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Last-modified: 2011-05-30 (月) 21:34:12

219 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/05/20(金) 01:17:54.16 ID:jc2LzcKN
サラ「盗聴は良い手とは言えないわね。聞かれて喜ぶ人はいないし、何より進展が無いわ」
サナキ「し、しかしのう……何もしないわけには」
サラ「鈍いタイプには積極的に行かないと駄目よ。例えば、リワープで部屋に乗り込むとか。
    大丈夫、最初は驚かれるけどそのうち『ああまた来たのか、まあゆっくりしていけ』ってなるから」
エフラム「……兄上の知り合いにあんまり変なことを吹き込むなよ。大体それはお前がやったことだろ」
サナキ「そ、そんな真似が出来るか!……恥ずかしいではないか」
サラ「……じゃあ、その人はどんなのがタイプなの?まずそこから始めないと。兄様くらい分かりやすかったらいいんだけど」
エフラム「一度俺がどういう評価をされているのかじっくり聞いてみたいんだが」
サナキ「……タイプ……そ、そうか!」

サナキ「今までアイクのフラクラっぷりに圧倒されるばかりで基本的なことを疎かにしておったとは……。
     アイクの嫁になるためにはまずアイクの好みを知らねばならぬ!なぜこんな簡単なことに気付かなかったのか……。
     シグルーン!『火消し』に連絡を取れ!アイクがどんな女が好みか調べさせるのじゃ!
     今までは散々じゃったが、これからがアイクの嫁になるための真のたたか…………どうした?」
シグルーン「その……大変申し上げにくいのですが」
タニス「以前、我々がサナキ様のために同様の依頼を『火消し』に頼んだのですが……」
シグルーン「……国家予算に匹敵する金額の報酬を要求されまして」
サナキ「な、何!?……確か、『火消し』は依頼の難易度で報酬を決めるはずであるな……とすると」
タニス「……それを調べ上げるのはそれほど困難な仕事かと」
シグルーン「本当に色々な意味で規格外な方ですわ……」