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Last-modified: 2011-06-06 (月) 21:49:50

160 名前: リーフ少年のエロ様万歳 [sage] 投稿日: 2011/01/20(木) 21:03:44 ID:Aflj0FvU
~ リーフの部屋 ~

ミランダ「またアンタはこんなモン隠し持って!」
リーフ「あっやめて!燃やさないで!」
ナンナ「許せません…土下座して靴を舐めても許せません…」
リーフ「健全な青少年がエロ本読むことのどこがいけないのさーっ!」
ミランダ「ほれファイアー」
リーフ「アッー!?僕のお宝が!?」
ナンナ「まったく…どうしてこんなくだらないものを」
リーフ「くだらない…だと…(#^ω^)」
ミランダ「な…なによ…くだらないでしょうが…」
リーフ「君たちは人の宝を燃やしておいてあまつさえそれをくだらないと言うのかい?
    温厚な僕にも限度というものがあるよ…」
ナンナ「リーフ様?」
リーフ「正座!!!」
ミランダ「はわっ!?」
ナンナ(迫力におされてつい正座しちゃった…ティニーとサラがいれば逆にやりこめるとこなのに…)

※ 余談だがティニーは同人のイベント、サラはエフラム弄りで不在だったりする

リーフ「いいかい君達…思春期の少年がエロい事に興味があるのは至極自然な事なんだよ?
    それを理解しない君たちに今日は僕からエロの素晴らしさをレクチャーするよ…」
ミランダ「で…でもさ…」
リーフ「そこっ五月蝿いっ!黙って聞くっ!!!」
ミランダ「はひゃいっ!?」
ナンナ(うわぁ…リーフ様のこめかみに青筋浮いてる…まぁここは黙って聞いてみましょ)
リーフ「そもそもね。中学生くらいの男子になれば心も体も成長してきてエロに興味が出てくるのは自然。
    むしろ大人への成長の一環として必要な事なのさ。エロに興味が無いなんて不健全な事なんだよ。
    うちのアイク兄さんをみなよ。学生時代に修行にしか興味を持たなかった結果、
    女性にまったく興味を示さなくなってしまったじゃないか」
ミランダ「いや…あの人は一般人の枠組みに入らないというか…そもそもエロ本読む事が不健全…」
リーフ「それは女の子の発想だねっ!男友達ってのは時に猥談や下ネタでコミュニケーションを取ったりもするんだよ。
    まぁ女の子からみればそれが不潔に感じるんだろうけど…そこは男女の感性の違いなんだよ。
    男が立ち入れない女の領分があるように、女が立ち入れない男の領分もあるんだ。
    それにまったく興味ない方が不健全だって教えたばかりじゃないかっエロに興味が無いアイク兄さんみたいな大人ばっかりになったら人類は子孫が絶えて滅びるよ」
ナンナ(語りはいったわね…人間好きな物を語りだすと長いから…ミランダもいちいち反応せず適当に聞き流せばいいのに…)
ミランダ「でもでもっ!エロ本買っていいのは18歳以上なのよっ!アンタ未成年でしょうがっ!」
リーフ「18歳過ぎるまでエロにまったく触れない青少年のほうがよほど少ないよ。
    飲酒喫煙に比べりゃ可愛いものじゃないか。男子中学生が勇気を振り絞って初めてのエロ本を買おうとしているのを見かけるとね。
    僕は心が温かくなるよ。頑張れっレジはあとちょっとだっ勇気を出せっていつも胸の中で応援してる。
    そういう経験をしてみんな大人になっていくんだよ…
    褒められた事じゃないかもだけど、親教師の言う事ばかり遵守だけのつまらない人間でいいのかい?」
ミランダ「あ…あのねぇ…えーと…えーと…」
ナンナ(あーあ、すっかり圧されちゃって…真面目に取り合う事ないのに…)
リーフ「さらに言えばエロは世の中の役に立ってるんだよ?」
ミランダ「なんでよっ!?なにがどーなればそうなるのよっ!!!」
リーフ「人はエロDVDが見たいからDVDプレーヤーを買う。人はエロサイトが見たいがためにパソコンを買う。
    経済効果もあるってわけさ。さらにいえばパソコンを弄った事のないおじさんがエロサイト見たいがために
    必死になってパソコンやケータイの捜査を覚えるんだ…エロはエネルギーなんだ。あくなき向上心の源泉なんだよ…」
ミランダ「そっ…そんな向上心不純だわっ!動機が欲望まみれじゃない!」
リーフ「そうだよ、そのどこが悪いのさ?動機が欲望?いいじゃないか。
    お金が沢山欲しい、だから頑張って働く。人より出世したい。そのために自己研鑽して業績を上げる。
    欲望は向上心なんだ。それを否定して純な動機のみを求めるのは不自然だよ。欲望は…特にエロは僕たちを高める原動力にすらなる…
    もはやエロと呼び捨てにすることすら恐れ多いっボクは今日からエロをエロ様と呼ぶよっ!!!」
161 名前: リーフ少年のエロ様万歳 [sage] 投稿日: 2011/01/20(木) 21:04:27 ID:Aflj0FvU
ミランダ「あ~~う~~」
ナンナ(こういう時屁理屈をごねるのは相変わらずというか…)
リーフ「君たちはそんな僕にとって大切な宝物であるエロ本様を毎回毎回燃やしたんだよっ!
    それもエロ様への無理解からっ!!!
    いくら僕でもしまいにゃキレるよっ!!!!!」
ミランダ「ご……ごめん……」
ナンナ(サラが居れば十倍言い返して言いくるめ返したんだろうなぁ…)
リーフ「本当に詫びる気持ちがあるのかい?」
ミランダ「う…うん…」
リーフ「じゃあ弁償してね。燃えたエロ本様…これと同じ物を買ってきて」
ミランダ「ちょっと!?アンタ女の子にエロ本買わすつもりかいっ!?」
リーフ「君にもいい勉強になると思うよ?
    少年達がどんなプレッシャーに耐えてエロ本様を買っているのかわかればこんな酷い事はできないはずだよ」
ミランダ「な…ナンナからもなんか言ってやって…あれ…いない?」
リーフ「習い事があるとかってリワープしたよ」
ミランダ「ににに逃げやがったっあんちきしょおっ!?」
リーフ「さ、買うんだっ僕に弁償するんだっ!尊いエロ本様を手に入れるための試練を知るんだっ!!!」
ミランダ「わわわわかったからあんまりがぶりよらないでよっ!?/////」

