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Last-modified: 2011-05-30 (月) 21:17:31

332 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/05/27(金) 13:53:03.32 ID:ejZaTEcD
ロイ「ねぇ、姉さん」
エイリーク「はい、どうしたのロイ?」
ロイ「聞きたいことがあるんだけどいいかな?」
エイリーク「ええ、いいわよ」
ロイ「あのさ、もし、もしもだよ、姉さんたちが結婚したらさ
みんな・・・、みんな家から出て行っちゃうのかな?」
エイリーク「えっ?・・・、そうね、今まで考えた事無かったわ
そうなるのかもしれないわね・・・」
マルス「ロイ、大丈夫だよ。一人だけ絶対結婚出来ない人がいるから!!」
リン「ねぇ、マルス、それって誰の事言ってるのかしら?」
マルス「ち、違うって、リン姉さんの事じゃないよ!!いくら何でも被害妄想強すぎるよ!!
それにいざとなったらリン姉さんの面倒は僕が・・・、あ・・・」
リン「・・・へっ?」
ヘクトル「シーダが泣くな、その台詞は」
エリウッド「久しぶりにティルフィングを使う時が来たの、か?・・・」
ロイ「ち、違うんじゃない、かな?
それよりもさ、ずっと気になってたんだ、その事って・・・」
エリンシア「でも、どうして急にそんな事聞く気になったの?」

333 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/05/27(金) 13:54:44.87 ID:ejZaTEcD
ロイ「うん、あのさ、確か三ヶ月位前だったと思うけど
東の国で大きな地震があったでしょ?」
エフラム「ああ、今でも、問題になってるみたいだな」
「そう、それで思ったんだ
『当たり前』だと思ってる事って、全然『当たり前』じゃなかったんだなって・・・
地震より、姉さんたちが結婚する可能性の方がずっと高いでしょ?」
エフラム「まぁ、そうだな」
ロイ「だから、いつか言いたくても、言えなくなる時が来るかもしれないから
今のうちに、みんなに言っておくね」
セリス「何を?」
ロイ「兄さん、姉さん、今までずっと可愛がってくれてありがとう
後、これからも宜しくお願いします」

334 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/05/27(金) 13:56:43.31 ID:ejZaTEcD
他兄弟姉妹全員「・・・」
ロイ「あ、あれ?僕、変な事言ったかな・・・」
他兄弟姉妹全員「「「「「「「「「「「「「「ロイー!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」」」
ミカヤ「うう・・・、今まで生きてきて本当に良かったわ」
シグルド「全ての苦労が報われるな」
エリンシア「今日の晩御飯はロイの好きなものだけ!
異論がある人はぶっ飛ばして差し上げますわ!」
アイク「・・・(感動の余りラグネルを振り回している)」
エリウッド「もし息子が出来たなら、ロイの様な息子が欲しい」
ヘクトル「へ、お前にそんな感謝されてるとはな!」
エフラム「そんなに良い兄だった覚えは無いが・・・、嬉しいもんだな」
エイリーク「・・・(涙が止まらない)」
リン「家族を大切にする!それがサカの掟!!
ロイが弟で本当に良かったわ、どっかの誰かさんと違ってね!」
マルス「これだから天然はイヤなんだ・・・」
アルム「セリカ・・・」
セリカ「アルム・・・」
セリス「ロイ、これからも宜しくね!!」
シグルド「今度こそ確かに禁SINの匂いが・・・」
リーフ「き、気のせいだよ!兄さん!
えーと、ロイ、今まで女ったらしだと思っててゴメン」
335 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/05/27(金) 13:59:29.15 ID:ejZaTEcD
数時間後・・・
エリンシア「さぁ、ご飯が出来たわよ!好きなだけ食べなさい!」
ロイ「う、うん、でもいいのかな?僕だけこんなに豪華で・・・」
アイク「良いに決まってる、俺はお前の言葉で強くなれた
今ならどんな奴が現れても負ける気がせんな」
リーフ「兄さんは最初から誰が来ても負けないんじゃ・・・」
ロイ「あ、あのさ、一ついいかな?」
ミカヤ「うん、なあに?」
ロイ「あのさ、みんなに感謝してるのは本当なんだけど
一つだけ訂正したい事があるんだ」
ヘクトル「へぇ~、何だよ、怒らねーから言ってみ」
ロイ「僕、ヘクトル兄さんにだけは感謝してないから、いや、マジで」
家族「・・・」
ヘクトル「てめぇぇぇぇーーーーーーーーーーー!!!」