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Last-modified: 2013-11-06 (水) 20:52:38

38 :邪悪なるエレミヤ様:2010/10/29(金) 17:11:18 ID:q6zVdLd+

流れ切ってすまん

いつだか話した悪いエレミヤ様投下する

あまりの邪悪さに気分を害したらスマソ

39 :邪悪なるエレミヤ様:2010/10/29(金) 17:12:18 ID:q6zVdLd+

ガーネフ「ふぉふぉふぉ…エレミヤよ…悪の限りをつくして紋章町を混乱に陥れるのじゃ…」

エレミヤ「ほほほほほ…心得ましたわガーネフ様…」
ガーネフ「特に憎き主人公どもを苦しめてやるのじゃよ」
エレミヤ「ふふふ…お任せくださいまし」

三日後 兄弟家の玄関

ビラク「うほっ誰かいるかい?」
エリンシア「あら最近ご近所に引っ越してきたビラクさん、ヘクトルちゃんなら学校ですよ?」
ビラク「へっきゅんがいないのは残念だが今日は別の用事なんだ。兄弟さんちの生ゴミが燃えないゴミの日に出されてたぜ?
    町会の決まり事だから守ってくれないと」
エリンシア「あら…変ですわねぇ…回覧板でゴミの日が変わったって…」
ビラク「あれ?他の家ではそんな通知もらってないぜ?とにかくゴミ袋は持ってきたから来週改めて出してくれ。
    ゴミ捨て場に置いとくわけにもいかないしな」
エリンシア「わざわざ申し訳ありません」

エレミヤ「ふふふ…ご近所の評判マイナスの上臭い生ゴミを保管しなければなりません…これで兄弟家の精神的ダメージ+15点ですわね」
クライネ「エレミヤ様…なんなんですかこの作戦は?」
エレミヤ「見ての通りよ。ゴミ回収の日に嘘情報を流して困らせてやったの…こんなに悪い事は無いわ。さらに…」
クライネ「ガム?」
エレミヤ「くっちゃくっちゃ…ぺっ」
クライネ「あっ!? ガムを道に吐いたっ!?」
エレミヤ「ほほほほほ、街の景観を破壊した上に踏んだ人は嫌な思いをするでしょう…さ、あなたもこのガムを噛んで吐くのよ」
クライネ「は…はい…くっちゃくっちゃ…」
エレミヤ「さらにさらにこのチョークで道に落書きを…っ!?」
リーフ「はぁはぁはぁ…お…おねいさんが捨てたガム…」
エレミヤ「な…なんてこと!?あの少年私達のガムを剥がそうとしているわ! さすが正義の主人公…道を綺麗にするつもりね!!!」
クライネ「あきらかにガムそのものを欲しがってますけどね」
エレミヤ「そうはさせませんよ。メティオ!」
クライネ「とりあえず私も…銀の弓!」
リーフ「アッー!コノヒトデナシー!…でも気持ちいい…」
エレミヤ「正義の味方には当然の末路ね。さ、次の悪事は…」
デギンハンザー「ばっかもーん!」
エレミヤ「あいたっ!?」
クライネ「エレミヤ様にゲンコツかましたあんたは近所の雷爺さん!?」
デギンハンザー「いい歳こいて悪ガキみたいな事をするでないわー!さっさと掃除せい!!!」
エレミヤ「だが断る!ほほほ掃除なんていい子のする事、この邪悪な私がすることでは…」

デギンハンザー(化身)「なにか言ったかのう?」
エレミヤ「…掃除します…」

エレミヤ宅

エレミヤ「無念にも雷じじいに邪魔をされてしまいましたわ…今度は竜王家の柿の木から柿を盗んでその罪を葉っぱ辺りに擦り付けてやりましょう。
     あの葉っぱなら誰にも信じてもらえませんわ。我ながらナイスアイディアほほほほほ」
クライネ「まぁ確かに拾い食いとか盗み食いとかやりそうですけど…」
エレミヤ「あっといけない!今週のアンパントマンの時間です、さ、今日もばいそんマンを応援しますよ」
クライネ(いい年こいたおばはんがアニメや特撮マニア…しかも毎回必死こいて悪役を応援するのってどうよ…
     どうせ負けるのに…)
エレミヤ「何か考えましたか?」
クライネ「いーえべつにー…がんばれーばいそんマーン…」
エレミヤ「声が小さいですよ?」
クライネ「がんばれーばいそんマーン!もっと悪さしろー!!!」
エレミヤ「その意気ですっ!あっあっアンパントパンチがきますわっ回避回避ーっ!!!」

ガーネフ「…ワシは人選を間違ったのかのう…」

終わり