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Last-modified: 2012-08-21 (火) 15:50:47

リン「痒いかゆい!カユいいぃぃぃい~!!!」
エリウッド「困ったなぁ…。○ヒもキンカ○も切らしてるんだ。
ミカヤ「女の子が腿や背中をボリボリ掻くのは見苦しいわよ。どれ、見せてみなさい。」

つ癒しの手

リン「凄い…嘘のように痒みが引いていくわ…!」
エリウッド「でもミカヤ姉さん、その能力は姉さんに負担がかかるんじゃ…」
ミカヤ「大丈夫みたい。スリープや毒なんかの状態異常は楽に治せるのよ。
痒みの原因は蚊が分泌する毒だしね。」

漆黒の騎士「真か乙女よ!」
リン「わっ!!!ビックリした!」
エリウッド「いきなり転移の粉で現れないで下さい。心臓に悪いです。」
漆黒の騎士「すまない。盗聴k …たまたまこの家の前を通りかかったら乙女の素晴らしき能力について聞こえてな。
我が悩みを相談したいのだ。
ミカヤ「まぁ、私で力になれるのでしたら。」
漆黒の騎士「おお、やはり乙女はマジ女神。
実は隙間から入った蚊に刺された跡や汗疹が痒いのだ。
鎧を脱げないせいで掻くことも出来ぬ。
乙女の能力にて何とかならぬか?」
ミカヤ「痒いのは治せますけど、肌に直接触らなければ癒しの力は効きません。」
漆黒の騎士「ガーーーーーン!」
エリウッド「そういえば漆黒さんは鎧が脱げると死ぬって聞いた事があるよ。」
リン「何それ馬鹿みたい。
大方顔を見られたくないんでしょ?
だったら手甲や胸当てを外せばいいじゃない。」
漆黒の騎士「ならぬ!それはならぬのだ!」
ミカヤ「なら諦めなさい。」
エリウッド「Σ(・□・;)冷たっ!」
漆黒の騎士「うわーーーーン!!!!」
リン「いい大人が泣きながら走って逃げたわ」
エリウッド「漆黒さんが走った跡は床が抜けて…ううっ、胃が。
ミカヤ「ゴメンねエリウッド。胃痛は癒しの力が効かないみたい」
エリウッド「うん、知ってる」