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Last-modified: 2011-06-01 (水) 19:48:17

49 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/02/26(土) 21:32:01.44 ID:GHJsgX7+
ミランダ「でも実際あんたも凄いわよね」
サラ「何が?」
ミランダ「自由奔放っていうか何て言うか……やりたい放題じゃない」
サラ「そうでもないわ。リーフもエフラム兄様も未だに愛人契約結んでくれないし……」
ミランダ「自由かどうかの基準がそこってどうなのよ」
サラ「重要なことよ、わたしにとっては」
ミランダ「はぁー……しかしあれね」
サラ「なに?」
ミランダ「あんたそんだけ好き勝手やってるんだし、怖い物なんて一つもないんでしょうね」
サラ「……あるわ」
ミランダ「え、本当に?」
サラ「うん。……内緒にしてくれるのなら教えてあげてもいいけど」
ミランダ「するする。で、何が怖いわけ?」
サラ「……エリンシアさん」
ミランダ「……エリンシアさんって、あのリーフのお姉さんの?」
サラ「そう」
ミランダ「でもあの人いつもニコニコしてるしわたしたちがワープで不法侵入しても怒らないし……怖いって感じはしないけど」
サラ「だけど、前一回本気で怒らせたことがあって……」
ミランダ「……どうなったの?」
サラ「……おしりペンペンされた……」
ミランダ「……」
サラ「……その後一週間ぐらいお尻がヒリヒリして座ってられなかった……」
ミランダ「そ、そうなんだ……」
サラ「慈悲持ちマジ怖い……(ガクガクブルブル)」
ミランダ「なるほど、意外な弱点ね……と言ってもエリンシアさんが怒ることなんて滅多になさそうだし、
     やっぱり弱点なしにひとしいわね……」
サラ「……でも何より怖かったのは……」
ミランダ「怖かったのは?」
サラ「そのときちょっと目覚めそ」
ミランダ「やめて」