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Last-modified: 2011-05-30 (月) 21:58:26

25 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/05/11(水) 01:48:39.81 ID:nwUIeK3X
リーフ「……ただいまー……」
セリス「うわぁ! どうしたのリーフ、ボロボロじゃないか!」
マルス「要するにいつもの状態ってことだね」
リン「あんたは黙ってなさい」
ミカヤ「治療するわねー」

リン「……で。実際どうしたの、リーフ。今日はいつもの五割増しぐらい酷いわね」
マルス「おねいさん絡みでナンナたちに怒られたに100G」
アルム「兄さんそれ賭けになってないよ」
ロイ「確定扱いは酷いと思うよ。僕は普通に歩いてたらメティオとか衝撃波とかに潰されたに10Gね」
リン「あんたも十分酷いからね、ロイ」
リーフ「……残念ながら、そのどちらでもないんだ」
ロイ「え、マジで!?」
マルス「じゃあ一体……?」
リーフ「うん……実は、アイク兄さんの修行に巻き込まれて……」
ロイ「ああ。そりゃ死ぬね」
リン「災難だったわね」
リーフ「しかも、今日は対戦相手も凄くてさ」
マルス「誰?」
ロイ「アシュナードさんとか?」
リーフ「んー……いや、知らない人だったよ。なんかボロボロのマントに赤いバンダナの人でさ」
ロイ「誰だろ……?」
リーフ「さあ。っていうかそもそも通りすがりに引きずりまわされてる内に、知らない場所に行っちゃっててさ。なんとか高地とかっていう」
リン「外国かしらね……? それにしても兄さん一体どこまで……」
リーフ「走って海渡ってたところまでは覚えてるよ。で、その後目を覚ましたら、兄さんとその人が戦ってて、巻き込まれないように必死に逃げ回って」
セリス「そんな凄い戦いだったんだ」
リーフ「ああ。もう凄かったよ。なんかね、その人指パッチンして巨大ロボット呼ぶの」
マルス「……は?」
リーフ「しかもアイク兄さんも『かなり……やる』とか言って本気で戦うしさ」
ロイ「……」
リーフ「最後は相打ちになったんだけどさ。そしたらなんか隙を見計らったかのように周辺から鬼みたいな巨大ロボットがワラワラ出てきて」
リン「……」
リーフ「もうその人のロボット壊れてたんだけど、そんなの関係ねえとばかりに素手でロボット倒すし。兄さんもそれ見て闘志燃やしてラグネルでロボット叩き切るし」
アルム「……」
リーフ「で、最後は『邪魔が入ったらからもう一回な』みたいな感じで、ラグネル持ったアイク兄さんと錆びた刀持ったその人の最終決戦……
    って、ちょっとみんな、どこ行くのさ!?」
マルス「付き合ってられないよ」
ロイ「いくらなんでもそんな馬鹿な話が」
リン「もうちょっと現実的にしなさいよ。巨大ロボットとか……子供じゃないんだから」
アルム「海走ってたところぐらいまでは信じられたのにさ。もう興ざめっていうか」
セリス「リーフ、嘘は良くないと思うな」
リーフ「ちょ、まっ……ほ、本当なんだってばーっ!」

アイク「……世の中にはまだまだ凄い奴がいるものだ。次は是非とも奴の町とやらに遠征したいもんだな」