~ 本屋 ~

リーフ「じゃあ僕は少し離れたとこから見てるからね。ファイト!」
ミランダ「う…うん…」
    (どうしてこうなった……)

リーフ(頑張るんだミランダ…エロ本コーナーの側をうろつくのは君にはハードルが高いだろうけど…
    これがエロ本様を手に入れるための試練の第一歩なんだ…)
ミランダ(う…うわぁ…このスレで詳しく言えない内容っぽい本が沢山…私が燃やしたのはアレね…
     おねいさん…ゴニョゴニョ…ね…//////)
リーフ(君の心理が手に取るようにわかる…周囲の目が気になるんだろう…だけど時間をかければますます気になるばかりだ。
    サッと取ってチャッチャとレジに向かえば周りは思ってるほど気にしないものなんだっ…頑張れっ勇気を出して踏み出すんだ!)
ミランダ(う…うー…なんか…他の人らの視線がこっちに向いてるような…気…気のせいよね…あぅあぅ…)
リーフ(行くんだミランダッ!君は出来る娘だっGO!)
ミランダ(え、ええいままよっ!!!)

サッ!

リーフ(よしっ!あとはそのままレジへ…)
ミランダ(行くのみっ!さっさとすまし…)

チラッ!

リーフ(それでレジは…あれはっマリータっ!?)
マリータ「暇なバイトやわぁ…ふわぁ…」
リーフ(僕なら気にせず買うけど…同級生相手にエロ本買うのは初心者にはハードルが高いかな…)
ミランダ(ちょ…ちょっとぉ!…む…無理よぉ…こんなモン買ったなんて知られたくないよぉ…)
リーフ(ミランダ…やっぱり冷や汗をかいて硬直してる…しょうがない…)
   「ミランダ…君はよく頑張ったよ…後は僕に任せるといいよ。さ、本を渡して。
    そこの物陰で見てなよ。ベテランの買い方をさ…」キリッ
ミランダ「リ…リーフ…」
   (や…やだ…なんか凛々しい…この馬鹿こんな顔もするんだ…/////)
162 名前: リーフ少年のエロ様万歳 [sage] 投稿日: 2011/01/20(木) 21:05:26 ID:Aflj0FvU
スタスタ…

ミランダ(ま…まったく迷わずレジにまっすぐに…)
マリータ「ほい毎度ど~も…って葉っぱの兄やんやあらへんか?」
リーフ「やあバイトかい?」
マリータ「そや、時給はさしてでぇへんけど楽な仕事やねん。ほんで何買うてくねん?」
リーフ「おねいさん教師放課後のイケナイ授業さっ!」
ミランダ(堂々と胸を張って…こ…これでエロ本を買ってる場面じゃなきゃかっこいいのに…)
マリータ「葉っぱやんもこりへんなぁ…またナンナ達に燃やされるんちゃう?」
リーフ「エロ様は何度でも蘇るさっ!!!」
マリータ「まぁええけどな。540Gや」
リーフ「それじゃ札で」
マリータ「はいな。460Gのお返しやで。毎度おおきに~」
リーフ「うん、バイト頑張ってねーじゃーねー」

~ 店の外 ~

リーフ「…ってな感じさ。こそこそしたり照れが入ったりあまつさえ帽子やサングラスで誤魔化すなんて下の下。
    堂々と買ったほうが恥ずかしくもないし周囲も逆に変な目でみたりしないもんだよ」
ミランダ「……うー…思い出したらすっごい恥ずかしくなってきた…//////」
リーフ「大丈夫大丈夫、最初はみんなそうだからさ。少しずつ場数を踏んで慣れていくんだよ。
    わからない事があったらなんでも僕に聞いて」
   (魅惑の葉っぱスマイル)
ミランダ(こ…こーゆーくだらない事で自信満々にいい笑顔を…それに照れ入る自分もやだ…/////)
リーフ「エロ様の道も最初の第一歩だよ。僕と一緒に歩んでいこう…」
ミランダ「あぅあぅあ……//////」
    (どうしよう…ツッコまなきゃなんないのに言葉がでない…///)

こうしてリーフのエロ本様はちょっとだけ燃やされなくなったらしい…
が、四人そろうとカリスマ支援で強化された四人娘に結局燃やされてしまうのでした。

終わり