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Last-modified: 2012-08-21 (火) 20:39:45

ガラッ。
アイク  「ただいま。………ドウスルカナ。」コトドサッ
ヘクトル 「よう兄貴、おけーり。」
エフラム 「兄さん、おかえり。」
アイク  「ああ、ただいま。また稽古か?」
ヘクトル 「おうよ、今日は気分転換にバスター同士だがな。」
エフラム 「いつもとは互いに武器の使い方が異なるから新鮮だ。」
アイク  「道理でいつもと傷の場所が違うと思った。自分も後で試してみるか。」
ヘクトル 「ははっ、そんときは気張らないとなw」
エフラム 「そうだな。…アイク兄さん、その赤い靴は?」
アイク  「ん?これか。道に迷っていた奴がいて、そいつから貰った。」
ヘクトル 「何でこんなもんを…。」
アイク  「ああ、おれも別にいらんと言ったんだがな。」
マルス  「タダイマー。………3人そろってどうしたの?」
アイク  「マルスか、おかえり。かくかくしかじかでな、これをどうしたものかと
        いったところだ。」
マルス  「ふーん、誰かにあげれば?靴だし。」
アイク  「ふむ、それもそうか。」
マルス  「まあ、似合わなさそうな人もいるけどグエッ。」
リンディス「それは誰でしょうかねーマルス君?」ギリギリ
マルス  「いえいえ姉さま、『人もいる』だけで決してアネウエトハイッテクルシイヤメテ。」ギリギリ

487 :○○に連れられて その2:2011/07/26(火) 19:40:59.09 ID:c8zHzhEf

マルス  「いえいえ姉さま、『人もいる』だけで決してアネウエトハイッテクルシイヤメテ。」ギリギリ
ヘクトル 「あいつらはほっとていてと。…昔こんな赤い靴が出てくる歌習わなかったか?」
アイク  「……!『赤い靴はいてた女の子―』ってやつか?」チョ・・イシキガ・・・ギリギリ
ヘクトル 「そう、それ!何かこれ見てたら急にそれを思い出したぜ。」キョウハココマデニシテオクワ
エフラム 「お前らしい突拍子もないことを…。」
マルス  「ゲホッガホッ。ヘクトル兄さんらしいねw」
ヘクトル 「うるせえ!」
アイク  「……ん?」
ヘクトル 「どうした、兄貴。」
アイク  「その女の子は誰に連れらて行ったのか思い出せん。」
ヘクトル 「そりゃあ…んっと…。」
エフラム 「……。」(考えている)
マルス  (なんか面白そうだし黙ってよっとw)
ヘクトル 「おもいだした!『ひい爺さん』だ!」
マルス  (チョwww)
アイク  「そうだったか?」
ヘクトル 「間違いねえ。」
エフラム 「いや、ヘクトルのは間違いだ。」
ヘクトル 「なんでだよ。」
エフラム 「連れていったのは家族じゃないからな。連れて行ったのは『良い爺さん』だ。」
マルス  (wwwwwwwww)←笑いを辛うじて堪えている

488 :○○に連れられて その3:2011/07/26(火) 19:49:35.13 ID:c8zHzhEf

アイク  「そんな気もするな。」
ヘクトル 「いやいや、『良い爺さん』って誰だよ。良さそうに見えて内心腹黒いかもしれないだろ!」
エフラム 「だが家族でないから『ひい爺さん』では断じてない!」
ナンダト!ヤルノカ!ヒイジイサン・・・イイジイサン・・・www
セリス  「タダイマー。……あれ、集まってどうしたの。」
マルス  「おかえり。」
アイク  「セリスか、おかえり。」
エフラム 「お帰り。いや、まるまるうまうまでな。」
ヘクトル 「おう、セリス。かくかくしかじかでよー。」
セリス  「そうなんだー。僕知ってるよ?」
ヘクトル 「マジで?ちょっと教えてくれ。」
エフラム 「そうなのか?ちょっと教えてくれないか。」
セリス  「その人はねー、女の子の住んでいる国とは違う人なんだ。」
ヘクトル 「なんだと!?」
エフラム 「本当か!?」
セリス  「うん。連れて行ったのは、『イージィさん』なんだよ!」
アイク  「!ポンッ」←納得したような顔
ヘク・エフ「・・・・・・・はい?」
セリス  「だからー『イージィさん』。よその国の人だよ。」
ヘクトル 「いやいやいやいや。歌で名前まで特定はしないだろうよ。」
エフラム 「…俺も違うと思う。」

489 :○○に連れられて その4:2011/07/26(火) 19:55:07.72 ID:c8zHzhEf

セリス  「えー。でもユリウスが教えてくれたんだよ?間違いないって!」
エフラム 「あいつのことだ、嘘かも知れない。」
セリス  「ユリウスは嘘なんかつかないよ?いつも優しいし。」
ヘクトル (あいつ後でなんかしよう。)
マルス  「!!!!!!」←抱腹絶倒
ミカヤ  (あの子たち楽しそうね。さて洗濯物を…)
ミカヤ  「あ、ちょっと庭に出たいからその靴借りていい?」
アイク  「ああ、良いよ。」
ミカヤ  「ありがとう(ヒョイ)。♪~」
エフラム 「…何か姉さんの動きいつもより滑らかじゃないか?」
ヘクトル 「そういやなんか流れる様に動いているな。」
セリス  「踊ってるみたいだねー。」
マルス  「(まさか…)あの靴をくれた人ってどんな人?」
アイク  「ああ、見たこともない槍と鎧を身に付けたドラゴンナイトでな。こことは異なる世界に戻りたいと言うから、竜の門まで案内した。」
マルス  (まさか・・・ね。)

おわり