえない……魔物と戦い慣れてる私がここまで離されるなんて……何かおかしい……
     こっちが一手動く間に何手も動いてるとしか考えられない……」
エフラム「あいつはよく分からん能力をいくつも持ってるからな、俺も全部把握してるわけじゃないが」
サラ「もう諦めた?そろそろ飽きてきたし、ダブルスコアくらいで許してあげようかな……」
セリカ「な、なんの!まだこれからよ!」
エフラム「……俺、帰っていいか?」