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Last-modified: 2007-10-10 (水) 21:08:09

このネタ勝手に書いていいのか分からんけどとりあえず投下

 

ルーテ「リーフさん、あなたを題材にしたゲームが完成しました」
リーフ「へぇ、スペランカーかな……お」

 

『FE摩訶不思議なダンジョン』

 

リーフ「ローグか……なるほど、なかなか考えたねぇ……」
ルーテ「スペランカーも考えたけど、それじゃ芸がないと思いまして。
    ちなみに発案は私、それを四人で膨らませました。プログラミングは主にノールさんです」
リーフ「よし、早速やってみよう!」

 

PCにインストールし、起動。
簡単にストーリーが説明される。

 

紋章町に、突如として現れた謎の洞窟。
普通なら誰もがなぜそんな洞窟が現れたか疑問に思うはずだが、大半の人は「まあ紋章町だし」と対して疑問には思わなかったという。
それはさておき。
いつもなら鍛錬好きのアイクやエフラム、ヘクトル辺りが突っこんでいくところだが、その全員が修行で紋章町にいなかった。
その上、誰も調査に行こうとしない。いや、何人かは行ったのだが、ボロボロになって追い返されてきたのだ。
しかし誰かが調査をしないといけない。入った者の話によれば、紋章町の住人にそっくりな奴らがいるらしいのだ。
このままでは、何が出てくるか分かったものではない。
そこで白羽の矢が立ったのがリーフだった。
何度ぶっ飛ばされても、どれだけ「この人でなしー!」と言うセリフを吐こうと、決して挫けない精神力と生命力が買われたのだ。
そして半ば強制的にリーフはダンジョンに潜っていった……

 

リーフ「……うーん、情けないことにとっても僕らしいね……特に『半ば強制的に』ってとこが……orz」

 

そしてゲーム開始。
結構素人お断りの仕様で、入るたびにレベルは1、最下層は99階というダンジョン一つしか用意されていなかった。
それをある程度潜るとちょっと変わった仕様のダンジョンが出現したり、別のキャラをプレイヤーとして使えたりするのだ。

 

リーフ「よし、早速このダンジョンに!」

 
 

二分後。

 

たいまつが0になり、壁に頭をぶつけて死亡。

 

リーフ「……それなんてシャドウゲイト?」

 

しかしリーフは挫けずに潜る。

 

……三時間後。

 

リーフ「アッー!……危ない危ない、五回目のゲームオーバーを見るところだったよ……」

 

最初のほうは名無しのソルジャーとかばかりだが、下に潜るにつれて名有りの強敵が増えてくる。
たとえば、剣を使う上に遠距離からも矢を撃ってくるリンそっくりの敵『リンディス』や、
単体ではそこまででもないが、二人並ぶと支援効果で非常に厄介なアルムとセリカそっくりの敵『バカップルA・B』、
同じ階にあまり長く居座ってると飛んできてティルフィングで制裁を加えてくるシグルドそっくりの敵『キミニキスデキナイウンメイナンテ(ry』、など。
……中には、どこからともなく降ってくる岩につぶされて勝手に死んでいくドラゴンナイト『将軍』もいるのだが。
とにかく、それなりに難易度は高めに作られている。
普通の人がプレイすれば、何度も死ぬようになっているのだ。

 

リーフ「リン姉さんだけ本名じゃん」
ルーテ「どうしてもいい名前が思いつかなくって。まあリンで通ってるから大丈夫かと」 #br
リーフ「いや、大丈夫じゃないでしょ!しかも、シグルド兄さんの名前が……それに、A・Bって……」
ルーテ「気にしたら負けです。それにしても、たった五回で半分まで潜れるとは、たいしたものですね」
リーフ「実は結構やりこんでるんだよね、ローグは。……おっ、民家だ」

 

