4-445

Last-modified: 2009-03-15 (日) 18:19:50

勝利は誰の手に? 前夜祭

 

兄妹が居間にあつまりその日の家族会議が始まった。
エリウッド「みんな近いうちに異種格闘技大会が行われることは知ってるね。今日の相談はそのことなんだ。」
ヘクトル「なんだ?客席の場所とりなら俺に任せとけよ。掛ってくる強敵を千切っては投げ千切っては投げ去年は場所取りをしたもんだ。」
ロイ「あれよは凄かったよね。」
リーフ「うう…あれは実の兄ながら恥ずかしかったよ。おまけに場所の確保は僕にやらせるし」
リン「強敵って…ヘクトル、そんなことやってたの?」
アイク「俺は修行にいってたからしらんがそれは面白そうだな」
エリンシア「あら、暴力はいけないわよ」
エリウッド「また人様に迷惑を…うう、胃がいたい」
リン「大丈夫、兄さん。もうヘクトル!あんまり兄さんを神経痛で苦しめないの」
エリウッド「ああ…ちょっと落ち着いた、あと僕のは胃潰瘍(のはず)なんだけど」
ロイ「一番良いとこで応援してくれたから、応援コールも凄かったよ。
ぼく、こんなの初めてだから怖くて、どうすればいいか分かんなくて、
凄く緊張してたんだけど舞台外からの『ロイ!ロイッ!』のコールにはとても嬉しくて励まされてなんとか戦えたんだよ。」
マルス「ロイは兄弟で一番小さいのに頑張ったもんな」
ロイ「マルス兄さんには負けちゃったけどね」
エイリーク「あれはよき戦いでしたよ。」
ミカヤ「ロイったら我忘れて子供みたいにはしゃいでだわね。
…思い出すとまたくやしくなるわ。どーしてあの日に限ってデシカメとビデオカメラが壊れるのかしら。
もーくやしいったりゃありゃしないわ(怒)」
リン「ミ、ミカヤ姉さん落ち着いて」
リーフ「(うう…前の日ナンナとミランダを写すために(勝手に持ち出し)使ってる内に
ミランダに壊されたとは到底いえない…怖いし)」
シグルド「リーフ、どうしたんだ?急に震えだして」
リーフ「え、ああ、そ…」
ヘクトル「なんだリーフ。あのときのこと思い出して武者ぶるいか? 前回は俺との一人無双だったが
安心しろ、今年はお前の分も残しといてやるからよ」
リーフ「う、うん。そーなんだよ。(僕の分は残さなくていいからまじで)」

 

エリンシア「うふふ。みんなはしゃいじゃって
大会といえば愛しのC・○ァるこ〇様もいらっしゃる。
ああ、できることならわたくしも参加してぜひぶっとばして差し上げたいくらいですわ。(うっとり)」
アルム「また始まったよ。エリ姉の筋肉フェチが」
セリス「エリ姉さん、鼻血、鼻血!」
エリンシア「…は、わたくしとしたことが、はしたない…。
大会には沢山お弁当を作って持っていきますからね」
アイク「肉を多めに頼む」
エリンシア「はいはい」
リン「で、エリウッド兄さん。なんの相談なのよ?」
エリウッド「う、うん。そ、それがその…いや…あの…うう、胃が痛い」
エフラム「どうたんだ、兄上。妙に歯切れが悪いな。」
エリウッド「そ、その…マルスと…ロイには言いにくいんだが…えー、
今年の大会の出場者は…選抜がやり直しになったんだ」
マルス&ロイ「は?」
リーフ「それってどういうこと?」
エリウッド「いや、だから。今年の大会に出場する人間をもう一度決め直すそうなんだ。」
ミカヤ「決め直すって、もしかして私たちにも参加するチャンスあるってこと?」
セリカ「なるほど、ね」
エフラム「決め直すってどうやって?」
エリウッド「うん。大会主催者サクラーイさんから
『FE枠はいくつか考えているから兄弟の中からより強い人を出すよ』といわれたんだ。」
アイク「…なら」
ヘクトル「より強いって、兄上達には悪いが俺で決まりだな」
ミカヤ「そうかしら、魔法には弱かったわよね、ねぇアイク、ヘクトル(ニコ)」
アイク&ヘクトル「…う(汗」
リン「あらミカヤ姉さんは足が異様に遅かったわよねぇ。
ミカヤ姉さんもいい年なんだから無理しないで少しは体のことを考えた方がいいわよ」
エフラム「俺はやりを(ry」
エイリーク「私は争いはごとはあまり好みませんが、兄上がでるのでしたら私も」
リーフ「ぼくは(ry」
エリウッド「あ(ry」
リン「リーフは論外、エリウッド兄さんはデュランダル重すぎ」
エリウッド&リーフ「……」
エリンシア「…では、わたくしはどうでしょう?」
セリカ「アルムの弓でイチコロですわ。」
アルム「せ、セリカ」
セリカ「アルム、私の(出場の)ために頑張ってね(ニコ)」
アルム「う、うん。セリカの為に頑張るよ」
セリカ「期待してるわ。アルム大好きよ」
セリス「セリカ、アルムを利用するき満々だね」
シグルド「ア~ル~ム。」
アルム「あ、あ、シグルド兄さん!ちょっま、ティルフィング下ろし(ry」
セリカ「ああ、私の為に兄さま達が争うなんてなんて罪な女」
リン「あんた悪女ね」

 

ロイ「み、みんな落ち着こうよ。僕は出場しなくてもいいから、ね?」
マルス「…ロイ。君が出場しようがしまいが関係ないんだよ。
FE枠がどれくらいあるかは知らないが、ロイ一人が身を引いても争いは終わらないんだよ」
ロイ「そんな…」

 

結局、この日中では決まらなかった。
仕方なく次の日に各々の実力を競い大会への出場権を賭けた勝負をすることになった。