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Last-modified: 2012-09-09 (日) 22:08:59

277 :助けて!名無しさん!:2012/06/09(土) 23:32:12.54 ID:BOhVNJjf
「「「「「「待ちやがれマーク♀ー!」」」」」
マーク♀「マズイですマズイですマズイですよー!マークちゃん特性栄養ドリンクの実験台を(無理やり)やってもらっただけなのに追われているんですよ!」
ノワール「あれ?マーク♀?」
マーク♀「おおー!いい所にいましたね!匿ってください!」
ノワール「いいわよ。こっち来て」
マーク♀「いやー!いーつもすまないねぇ」
ノワール「………?」
マーク♀「むぅ、反応が薄いでうすよ!それは言わない約束でしょ?と返しましょうよ!お約束です!様式美です!」
ノワール「あ、あんまり騒いだら見つかるよ」

マーク♀「ふぅ…なんとか逃げ切りましたね」
ノワール「ねぇ、マーク♀」
マーク♀「なんですかー?」
ノワール「いっつも思うんだけど…なんでこりないの?」
マーク♀「こりる?」
ノワール「そうよ…いつもいつも騒動を巻き起こして皆に追いかけられて…時々きついお灸をすえられてるっていうのも聞くわよ」
マーク♀「………」
ノワール「私からしてみたらなんでそんな目にあってもこりず…」
マーク♀「甘い!甘すぎですよノワールさん!」
ノワール「マーク♀?」
マーク♀「そんな理屈じゃないんです!私の溢れる才能と好奇心がそうせずにはいられないからするんですよ!ぶっちゃけ後先なんて考えてません!」
ノワール「………」
マーク♀「やってどうなるかなんて考えても仕方ありませんからね!運命は誰にも分からないんですから!…む!マークちゃんレーダーにピコンと反応が来ましたよ!追っても振り切りましたし行ってきます!アデゥー!」
ノワール「あ、ちょっと…行っちゃった…」
ミカヤ「行っちゃたわねー」
ノワール「ヒィィ!?ミカヤさん!?これも何かの呪い!?」
ミカヤ「ごめんごめん。通りかかったら聞こえちゃってね。気になったから聞いてたの」
ノワール「何が気になったんでしょうか?」
ミカヤ「ノワールちゃんよね?あなたが悩んでる気がしたからね」
ノワール「あ………」
ミカヤ「うん、でもそれはもう解決したみたいね。フフッ、マーク♀ちゃんはちょっとうるさいかもしれないけど、明るくて元気だものね」
ノワール「はい…確かにちょっと…いえ、かなりウザいですけど…でも私はこういう性格だから、明るいあの子と一緒にいると勇気づけられるの…」
ミカヤ「うんうん…ま、紋章町は懐が広いからね。マーク♀はウザがられてるけど、嫌っている人なんて一人もいないわよ」
ノワール「はい」

マーク♀「む!今マークちゃんの株が高騰している気がしますよ!いやーこれ以上人気者になっても困るなぁー」
アズール「小遣いがなくなる度に僕にたかりに来るのやめてくれないかな…」
マーク♀「何言ってるんですかー!おごらないナンパ野郎なんてただのヒモですよヒモ!」
アズール「うぅ…プライドを刺激されて口車に乗せられた自分が憎い…」

終われ