説明しよう、民家とは。
原作まんま、訪問すると何かしら有用なアイテムをくれる場所なのだ。それも大概、レア度の高いものをくれる。
しかし、たまに敵が出てきたり、デビルソードを渡されたりとハズレもあるので注意が必要だ。
そして民家といって忘れてはいけないあの人、漆黒の騎士もごく低確率で登場する。
鬼パラメータの上に、大概の杖・草・巻物は通用しないので、出てきたらまず逃げるしかない。
高レベル+ハンマー装備+回復アイテム充実……などといったように条件が揃っていれば勝てなくもないのだが、やっぱり逃げたほうがいい。

 

リーフ「ちょwwwしっこくさんきたwwww」
ルーテ「逃げるのです、リーフさん!」
リーフ「言われなくてもスタコラサッサだよ!」

 

何とかしっこくから逃げ切り、そしてさらに潜っていく。
しかしどんどん厄介な敵が増えていき、難易度もどんどん上がっていく。
たとえば、なぜか経験値を吸ってしまうイレースそっくりの敵『ニュータイプカービィ』や、
たいまつの残り時間を下げてしまう外道マルスそっくりの敵『外道王子』、
低確率でHPを1にしてしまうヘザー先生そっくりの敵『リリー』など。
……同じ密偵でも、弱すぎるために自分が瞬殺されてしまう敵『涙目』もいたのだが。

 

リーフ「……これ、酷くない?」
ルーテ「ネタキャラは弄ってこそです」
リーフ「……よし、90階!ここまでくれば……」
ルーテ「安心するのは早いですよ、このゲームは90階が折り返し地点ですから」

 

確かに、マップもかなり広くなり、強敵も一気に増える。
化身の宝珠もちのラグズが登場し始め、化身前を狙う作戦が通用しなくなったり、
ランダムで問答無用で一撃で倒されてしまうアサシンが登場したり。
そして。

 

リーフ「おや、アイク兄さんだ。やっぱり終盤に出てくるんだね……」
ルーテ「はい。やはりアイクさんは強敵でないと」
リーフ「よし、きっとラグネルが飛んでくるから左右に移動して……」
ルーテ「いい勘してますね」
リーフ「伊達に苦労してきてないからね……っと、攻撃力高いな、眠らせちゃえ」
『スリープの杖を振った!フラグクラッシャーは眠ってしまった!』
リーフ「アイク兄さんに似た奴をやっつけるのは気が引けるけど、やらなきゃやられちゃうしね
    ……ってか、フラグクラッシャーなのか、名前」
武器を槍に持ち替え、アイク似の敵を倒す。
どうやらリーフの職業はマスターナイトらしく、ほとんどなんでも装備できるようだ。
リーフ「よし、スリープの杖さえあれば何とかなりそうだ」
ルーテ「いえいえ、フラグクラッシャーの本領発揮はこれからですよ」
リーフ「……?あ、フラグクラッシャーとレテさんっぽい猫……まさか」
『フラグクラッシャーはフラグを折った!ツンデレ猫娘にとてつもないダメージ!ツンデレ猫娘は倒れた!
 フラグクラッシャーはレベルが上がってフラグデストロイヤーになった!』
レンジャー→ロードに姿が変わる。
リーフ「や、やっぱり!しかもレベルが上がっちゃったよ!これは早く逃げないと……」
フラグデストロイヤーの攻撃!
リーフ「ちょっ!?衝撃波曲がった!?キースドラゴンかよ!」
ルーテ「ああっ、早く逃げないと!」
リーフ「分かってるよ!リワープ!」

 

リワープで難を逃れて数ターン後……
『フラグデストロイヤーはフラグを折った!幼女皇帝にとてつもないダメージ!幼女皇帝は倒れた!
 フラグデストロイヤーはレベルが上がってフラグジェノサイダーになった!』
リーフ「い、いやな予感……」
フラグジェノサイダーの攻撃!
リーフ「うはwwwwやっぱりwwwwダースドラゴンwwwwもうだめぽwwwww」

 
 
 

ざんねん!!リーフのぼうけんはここでおわってしまった!!