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Last-modified: 2013-11-06 (水) 23:46:10

598 :ロリビッチ:2010/11/23(火) 22:15:06 ID:x8QDMvXQ

リーフ「GBAの支援システムかー」

ロイ 「うん。ずっと一緒に戦ってると好感度が上がって、支援イベントの後、相互に支援効果が得られるんだよ」
リーフ「ある意味聖戦の恋人システムの男女版みたいなもんか。いいなー」
ロイ 「あー、そっか。トラキアは固定なんだっけ」
リーフ「そう。あーあ、僕もそういうシステムだったらいろんなおねいさんたちとキャッキャウフフできたのに」
ロイ 「舌抜かれるよ、そういうこと言ってると……大体兄さん、そういう意味で言ったらモテモテだったじゃない?」
リーフ「モテモテ?」
ロイ 「そう。リーフ兄さんから支援効果もらえる人ってかなり多かった気が……」
リーフ「ハハハ……その代わりこっちは受けられないんだけどね。ぶっちゃけ一方的に何かを搾取されてるような感覚だったよ!」
ロイ 「い、いやなこと言うなあ……」
リーフ「まあでも、そうだね。そっちのシステムに当てはめるとすれば、延々とC支援がついてる感じかな。相手側だけに」
ロイ 「いやあ、こっちのシステム的にはA、BとかA、C、CとかC、B、Bとかの組み合わせしかないから、そういうのはあり得ないと思うけどね」
リーフ「まあその辺は紋章町の流儀に従ってクレイジー&フリーダムに……ん?」
ロイ 「? どうしたの?」
リーフ「い、いや……今、とても恐ろしいことを思いついて……サラ、サラ!」
サラ 「(ヒュン)呼んだ?」
ロイ 「うわっ、間髪入れずにリワープしてきた!?」
サラ 「フフフ、リーフのことは気に入ってるもの。呼ばれればすぐに飛んでくるわ」
リーフ「呼ばれなくても来るくせに……いや、そんなことは今はどうでもいい! サラ、ちょっと君のパラメーターを見せてくれないか!?」
サラ 「え、パラメーター? ……リーフ、ようやくわたしの魅力に」
リーフ「ああいや身体的なデータとかはどうでもいいから、ゲーム的な奴をね」
サラ 「……」
ロイ (あ、ちょっとムッとしてる)
サラ 「……好きにしたら」
リーフ「うん。そうする。ええと、力、技……違う、こっちのページじゃなくて、次の……ギャアアアアアアァァァァァッ!?」
ロイ 「うわ、吃驚した! ど、どうしたの兄さん、急に大声を……」

 と、ロイがサラのパラメーターを見てみると、

ロイ 「……『エフラム A、リーフ A』か。ハハハ、GBAのシステム的にはあり得ないけどサラさんらしいね」
リーフ「ち、違うよ、ロイ……!」
ロイ 「へ? 何が?」
リーフ「サラの支援欄……! さらに下にスクロールできる……!」
ロイ 「え、この下って……」

 と、ロイが支援欄をスクロールさせると、そこに書いてあったのは。

『ジオル A、ラング A、レヴィン A、トラバント A、ランゴバルド A、レプトール A、ブルーム A、シャガール A、ヴィガルド A、 ファード A、デズモント A、ブレンダン A(以下略)』

二人 「ギャアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!」
サラ 「ちょっと二人とも。うるさい」
ロイ 「うるさくもなるよ!」
リーフ「サ、サラ、いつの間にこんな……! どんだけ愛人作ってんの君は! 何人パパいるの一体!?」
ロイ 「っていうか一体どうやって……!」
サラ 「相手によってやり方は違うわ。罵ったり媚売ったり泣き真似したり。性格と立場を把握すれば楽なものね。
    そんなに驚く必要はないでしょう。相手によって武器を変えるなんてリーフだってやってることだわ」
リーフ「またそんな詭弁を……!」
サラ 「ああ大丈夫、心配しないで」
リーフ「な、なに……!?」
サラ 「支援Aと言ってもあくまで上っ面だけよ。身も心も許してないわ」
リーフ「なお悪いわ!」
サラ 「ついでに言うと支援効果受けるのはわたしだけで、向こうはむしろパラメーター下がるし」
リーフ「何と言う一方的な搾取……!」
ロイ 「もうシステムがどうのとかそういう問題じゃないね!」
サラ 「フフフ、でも安心して。リーフとエフラム兄様だけはそれなりに特別なつもりだから」
リーフ「サラ……その手で一体何人の男をたらしこんだ!?」
サラ 「リーフは今までに食べたパンの数を覚えているの?」
ロイ 「さすがビッチ!」