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Last-modified: 2007-07-29 (日) 23:59:59

~兄弟家にて~
ルーテ 「出来ました」
リン 「・・・ゲーム、じゃないわね。何、これ?」
リーフ「何か電極が剥き出しな怪しいヘルメットなんだけど・・・」

 

見た感じはまんまリーフの言った通りの被り物である、しかもご丁寧に試作品なんてシールがでかでかと貼られている

 

ルーテ 「ボルトアクスさんとの協同開発、同名変換君です」
リーフ 「えっと、なになに・・・これで貴方も違う自分にチェンジって、実際見てみないとなんとも・・・」
ルーテ 「確かにそうですね・・・ぁ、良い実験だ、コホン、使用条件を満たしてる人がいますね」

 

視線の先にはエフラムに勉強を教えに来ていたリオンの姿が・・・

 

ルーテ 「優秀なリオンさん、これ被って下さい」
リーフ (ストレートに頼んだっ!怪しさ満点なのに)
リオン 「うん?体を動かすの苦手だからそんなに優秀って訳じゃないんだけど・・・被ればいいんだね」(かぽっ)
リン (躊躇無く被ったー!)
ルーテ 「えっと・・・ポチッと」(カチリ)
リオン 「うわあっ!」(パタリ)
エフラム「ぉ、おい!白眼開けて気絶してるぞ!眼を覚ませ、リオン!俺の宿題はまだ半分なんだぞ!」
リン 「エフラム兄さん必死過ぎ、って・・・何?刃のない剣なんかリオンさんに持たせて」 #br
ルーテ 「さて・・・・・と」
リーフ 「剣よりフラスコとか持ってる方が絵になる人なんだけど、ぁ、立ちあがった」
リオン 「爪・・・竜」
エフラム「ん!離れろ、三人とも!」

 

瞬時に後ろへ跳び距離を取るエフラム、リン、ルーテ
そして一瞬遅れたリーフ=某バ○キリーの変形に遅れた某柿○さん風・・・即ち

 

リオン 「連○斬!」
リーフ 「ちょ!無手じゃ捌けな・・・アッー!」(ドカ!ゴキッ!ガスッ!)

 

リン 「刃がない剣だから普通にフルボッコな連撃になってるわ・・・合掌」
エフラム「・・・」(うずうず)
リン 「さりげなく槍構えてるし、エフラム兄さん」
エフラム「お前達にリオンの相手をさせる訳にはいかないからな」
リン 「とか言いながら手合わせしたいだけでしょ・・・ルーテ、どうやったら正気に戻るの?」
ルーテ 「10分で効果が切れる代物ですから」
エフラム「10分あれば充分だ。リオン、いくぞ!」
言葉通り10分後、正気を戻したと同時に剣をリオンが落とし、無事(?)一件落着になったそうだ

 
 

ロイ 「リオン=マ○ナス、またの名を仮面ストーカーさんだね」