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Last-modified: 2007-11-10 (土) 23:07:24

工務店が貧乏なワケ

 

アイク「じゃあ仕事に行って来る」
ロイ  「あれ、今日も仕事に行くんだ」
アイク「貧乏工務店だからな。まめに仕事をこなさんと食い詰めるんだ」
ロイ  「あれだけ仕事しているのに儲かってないのあそこ?」
アイク「まぁ、色々あってな。…と、そろそろ時間だ。行って来る」

 

マルス「不思議だよね。あれだけ仕事の依頼が来ているのに儲からない工務店だなんて」
ロイ  「マルス兄さん、何時の間に…」
マルス「ちょっと調べてみる価値あるかもね」

 

──後日、グレイル工務店にて

 

アイク「…よし、こんな所だな」
ワユ 「大将みっけ!探したんだよ?」
アイク「あんたか。俺に何か用か?」
ワユ 「あたしが大将に用があるならそれはたった一つだよ。いざ、尋常に勝負!」
アイク「勝負か。そういえば最近やっていなかったな。いいだろう、手加減はせんぞ」つ【アロンダイト】
ワユ 「あ、そうそう。今日はラグネル使ってもいいよ」
アイク「…いや、流石にラグネルと倭刀では武器の性能が違い過ぎるだろう」
ワユ 「フッフッフ…今の相棒はこれだー!」

 

つ【エタルド】

 

アイク「…ちょっと待て、何であんたがそれを持っている?」
ワユ 「今日、店に向かう途中しっこくさんと出会ってね。大将と勝負するって言ったら
     『この剣を使われよ』って言ってこの剣を貸してくれたんだ」
アイク「あの男…一体何考えているんだ?」
ワユ 「と、言うわけで…いざ、尋常に勝負!!」
アイク「…その剣だったらますます手加減はできんな。いいだろう」つ【ラグネル】

 

ワユ 「よーし!行っくよー!!」つ【流星】
アイク「来い!」つ【天空】

 

ドガバキバコグシャ!!メメタァ!!!ティウンティウンティウン…

 

ヨファ   「ミ、ミスト!キルロイさん!アイクさんとワユがいつもの以上に血塗れになって倒れてるよ!!
       リライブ…いや、リカバー…やっぱダメだ、マトローナか女神の杖持ってきてー!!」
オスカー 「報告します。ラグネルとエタルドの衝撃波の余波でこの建物だけでは無く
       周りの建物にも被害が出ています。被害額はざっと……こんなものでしょう」
セネリオ 「…今月のグレイル工務店の財政はひどい有様です、と」
ティアマト「……あの二人には少しキツめのお灸を据える必要があるみたいね…」

 

──後日、主人公一家

 

マルス  「と、こんな事があるわけで貧乏工務店やってるみたいだね。今回は一番酷かったらしいけど」
ヘクトル 「アイクの兄貴…仕事場でも破壊活動やってんのかよ……」
エリウッド「フ、フフ……超サイコォー!!」
ロイ    「うわー!エリウッド兄さんがまた泡吹いて倒れたー!!」
アルム  「何と言うか、気が合いすぎるのも問題があるよね。どっちも止まらないから」
ヘクトル 「気が合うってレベルじゃねーだろ」