37-440

Last-modified: 2012-08-24 (金) 19:32:53

440 :狂気の天才イズカの野望:2011/09/22(木) 16:07:54.76 ID:LilSXEfc

~ガリア王国某所小さな集落~

イズカ「くくっ…ついにこの時が来た…。
   この私が長年かねて完成させた。この至高の作品…。その第一号を使ってやったぞ。」

ラグズ幼女「おかーさん!おかぁーさん!」
イズカ「静かにせんか!お前も親ともども、すぐに楽にしてやろう…。」

ティバーン「イズカ…どうやらてめえまだ懲りてなかったようだな。」
イズカ「ひっ…そ、空の王者ティバーン!な、なぜこんなところに」
リュシオン「イズカ!リアーネをどこへやった。おとなしく出さないとひどい目に…

     …ティバーンがあわせるぞ!!」
ネサラ「やれやれ、お前じゃないのかい?」
リュシオン「う、うるさい!」

エフラム「幼女を泣かせる、爺がいると聞いて飛んで(ワープ)来ました!」
リーフ「兄さん、毎度のことながら自重して…というかなんで僕まで飛ばされたんだろう。」

イズカ「ま、まて、私を殺すとこの天才的頭脳も、この薬も失われるんだぞ!」

ティバーン「俺たちゃ、そんなものに興味はないさ。それよりも命を好き勝手に弄ぶ
     お前を引き裂くほうが、何百倍も興味深いぜ…!」

イズカ「な、ななななんだと!? 命を弄ぶ?…な、何の事だか…」

リュシオン「とぼけるな!現にそこにいる獣牙族の親子を…」

ラグズ幼女「えーん、おかあさんよかった~。」
ラグズ女性「コホ、コホ 心配かけてごめんね…。先生ありがとうございます。」

イズカ「いいからさっさとそっちの子をよこせ!早く抗体をうたないとこの症状はどんどん悪くなってくぞ!」
ラグズ女性「すみません…あと、申し訳ないのですが私たちは、その…ベオグの通貨を持たないのですが…。」

441 :狂気の天才イズカの野望:2011/09/22(木) 16:29:34.76 ID:LilSXEfc

イズカ「フン!そんなものいるか。私にとって何よりも貴重なのは、私の薬がどのような効果をもたらすのか
   そしてどれほどこの天才的な頭脳を通わすかだ。凡人の好む金などに何の価値もない。」

助手ドルイド「―――いずかちゃ…いえ、イズカラグズクリニックはこちらでーす。
      病気の症状を書いたらさっさと先生から、名付けて【病気になりそこないの薬】をもらってください。」
イズカ「ちっ、また来たか…これではいくら治してやってもきりがないではないか!」
助手ドルイド「そういわないでください。イズカ先生のおかげで多くのラグズが助かっているのですから。」

イズカ「綺麗事だ!偽善だ!
   …この天才である私が、医者として患者の面倒を見る以上、助けられた。などといったあいまいな指標ではなく。
   患者およびその周囲から病気を根絶するだけのことをやらなければ意味がない!」
ラグズ幼女「おじちゃん、ありがと~コホコホ」

イズカ「無理をするな!フン、薬を飲んだのならさっさと帰って寝るんだ!
   天才である私の薬とはいえ、凡人が飲むのだ…体がぼろぼろでは役に立たんからな。」
助手ドルイド「ふふふ…先生、ところで例の翼をけがした鳥翼族の子ども用の義翼が届いています。」
イズカ「そうか、なるほど…あの鍛冶屋の兄弟もなかなかやるものだな。
   いやこれも彼らに任せた私の才能のなすものか。
   よし…名無し助手ドルイドよ。さっそくこれをフェニキスに届けろ!」
助手ドルイド「名無し言わないでください!リワープ!」

442 :狂気の天才イズカの野望:2011/09/22(木) 16:31:17.95 ID:LilSXEfc

イズカ「フン!そんなものいるか。私にとって何よりも貴重なのは、私の薬がどのような効果をもたらすのか
   そしてどれほどこの天才的な頭脳を通わすかだ。凡人の好む金などに何の価値もない。」

助手ドルイド「―――いずかちゃ…いえ、イズカラグズクリニックはこちらでーす。
      病気の症状を書いたらさっさと先生から、名付けて【病気になりそこないの薬】をもらってください。」
イズカ「ちっ、また来たか…これではいくら治してやってもきりがないではないか!」
助手ドルイド「そういわないでください。イズカ先生のおかげで多くのラグズが助かっているのですから。」

イズカ「綺麗事だ!偽善だ!
   …この天才である私が、医者として患者の面倒を見る以上、助けられた。などといったあいまいな指標ではなく。
   患者およびその周囲から病気を根絶するだけのことをやらなければ意味がない!」
ラグズ幼女「おじちゃん、ありがと~コホコホ」

