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Last-modified: 2011-06-05 (日) 23:29:28

512 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/04/16(土) 22:39:54.13 ID:7qJgr5Nr
ロイ   「…僕いつも思ってたんだけどさぁ」
アイク  「何だ、ロイ?」
ロイ   「アイク兄さんってどうしてあんなに強いの?
      確か修行の旅に出る前は、ヘクトル兄さんやエフラム兄さんに五分五分程度だったのに…」
セリス  「僕もその事については気になってたんだ」
アイク  「…修行の成果、と言っておく」
ミカヤ  「そういえば内容は私も聞いてなかったわ」
エリンシア「どうかお聞かせ願えませんか?」
家族一同 (wktk)
アイク  「しょうがないな…
      ……俺は3年の修行の旅で、様々な師匠に教えを受け、その者達にみっちり鍛えられた」
513 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/04/16(土) 22:40:15.37 ID:7qJgr5Nr
???様 「ふんっ!」
アイク  「ぐが…ああッ…!これがア、アンタの最強技のい、威力か…」
???様 「今のはメラゾーマではない…メラだ」
アイク  「!?」
???様 「アイクよ…余みたく力が有る者は、常に余裕を持たなければならん。
      『焦り』は状況を判断する目を曇らせ、死に急がせる…
      強さは確かに大事だが、この事を…常に肝に銘じておくがいい」
アイク  「…は…はい!」

アイク  「……師匠」
???? 「何だ?」
アイク  「アンタの弟子になって早一ヶ月…やった事といえば、山登りや精神統一、滝登り位…
      本当に俺に稽古をつけt」
???? 「この馬鹿弟子がぁぁぁっ!!つ『鉄拳』」
アイク  「グお!?」
???? 「今まで貴様がやってきた事は、自然を知る事に等しい…
      一時期は人間は地球環境を滅ぼす害悪と認識した事もあったが、
      最終的に人間もその一部なのだと教えられた…この修行は、それを理解する為にある!」
アイク  「!!……俺が間違っていた。申しわけない、師匠!」
???? 「ふんっ………見よ!東方は赤く燃えている!!あの太陽に向かって走るぞ!」
アイク  「はい!」

アイク  「…うっ…ぐぅ…み、身がもたんな…」
???  「あのねぇ…どうしちゃったのかな。頑張ってるの分かるけど、これって遊びじゃないんだよ。
      ねぇ…私のやってる事、私との訓練、そんなに間違ってる?少し、頭冷やそうか」
???? 「さ、流石にやりすぎじゃあ…」
アイク  「…んっ…これでいい。俺は強くならないといけない。俺には…護りたいもの…
      そして己の限界まで行きたいという夢が有るからな。
      アンタ達とこういう事をしてると、経験を積んでる自分が実感出来る…だが、まだ先はある。
      だから後少しだけ俺を見守ってくれないか、頼む」
???? 「!……///」
???  「!……///」
アイク  (?)
???  「わ、分かったわ…ここからはもっと激しく行くわね」
???? 「私も混ぜて下さい。親友だけに美味しい思いはさせられませんもん」
アイク  「い、いや流石に二人相手は……うおおお!!?」

?????「貴方がアイクね。言っておくけど私が先生となったからには、おふざけは許さないわよ」
アイク  「?…それはどういうだ、先せ」
?????「口答え禁止ーーー!!!(突進」
アイク  「ぐはっ!?(吐血」
     (み、見えん速さで突っ込んで来た…!不敬な事は言ってないはずだが…
      …それはそうと、どんなに恐ろしい攻撃だろうと当たればどうという事は無い…か
      つまり、これは先生の全力の攻撃を避け続け、持久力と回避力を鍛える修行…!
      見た目は人には見えん……だが、これ程の修行を考え付くとは、流石だな)
?????「ソフ○ン様こそが正義!何故なら私は魚雷だから!」
アイク  「……誰?」
514 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/04/16(土) 22:41:41.17 ID:7qJgr5Nr
アイク以外「「「( ゚Д゚)…     (゚Д゚)」」」
アイク  「こっち見んな」
エイリーク「ア、アイク兄上の強さの片鱗がよく分かったような気がします…
      …それはそうと、ちょっと3番目の師匠に弟子入りしてくる」
エフラム 「やめるんだエイリーク、早まるな!」
ヘクトル 「俺なぁ、修行の内容によっては似た様なもんやろうかと思ったが、やっぱやめとくわ」
エリンシア「勉強をサボる口実にするならぶっ飛ばして差し上げますわ!!」
ヘクトル 「アッー!」
マルス  「アイク兄さんマジパネェっすwwwwww」
セリス  「…あれ、リーフ兄さんは?」
シグルド 「自分が噴出した鼻血の水溜りに浮いてるぞ」
リーフ  「わっふるわっふるわっふるわっふるわっふるわっふ(ry」
アイク  「…皆が皆、素晴らしい師匠達だった…。
      あの人達の教えがあったからこそ、今の俺が居る。本当に感謝してもしきれんな」

ミカヤ  「…アイク」
アイク  「?」
ミカヤ  「悪い事は言わないから、人間をやめなさい」
アイク  「!?」

糸色 了