36-319

Last-modified: 2012-08-21 (火) 19:59:04

セネリオ「魔法が使いたい?あなたがですか?」
アイク「ああ。折角カンストしたんだから試してみたい」
セネリオ「メタ自重。それに僕の専門は風魔法、全魔法中でもかなり低い威力の魔法ですよ。イレースに聞いた方が良いんじゃないですか?」
アイク「いや……何か面倒なことになる気がしてな。それに風なら起こせる気がするんだ」
セネリオ「……それってまさか……」

アイク、ラグネルを鞘から抜く

セネリオ「それは確かに風ですが魔力はさらさら関係ないでしょう。また損害が増えるからやめてください」
アイク「いや……そうじゃない」

アイクがラグネルを振ると、猛烈な旋風が巻き起こり工務店の出入口からどこかへ飛んでいった。
普段の衝撃波とは異質なその風魔法にセネリオは眉をしかめる。

アイク「ソニックソードを使った時の感覚をトレスしてなんとなく魔力を上乗せしてみた」
セネリオ「どういう原理で動いているんですかあなたの体は……」
アイク「ちなみに飛行特効だ」

遠くで男性恐怖症気味の天馬騎士にその風が当たり、墜落して兄弟家の一人に当たったとか当たらなかったとか……
そして彼の姉妹が参戦してトライアングルな自体に発展するかもしれないがそれはまた別の話。