イズカ「無理をするな!フン、薬を飲んだのならさっさと帰って寝るんだ!
   天才である私の薬とはいえ、凡人が飲むのだ…体がぼろぼろでは役に立たんからな。」
助手ドルイド「ふふふ…先生、ところで例の翼をけがした鳥翼族の子ども用の義翼が届いています。」
イズカ「そうか、なるほど…あの鍛冶屋の兄弟もなかなかやるものだな。
   いやこれも彼らに任せた私の才能のなすものか。
   よし…名無し助手ドルイドよ。さっそくこれをフェニキスに届けろ!」
助手ドルイド「名無し言わないでください!リワープ!」

443 :狂気の天才イズカの野望:2011/09/22(木) 17:58:09.10 ID:LilSXEfc

ネサラ「いや、ちょっと待て!原作的にこれはまずいだろ。イズカの極悪非道キャラが崩れるぞ。」
リュシオン「原索言うな!…は、そういえばリアーネは?」

リアーネ「-―-―ー(再動の呪歌)」
イズカ「よし、これで一度に二人の治療ができるぞ。くくっ、これも私の才能あってこその業。」
リアーネ「a oniisama nanikowaikaowositeiruno?」
鳥三人(羽)「………。」

スクリミル「…でだ、要するにガリア中に普通の薬草じゃ治らない疫病が流行っていたもんだから。
     薬に詳しいこいつを呼んで、疫病の治療をしてもらっていたというわけだ!
     こいつ、なかなか口ばっかりのベオグにしてはやるやつでな。
     たった二か月でガリア中に広がった疫病を収めてたんだぜ!
     ははっ!どうだ?俺もずいぶん次期ガリア王らしくなってきただろう。」
イズカ「ブツブツブツブツブツ…この調合を変えればより効果が期待できそうだな…あとは感染拡大を防ぐには…」

ネサラ「なりそこないの薬(原作的なやつ)はどうした?」
イズカ「んん?だれだ?どうしてこの私の思考の邪魔をする?
   …あぁ、あの失敗作のことか。
   正直なりそこないをいくら作り出しても、あのアイクとかいう奴に勝てる気がせんからな。
   あれを作るのはやめた。」
ネサラ「いや、そんか簡単に…。」
イズカ「それとあのまがい品がずいぶん流れているようだが…
   所詮凡人が作ったもの、私の作ったものに比べ質が劣るわ。
   それと、いくら失敗作とはいえ、私の作ったものをけがされるのは癪だからな。
   なりそこないをと薬を既に作ってある。なりそこないがまだいるのなら、使わしてやろう。」

444 :狂気の天才イズカの野望:2011/09/22(木) 18:11:48.36 ID:LilSXEfc

イズカ「それと、そこの鷺の王女だが…
   本来なら、あの狂王の命令で邪神を復活させるのに使おうと思っていたんだが…
   邪神があんなん(変態女神)だと分かった以上、必要なくなった。
   そして私のしごともなくなった…」
リーフ「えーと、お気の毒で…」
イズカ「わかる過去の気持ち!私がいらないだとーーーーーーーー
   ま、まぁそういうわけで、ラグズの研究も兼ねてガリアに来たら疫病が流行っているそうなので…」
リュシオン「それで、おまえが人助けをしてるだと…?」

イズカ「暇だからな。この頭脳を持て余すことこそまさに【許されざる罪】
   あぁ、私ほどの天才になるとそれはそれで大変な…」

エフラム「すばらしい!
リーフ「わっ!兄さん、猫の幼女と遊んでいたんじゃ…」
エフラム「…ラグズの幼女の命を救うために深い山に入り、一人研究を重ねるとは…
    俺たちがする修行と相通じるものがある…」

リアーネ「ふふっ…え、と…いずか…い…人…あと、一日三回は…必ずお風呂はいる。」
イズカ「きゃー!のビラクさんのえっ…何を言わせるんだ!」

リーフ「(また見たくないものを見てしまった…)
   とりあえず今回は心温まるいい話みたいだね。
   僕もKHDNされずに済みそうだs…」

    ドン ガラ ガッシャーーーン

445 :狂気の天才イズカの野望:2011/09/22(木) 18:23:41.74 ID:LilSXEfc

いまさらですが、二回投下をしていました…以後気を付けます。

リュシオン「うわ!アイクの弟がコントのような音とともに薬棚に突っ込んだぞ。」
リーフ「いてて、そううまくはいかなかったか。…あれ、イズカさん何か…」

イズカ「私の長年の成果がーーーーーーーーー!
   許さん…許さんぞーーーーーーーーーーーー!!」つバルベルト
助手ドルイド「(名無し兵にも活躍のチャンス!?)
      先生の薬の仇は私がとります!」つバルバルベルト(まがいもの)

リーフ「いや、ちょ…。あぁ、最近(出番とともに)言う回数が減ってきたと思ったのにな…
   
       コノヒトデナシ―…」

       : 
       :
助手ドルイド「重い病気、珍しい病気にかかった方は
      わくわくイズカランド併設、イズカベオグ・ラグズ総合クリニックおよび、
      なりそこない薬局まで!」
リアーネ「やさ…い、先生が…見る、くれ…ます。」

イズカ(優しい先生)「ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ…」

     ----ブツンーーーー

リン「マルス、いきなりテレビを消したらびっくりするじゃないの!?」
マルス「いや…あの顔のUPを見るのは、さすがに一種の公害かなって思って…。」

                               終わり