セティ 「何故だ……何故……!」
アレス 「……何を唸ってるんだ?」
セティ 「ティニーが……私の宝物が、テンプレにまで『リーフの彼女候補』として書かれているじゃないか!」
アレス 「そうだな。それがどうかしたか?」
セティ 「どう考えてもおかしいだろう!? リーフとティニーをくっつけたって何も面白くないじゃないか!」
アレス 「一応原作で会話つきのカップルに対して『何も面白くない』はフェアじゃないと思うぞ」
セティ 「いや、どう考えてもわたし×ティニーの方が上位だな。
『ティニーはかわいいな、私の宝物だ……』という甘い名台詞で、いろんな場所で大絶賛じゃないか」
アレス (それはどちらかと言うとネタ的な意味でウケているだけだと思うが……)
セティ 「ともかく、この扱いは大いに不満だ。断固として抗議するぞ、私は」
アレス 「落ち着け。キャラが違うぞ、キャラが」
セティ 「そんなのはセリス様だってそうだろうに」
アレス 「どちらにしろカップルが云々とか言うのはよせ。ただでさえいろいろ問題になりやすい話題だからな」
セティ 「だが……!」
アレス 「大体、こういうスレにおいては、メインで扱われるキャラの方が優遇されるのは当たり前だろう。
現にリリーナだってロイの他にゴンザレスというもう一人の恋人候補がいるが、
そっちの方は見向きもされないじゃないか」
セティ 「……いや、それとこれとを同列に語られるのは、何か納得がいかないんだが……」
アレス 「とにかく、不満を言うのはやめておけ。
シレジア77Xみたいなのが発表されて、お前が主人公になるのを待つんだな」
セティ 「……ふ……そういう君は、そんなに余裕ぶっていてもいいのか?」
アレス 「……なに……?」
セティ 「……リーフ×リーン……」
アレス 「……!!」
セティ 「アレス×ナンナが成立するプレイでは、あぶれ物同士として何となくくっつけられやすい二人だ!
別に会話とかがある訳でもないのにこんなに有名なのは、なかなか興味深いと思わないかね、ン?」
アレス 「だ、だが……このスレ内で、俺やリーンが大きく扱われたことはないぞ!?」
セティ 「今までがそうだったからと言って、これからもそうとは限らない。
ルーテだって2スレ目の途中からいつの間にかメインになってたし、
ティニーが四人娘とか言ってナンナたちと同列に扱われ出したのは、せいぜい前スレぐらいからだぞ?」
アレス 「むぅ……!」
セティ 「……この調子では、『せっかくだからリーフの周りをもっとハーレムっぽくしょうぜ!
四人娘にリーンも加えて、踊って再行動で延々とお仕置き喰らう感じでさ!』となる日もそう遠くはないな……」
アレス 「……」
セティ 「……やるか?」
アレス 「ああ……」
セティ 「君だって立派な聖戦士だ。というわけでフォルセティの練習台になってくれ。なに、死にはしない」
アレス 「この魔剣ミストルティンは人の血を欲しがる。そういうわけだから献血に協力しろリーフゥゥゥゥゥゥッ!」
リーフ 「ちょ、何がどうなってんですかこの状況!?」