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Last-modified: 2011-05-30 (月) 21:24:52

275 名前: ユリウスとユリアが泊まりに来たら [sage] 投稿日: 2011/05/23(月) 23:13:13.73 ID:wt/bg+UR
 ~夕食後~

ユリウス 「ごちそうさまでした……」
セリス  「ユリウス、大丈夫?」
ユリウス 「……あの三人の食いっぷりを見てたらちょっと具合が悪い……」
アイク  「む……今日は客が来るというから控えめにしたんだが」
ヘクトル 「ああ。ちょっと物足りないよな」
エフラム 「まったくだ」
ユリウス 「マジか……大喰らいの竜族でもあそこまでは食わないぞ……」
セリス  「凄いよねえ。僕もあのぐらい食べられたら、もうちょっと男らしい体型になれるかな」
ユリウス 「……!! いや、別に今のままでもいいんじゃないのか。そんな貧弱ってわけでもないだろ」
セリス  「そうかなあ……でもよく女の子に間違われるし、やっぱりもうちょっと筋肉が欲しいよ」
ユリウス 「それは別に筋肉とか体型とかの問題じゃないと思うけど……」
マルス  「しかしよく考えてみて下さいよユリウスニーサン」
ユリウス 「誰がニーサンだ誰が……で、何が?」
マルス  「……むっちり体型のセリス兄さん」
ユリウス 「……ッ! って何を想像させるんだ、何を!」
ユリア  「……ユリウス兄様?」
ユリウス 「(ビクゥッ!)ななな、なにかなユリア、目が冷たいよぅ!?」
ユリア  「今、何か不埒な想像を……」
ユリウス 「し、してない、してないって!」
ユリア  「そうですか。それならよろしいのですけど」
セリス  「あ、ユリア。洗い物とか終わったんだ」
ユリア  「はい、セリス様」
リン   「ごめんねー、手伝わせちゃって」
エリンシア「助かったわ、ユリアちゃん」
ユリア  「いえ、泊めて頂くのですからこのぐらいは……」
ミカヤ  「学校の宿題一緒にやるのよね。頑張ってね、手伝えないけど……」
アルム  「お風呂湧いたよー」
セリカ  「女の子から入ってねー」
エリンシア「はーい。それじゃあ最初にお湯頂くわね」
マルス  「はいどうぞ、ごゆっくり」
アイク  「よし、じゃあ俺たちの番が来るまで庭で訓練するか」
エフラム 「そうだな」
ヘクトル 「お前も付き合えよ!」
ユリウス 「は!? どうして僕が!?」
アイク  「暗黒竜が相手か……いい訓練になりそうだ」
エフラム 「歯ごたえがありそうだな」
ユリウス 「有無を言わさず付き合わされる流れだし……!」
セリス  「頑張ってね、ユリウス!」
マルス  「ニーサンのちょっといいとこ見てみたい!」
リーフ  「いよっ!」
ユリウス 「っ……ええい、やったらぁ!」

リン   「あ。夕食後の手合わせが始まったみたいね」
エリンシア「ユリウス君は元気ねえ」
ユリア  「いえ……馬鹿なだけですから。……あら?」
セリカ  「? どうかしました?」
ユリア  「……あ、いえ。大丈夫です。一瞬違和感があっただけで……」
エイリーク「……?」
276 名前: ユリウスとユリアが泊まりに来たら [sage] 投稿日: 2011/05/23(月) 23:16:20.89 ID:wt/bg+UR
ユリウス 「うう……酷い目にあった……」
マルス  「お疲れ様です、ニーサン」
ユリウス 「だからニーサンはやめろと……まったく」
リーフ  「いやでも実際凄いよユリウス。あの三人相手に三分持ちこたえるなんて」
ユリウス 「……攻撃力半減させてるはずなのに思い切りダメージ与えてくるんだからな……」
アイク  「いや、いい手合わせだった」
エフラム 「ああ。いろいろと参考になった」
ヘクトル 「今度はガチでやろうぜ」
ユリウス 「勘弁してくれ……」
セリス  「ユリウスお疲れ様。はい、タオル」
ユリウス 「ああ、悪い……って、え?」
セリス  「? どうしたの?」
ユリウス 「いや……あれ? もう風呂から上がったのか、お前?」
セリス  「? ううん、まだ入ってないよ」
ユリウス 「……別なのか?」
セリス  「なにが……ああ、うちのお風呂は女性陣5人で入ったあとに男性陣10人で入るんだよ」
ロイ   「それなりに広いけど、さすがに10人も入れば芋洗い状態なんだよね……」
エフラム 「どこかのデブのせいでよくエリウッドが潰されそうになってるしな」
エリウッド「最近は上手く避けられるようになってきたら大丈夫だよ」
ヘクトル 「エリウッド……それフォローになってねえよ……」
ユリウス 「いや……だったらなんでセリスがここにいるんだ?」
セリス  「……? よく分からないよ、ユリウス」
ユリウス 「だから……」
ミカヤ  「上がったわよー」
エリンシア「お待たせしましたー」
ユリア  「……」
リン   「……ユリア、さっきからどうしてわたしの方を恨めしげな目で……」
エイリーク「……強く生きていきましょうね、ユリアさん」
ユリア  「はい、エイリークネーサン!」
セリカ  「友情って素晴らしいわね……」
シグルド 「よし、では我々も入るとしようか」
アルム  「だね」
ヘクトル 「いい汗流したあとはやっぱり風呂だよな!」
リン   (汗くさ……今日も洗濯が大変そうだわ……」
マルス  「じゃあ行こうか」
リーフ  「そうだね」
セリス  「うん、行こう行こう」
ユリウス 「って、ちょっと待て!」
セリス  「え、なに?」
ユリウス 「せ、セリスも一緒に入るのか……!?」
セリス  「そうだよ?」
ユリウス 「そ、それはまずいだろ! 女・男・セリスに分けないと……!」
ロイ   「ユリウスさん落ち着いて。いろんな意味で」
マルス  「まあまあニーサン、とりあえず入りましょう、ね」
ユリウス 「だ、だからまずい、まずいってばー!」

ミカヤ  「……ええと、大変ね、いろんな意味で……」
ユリア  「大丈夫です。後でシメておきますので」
リン   (目が笑ってない……)

 「やめろっ、胸と股間を泡で隠すな、背中を流すなーっ!」

ミカヤ  「……大変ね、本当……」
ユリア  「お気づかいありがとうございます……」
エリンシア(……セリスちゃんとユリウスちゃん、相部屋にしちゃったけど大丈夫かしら……)