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Last-modified: 2007-08-12 (日) 13:32:43

バサークの杖で遊ぼう

 

ユンヌ 「はーい!自由と混沌の女神、ユンヌちゃんでーす!今日は久々にバサークの杖で遊びたいと思いまーす」
アイク 「…バサークの杖で遊ぶのはともかく、何で俺があんたに付き合わなくてはならないんだ?」
ユンヌ 「だってロイちゃんだと前みたいに押し入れ閉じ込められそうだしー。アイクなら程々に突っ込みを
      入れてくれそうだしね。ま、本当の理由はアイクと一緒にいたかったからなんだけどね。きゃっ(ポッ」
アイク 「…とにかくあんたの行動を突っ込めばいいんだな?」
ユンヌ 「んもぅ、相変わらずつれないわねぇ。ま、そこがアイクの良い所なんだけど。
      じゃあ早速、あそこではりきって豆腐を作ってるボーレにバサークをかけちゃうわ。えいっ!」

 

つ【バサーク】

 

ボーレ 「…豆腐なんて今更時代遅れだ!これからピザの時代だぜピザの!!」

 

ユンヌ 「豆腐職人からピザ職人になっちゃったわね」
アイク 「今のボーレなら守備成長は100%あってもおかしくないかもしれんな」
ユンヌ 「じゃあ次はあそこで優秀優秀と言っているルーテにでも、えいっ!」

 

アスレイ「流石ですねルーテさん。こんな方法を思い浮かぶなんて」
ルーテ 「そんなに誉めないで下さい。私なんてまだまだでアスレイ君やノール君の足元にも及びませんから」
ノール  「ひいいいいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」
アスレイ「ルーテさんが壊れたああああああアッーーー!!!」

 

ユンヌ 「…予想通り謙虚になったわね。予想通り過ぎてつまんなーい」
アイク 「分かっていたなら何故やったんだ?」
ユンヌ 「もー次よ次!次はセーラに荷物持ちされて不満そうなエルクで」

 

セーラ 「大体ねー!いつも私に文句言ってくるけどアンタ、私のこと何だと思ってるの?」
エルク 「…僕の大切な人だよ」
セーラ 「へっ!?」
エルク 「こうやって荷物持ちをしてあげているのもセーラだからだよ」
セーラ 「ちょ、ちょっとエルク!アンタ何を言って…」
エルク 「セーラ、僕は君のことが…」
セーラ 「! わ、分かったから!分かったからそういう話は家に帰ってからにして!!」

 

ユンヌ 「耳まで赤くしてエルクを引っ張っていっちゃったわね。まさかあそこまで素直になるとは…」
アイク 「あれはバサーク解けた後が大変そうだな」
ユンヌ 「さて、次は…」
セネリオ「…何をやっているんですかさっきから?」
アイク 「セネリオか」
ユンヌ 「ちっ、面倒な奴に見つかっちゃったわね」
セネリオ「貴方、女神ユンヌですね?アイクを誑かして何を企んでいるのですか?」
ユンヌ 「失礼ねー、あたしはアイクを誑かしてなんか…(ピコーン)……(ニヤリ)」
アイク 「おいユンヌ、まさかと思うが…」
ユンヌ 「セネリオ、覚悟ー!!」

 

つ【バサーク】

 

セネリオ「なっ!?うっ………」
ユンヌ 「ある意味、この子が一番どうなるかが気になっちゃうわね」
アイク 「全く、無茶をする。セネリオ、大丈夫か?」
セネリオ「…話しかけないで下さい」
アイク 「…は?」
セネリオ「聞こえなかったんですか?ゴリラの分際で僕に話しかけるなと言ったんですよ」
ユンヌ 「極端な程、アイク嫌いになっちゃった!!」
セネリオ「あ、ユンヌさんこんにちは。今日は良い天気ですね。ちょっと暑いぐらいですけど」
ユンヌ 「は、はぁ…」
セネリオ「そうだ、今日は義兄上と一緒に映画でも見に行こうかな。帰ったら父上の肩でも揉んで差し上げないと
      母上には…ああ、そうだ。近所の人達に海へ行った時のお土産を渡さないといけませんね」
ユンヌ 「(き、気持ち悪い程、社交的になっちゃってる…)」
セネリオ「すみませんユンヌさん、僕はこれで。後、そこのゴリラとはあまり一緒にいない方がいいですよ。
      馬鹿がうつりますから。それでは…」

 

ユンヌ 「うーん、ある意味凄いものを見ちゃったわね」
アイク 「全くだ。普段のセネリオにもあんな感じになってほしいものだな」
ユンヌ 「そっち!?でもそれじゃアイク、セネリオに嫌われっぱなしになるけどいいの?」
アイク 「別に構わん。俺が嫌われるだけであいつが社交的になるならいくらでも嫌われ者になってやるさ。
      それほど今のあいつには社交性が足りんからな」
ユンヌ 「…普段のセネリオにさっきアイクに言った暴言を聞かせたら土下座ものでしょうね」