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Last-modified: 2007-08-19 (日) 17:48:03

~10分後、高校の漫研部室にて~

 

アイク 「衝撃のファーストブリットォ!」(ドーン!)
セネリオ「壊滅のセカンドブリット!」(ドドーン!)

 

正に獲物へと一直線に牙を剥く衝撃波、壁という壁に穴が空いている部室。
しかしそんな状況でも剣呑とした表情で掠りもしないノール。

 

ノール 「怒りに我を忘れた攻撃ですしね…直線すぎて横によければ簡単に避けれると……さてさて」
ユンヌ 「言われなくてもすたこらさっさと……そうは問屋が卸しません」
ノール 「たかが一人増えた所で………!」

 

余裕な表情で踵を返そうとする…が、その先には既にユンヌが待ち伏せている。
待ち伏せているというのは表現がおかしい、何故なら…

 

ユンヌ 「お前に足りないのはッ!情熱、思想、理想、思考、気品、優雅さ、勤勉さ!そして何より――」
ノール 「質量を持った残像とでもいうのかっ!」
ノールの周りに「何?この質量を持った分身」というくらいユンヌがいるのである、軽く数えて10人は固い。

 

ユンヌ 「速 さ が 足 り な い !」(ガシッ!)
ノール 「アッー!じゃない、羽交い絞めとは巻き添え覚悟!?」
ユンヌ 「やりなさい!アイク!セネリオ!」

 

アイク 「抹殺のラストブリット!!!」
セネリオ「瞬殺のファイナルブリット! !!」

 

光が辺りを埋め尽くし……その瞬間校舎が崩壊した

 
 

ルーテ  「………まったく酷い有様です」
アスレイ 「いい薬になってくれるといいのですが……」
エリウッド「建築物破損っていうレベルじゃない…………胃が痛い…でもグレイル工務店に頼めば元通りに戻すんだろうなぁ」
ルーテ  「建築物はそちらに任せるとして…配電関係はグローメルさんを呼びますかね」
リーフ  「非日常に慣れていく自分が嫌だ……」