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Last-modified: 2013-11-06 (水) 23:58:16

23 :いつもの一日?1:2010/11/26(金) 23:56:33 ID:ix8twnL5

全員「いただきまーす!!」

エリウッド「毎日平和で健康にいい日々だね」
シグルド「仕事も順調すぎて恐いくらいさ、明日はディアドラとのデートだし私の人生順風満帆さ」
アイク「そうだな、体がなまってしまいそうだが平和が一番だ」
エフラム「うむ、お?ヘクトル、そのおかず少しもらっていいか?」
ヘクトル「いいぜ、最近減量しようかと思ってたからな」
マルス「ヘクトル兄さんが減量?これはひさしぶりの一大事だね姉さん」
リン「そうね、サカで走ればいいダイエットになるわよ」
ロイ「僕も手伝うよヘクトル兄さん」
エイリーク「相変わらずロイはヘクトル兄上に懐いていますね」
セリカ「ミカヤ姉さんは今日もゼルギウスさんの家でバイト?」
ミカヤ「サザも一緒に働いてくれて最近は順調よ」

リーフ「・・・・・・」
セリス「どうしたのリーフ?」
リーフ「なにか物足りないと言うか、足りないと言うか、お決まりの展開じゃないと言うか・・・」
アルム「気のせいじゃない?平和ボケだよきっと」
リーフ「そうかな・・・」

エリンシア「お弁当が出来ましたわーー」

アルム「学校の時間だね、それじゃ先に行くよ」
みんな「言ってらっしゃーい」

24 :いつもの日常?2:2010/11/26(金) 23:57:37 ID:ix8twnL5

帰宅中

今日はすごくいい一日だ
セリカ以外に挨拶してもらえたの初めてだし
友達にもすぐに気づいてもらえるし

アルム「・・・え?」

そうだ!リーフの言うとおりおかしいじゃないか!
僕がみんなにおはようの挨拶をしても全員気づいてくれた日なんてなかったのに
一体何が起こっているんだ?

アルム「・・・・・・・・・」
ユンヌ「何そんなところで突っ立てるのアルム」
アルム「うわッ!ユンヌか、びっくりしたー」
ユンヌ「失礼ね!それでどうしたの?こんなところで悩んで」
アルム「それがかくかくしかじかで・・・」
ユンヌ「あーー、それあたしが原因かも」
アルム「どういうこと?」
ユンヌ「ここ一週間ばかりミラちゃんと温泉旅行に出かけてて、それでアスタルテの秩序や安定が強まったのかも」
アルム「でもそれっていいことじゃ」
ユンヌ「おかしいと思わなかった?」
アルム「!?」
ユンヌ「秩序や安定だけだと世界はおかしくなってしまうの
    一方にだけ傾いてしまうのはとても不自然だから」
アルム「ユンヌは混沌ばかりを望んでるんじゃないの?」
ユンヌ「だからアスタルテがいるの
    おかげで紋章街をユンヌちゃん一色に染めれないじゃない」
アルム「ははは・・・」
ユンヌ「とにかくこのユンヌちゃんが帰ってきたからにはあっというまに紋章街をカオスワールドに戻してみせるわ!
    そうと決まれば、先に兄弟家に帰ってるわね!」
タッタッタッ・・・

それから家に帰るまで僕に気づいてくれる人はいなかった

25 :いつもの日常?3:2010/11/26(金) 23:58:59 ID:ix8twnL5

そして帰宅直後

アルム「ただ・・・」

ヘクトル「やるのか!このロリコン!」
エフラム「なんだと!このピザが!」
ロイ「加勢するよエフラム兄さん、一緒にピザ兄さんを倒そう!」

リン「あ・ん・た・はまた~~~!!」
マルス「痛い痛い姉さんそれ以上は首がアギャーー!」

エイリーク「ミカヤ姉上、一体何があったのですか?」
ミカヤ「騎士様が全身鎧を着た途端に売り上げが落ちて雇う余裕がないって申し訳なさそうに・・・」
セリス「ミカヤ姉さんならすぐに次の仕事も見つかるよ」

アイク「ふん!!」
リーフ「アーコノヒトデナシー」
エリウッド「また家計が・・・う!胃が痛い・・・・・・」
エリンシア「アイク!また壁を壊して、ぶっ飛ばして差し上げますわ!」

アルム「いま・・・みんな気づいてくれない、いつもどうりか」
セリカ「アルムおかえり、今日もお疲れ様」
アルム「セリカ・・・」
セリカ「アルム・・・」

シグルド「KINSHINは許さんぞーーーー!!」

アルム「・・・ははっ」
セリカ「どうしたのアルム?」
アルム「これが僕らの日常なんだと思ってさ」
セリカ「?」
シグルド「KINSHINは許さんぞーーーー!!」

おかえり、僕らの日常