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Last-modified: 2012-08-24 (金) 19:37:09

マル「正直さ」

マルス、リーフ、ロイでおつかいに行ったその帰り。

マル「おつかいに三人もいらないと思うんだけど」
リー「ほら作者がこの組み合わせ好きだから」
ロイ「メタ発言自重」
マル「おつかいがなければシーダとデートしたのに…ん、あれは盗みの犯行現場?」
リー「身を潜ませて「もう、こんな大きな胸、邪魔よ」なおねいさんハァハァ…って何だ年下か」
ロイ「リーフ兄さん自重して。…あれ?君、キャスじゃない?」
キャ「げっ…」
ロイ「また盗みをしてるの?」
キャ「怪盗なんだから当たり前でしょ。それにお貴族さまとか金持ちしか狙わないからいいのよ」
ロイ「当たり前って…。そもそも盗み自体が悪いことなんだけど」
キャ「ふん、教科書の丸暗記みたいなこと言っちゃって。偽善者ってやーね」
ロイ「偽善者なんかじゃ…っていうか君、学校にも行ってないんじゃないか」
キャ「それがどうしたって…あ、説教はパスね」
ロイ「説教なんかしないよ」
キャ「ふうん?でも偽善者のいうことだしねえ」
ロイ「だから偽善者なんかじゃないってば!…でも君がこんなことを繰り返してたら悲しむ人がいるんじゃないかい?」
キャ「居ないわよ、そんなの。それとも何、それでも少なくとも僕は悲しいよとか何とか定番の口説き台詞でも言いたいの?」
ロイ「ううん…いや、そうなのかな。僕は、キャスは本当はいい子なのに勘違いされちゃうのはすごく悲しいと思う」
キャ「!」
ロイ「キャスが、生活の苦しい人からは盗まなくて、むしろお宝を分け与えてあげてることや、悪ぶっても素直なこと、僕は知ってるよ」
キャ「…//」
ロイ「ハハ、ちょっとかっこつけちゃったかな//」
キャ「…バカじゃないの//」
ロイ「ば、バカって…」
キャ「バーカ、バーバ」
ロイ「そんな連呼しないでよ!!」
キャ「あ、案外目のつけどころがいいじゃない//。とか…その、じゃ、じゃあアタシもう行くから!///」
ロイ「え?あっ、うん。じゃあまたね!」
キャ(ま、またって、また声掛けてくるってこと?//)

マル「弟がまた新しいフラグを立てた件について」
リー「これで1万と7本目?8本目?」
マル「間を取って9本目で」
ロイ「それは間じゃないんじゃ…っていうか何の話?」
マル「君のフラグの話だよ」
ロイ「?」