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Last-modified: 2011-06-02 (木) 20:58:35

219 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/03/15(火) 00:15:52.67 ID:Wt0TsKVf
ワユ「いやー来ちゃったね、ホワイトデー」
ミスト「うん…お兄ちゃんからのお返し、期待しても良いのかな?」
イレース「…義理堅い人ですから、何もないってことは無いと思います」
ワユ「お、噂をすればだよ。おはよー大将!」
アイク「ああ、おはよう。ちょうどいいところに、ほら、ホワイトデーのお返しだ」
ワユ「あ、ありがと…って何この袋、妙に大きいけど」
ミスト「しかも結構重いよ…何だろう」
イレース「これは…お肉ですか?」
アイク「ああ、俺はこういうときにどういう物を贈っていいのかよくわからないからな。
     自分がもらって嬉しいものを贈ることにした。ちょっと遠出して竜の肉を獲ってきたんだ。
     保冷剤も入れてあるから、安心して持ち帰ってくれ」
ワユ「うん…まあ、嬉しいんだけど」
ミスト「なんというか…」
イレース「…らしいですね」
アイク「ん、気に入らなかったか?レテは喜んでくれたが」
ワユ「確かに獣牙の人は嬉しいと思うけど…」
ミスト「他のことを期待してて微妙な表情をしてるレテさんの顔が浮かんでくるよ…」
アイク「じゃあ俺はこれから他の奴らに渡してくる。急がないと鮮度が落ちるからな」

ワユ「…行っちゃった」
ミスト「…どれくらいあるんだろうこれ。何グラム、じゃなくて何キロあるんだろ…」
イレース「…せっかくアイクさんが用意してくれたんですから。有難くいただきましょう」
ワユ「まあそうだけど、これ食べきれるの?」
ミスト「私は自分で食べなくても、お兄ちゃんにこれでお弁当作ってあげたりすればいいし」
ワユ「いいなー料理できる人は。私はどうしよ…」
イレース「食べきれないなら私に下さ」
ワユ「ダメ」
イレース「……残念です」