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Last-modified: 2007-08-06 (月) 21:43:56

天才達の発明品

 

~兄弟家にて~
ルーテ「改良…できました」
リン 「また騒動の種になりそうな、確か試作品だったヤツよね?」
ルーテ「同名変換君二号です」
ロイ 「二号……ちゃんとしたメットになってるね」
ルーテ「ボルトアクスさん曰く技の二号は優秀品だそうです、はい」
リン 「試作品は力技なのね……で、何が変わったの?」
ルーテ「えいっ」
ロイ 「へ?ルーテさn」(すぽっ)

カ チ リ
不意を突くようにロイへと帽子を被せてスイッチオン…そして倒れるロイ

リン 「…承諾取ればいいのに、ロイだったらそれなりに協力的かと」
ルーテ「今度はだいぶ暴走しない程度になっているはずなのですが……」
ロイ 「つぅ……全く、私の鮮明なる頭脳に何かあったらどうするんだ」(むくり)
ルーテ「そういう副作用は起きませんから……口調が変わりましたね、成功です」
リン 「……ちなみに今回は誰よ」

 

徐にポケットから手帳を取り出して格好をつけるロイ、そして……

 

ロイ 「さて、これから私はリリーナと夕食を済ませた後にシャニーと天馬に乗って夜のドライブと洒落込み…」
リン 「うちの弟が物凄く軽くなったわけですがー!」
ロイ  「スーと真夜中の遠乗りの後に夜明け過ぎにセシリア先生の家へと訪問して夜這」
ルーテ 「……物凄く軟派に出来上がりましたね、しかし効果時間は前回の…」
シグルド「うちの弟の情操教育が反転しているようなので飛んできました」
リン  「シグルド兄さん…ティルフィングじゃないのね?」
シグルド「まぁ、これくらいで修正すれば治るだろうなーと」
ルーテ 「凄く…☆100です」

 

つ 『銀の剣☆100』

 

ロイ  「シグルド兄さんが相手だろうが人の恋路を邪魔するのなら前進あるのみ!」(パチン!)
シグルド「うぉっ!指先から炎だと?何かのまじないか!ロイ、手加減はせんぞ!」
リン  「まじないって…なんとなく正体が分かったわ、同名相手の」

 
 

エリウッド「ウチが燃える!誰か、ブリザー!レストー!氷竜なニニアンー!」
ヘクトル 「ロイ・マスタング大佐かよ……無能呼ばわりすりゃ一発で止まるんじゃね?」
ルーテ  「効果は精々一時間程度なのでご心配なく」
エリウッド「あぁぁぁぁぁ…こんな事ばかりだからウチには保険屋さんが寄り付かないんだよ!」
ヘクトル 「火災保険に入れないエリウッド必死すぎ…って消火消火っと!」