34-326

Last-modified: 2011-06-02 (木) 21:13:19

326 名前: 今日は二人きり前編 投稿日: 2011/04/04(月) 03:15:52.95 ID:mAAoz3ne
エリウッド「あぁ、今日は平和だなー」
リーフ「開始早々なに王子オーラ出しながら年寄り発言してんすか兄さん」
エリウッド「年寄りはひどいと思うよリーフ。でもほんとに今日は蝶サイコー
      な日だ。仕事持ち三人組は帰り遅いし、エリンシア姉さんは
      ルキノさんと出かけたし、ヘクトルはマシュー達と遊びに行った
      し、エフラムとセリスは竜王家に、リンはフロリーナと
      遊びに行って、KINSIN組はバレンシアに行き、マルスとロイは
      GFとデートに。事件は起きなさそうだしね。」
リーフ「それでも事件を起こすのが兄弟家だけどね。」
エリウッド「言わないでくれリーフ!僕にも希望を持たせてくれ!」
リーフ ピキーン!!「まてよ!!皆いないという事はブツブツ・・・・
    このひとでなしーな事にならない!!YATTAー!!YATTAー!!」
「ただいまー」
エリ・葉「「え」」
リン「はー。ん?どうしたの?変な顔して」
エリ・葉「「何だ、リン(姉さん)か。良かった。」
リン「どうしたの?二人共??」
エリウッド「実はカク力クシカジ力」
リン「なるほどね」
リーフ「リン姉さんは?」
リン「実はフロリーナが風邪ひいて・・ってリーフは?」
エリウッド「あれ?いない。」
「「まさか!!」」
リーフ「ヒャッホーーウ!!待っててお姉さーーーーーん!」
エリウッド「くそ!!手遅れだっだ!」
アーーーーコノヒトデ・・・
リン「大丈夫みたいね」
エリウッド「そうこうしてたらもう昼だ。ご飯にしよう」
リン「冷蔵庫の中身は、と・・・これは見事に」
エリウッド「肉だらけ・・・」
リン「アルムの野菜とってきましょ」

リン「さてと!じゃカレーでも作りましょ!」
エリウッド「じゃあ最速・・」
リン「あ、私が作るから任せて!!」
エリウッド「分かった」

リン「どう?」
エリウッド「うん。美味しいよ。」
リン「良かった!あんまり自信なくって」
エリウッド「何でだい?リンの料理は本当に美味しいよ。ずっと
      食べていたいぐらいだ。」
リン「え、エリウッド!?何を」
エリウッド「?僕なにか変な事言ったかい?」
リン「い、いえ何も・・(エリウッドも天然な所があるのね)」
エリウッド「???」

331 名前: 今日は二人きり後編 投稿日: 2011/04/04(月) 14:43:06.80 ID:mAAoz3ne
         夕方
エリウッド「それにしても今日は全ったく胃が痛まないな。」
リン「エリウッドが胃を痛めないなんて、今日は世紀末署長や狂王が暴れて
   この町が無くなるかしら。」
エリウッド「それは僕に毎日胃を痛めろと言ってるのかい?」
リン「そういうことじゃなくて、それ程めずらしいってことよ。」
エリウッド「そういうことか。でも皆暴れないのは僕にとってはうれしいよ」
      夜
リン「遅いわねぇ。」
エリウッド「兄さん達はともかく弟妹達が遅いのは心配だな。」
「「「「ただいまー」」」」
リン「帰ってきたわよ!」
エリウッド「良かった。」
シグルド「いい匂いがするな。」
アイク「腹へった。」
エリウッド「あれ?兄さん達今日は遅くなるんじゃなかったの?」
シグルド「思いの他速く終わってな。それよりお前達!近親はしてない
     だろうな!?」
リン「し、してないわよー」(目が泳ぐ)
シグルド「そうか。」
アイク「腹へった。」
エリンシア「今日はシチューですね。」
リン「私がつくったの!」
アイク「肉があるなら何でもいい。」
リーフ「全ったく死ぬかと思った。」
エリウッド「あれ?帰ってきたのこれだけ?」
シグルド「そうだが??」
エリウッド「まさか人様に迷惑を、うっ!胃が・・・」
リン「はい」
つ「胃薬」
エリウッド「ありがとう。いつもすまない・・」
リン「気にしないで。私がすきでやってるんだもの。」
エリウッド「リン?・・」
リン「えっあ、その・・・///」
シグルド「そこー!夫婦漫才しない!いい雰囲気出さない!!兄さんは
     許さんぞ!!!」
ワーワーギャーギャーコノヒトデナシー
エリウッド「結局またいつもの我が家か。」
リン「このいつもの我が家だから良いんじゃないの?」
エリウッド「全ったくだね。」

リーフ「今日は二回もひどい目にあったよ!!でももうこれ以上は無いはず・・」
サラ「二度あることは三度ある・・クス」
リーフ「・・・このひとでなしー」