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Last-modified: 2007-12-02 (日) 23:24:09

紋章中学校弓道場
ウォルト「……」
矢を放つウォルト。見事的を射抜く。
レオナルド「お見事、10本中7本命中か。本当上達したね」
ウォルト「ありがとうございます部長。でも…」

ウォルトが視線を先にはウォルトの姉、レベッカの姿が。
ニノ「レベッカすごい!10本全部当てちゃった!」
レベッカ「今日は調子が良かったみたい」

レオナルド「敵わなくても仕方ないよ。彼女は大会でも上位の腕前なんだから」
ウォルト「それは分かってますけど…」

弓道場から少し離れた所から様子を見るロイ達
ルゥ「ウォルトは頑張ってるね」
ロイ「でも、元気が無いみたいだ。あんなに命中させたのに」
レイ「レベッカ先輩の方を見てる。ありゃコンプレックスだな」
チャド「コンプレックス?」
レイ「いくら努力しても姉に追いつけないから焦ってるんだよ」
ロイ「別にウォルトはウォルト、レベッカ先輩はレベッカ先輩じゃないか」
レイ「そう割り切れないのが人間ってもんだ。自分よりもはるかに
   良くできる姉が自分と1つしか違わないんじゃ尚更だろうよ」

レオナルド「それじゃ今日の部活はこれで終了だ。みんな気をつけて帰ってくれ」
弓道部員「お疲れ様でした」

帰宅途中
ウォルト「はあ…」
チャド「元気だせよウォルト。いつかレベッカ先輩にも追いつけるさ」
ウォルト「そうかな?僕は姉さんみたいな才能があるわけじゃないからなあ…」
ルゥ「才能は努力で補えば良いんだよ」
スー(弓道部員)「レベッカ先輩も努力家よ」
レイ「じゃあだめじゃないか」
ウォルト「orz」
ロイ「ウォルト、レベッカ先輩を意識してもしょうがないよ。君は君なんだから」
ウォルト「そう言われても」
チャド「っていうかそう言ってるロイはどうなんだ?」
ロイ「え?」
ルゥ「そう言えば君の兄弟もすごいよね」
スー「ロイはコンプレックスとか…感じないの…?」
ロイ「うーん確かにアイク兄さんやヘクトル兄さんはすごく強いし、エイリーク姉さんや
   マルス兄さんは頭が良いけど……特にコンプレックスを感じたことはないなあ」
ウォルト「すごいなあ。ロイは…」
レイ「まあ、分からないでもないけどな」
ルゥ「どういうこと?」
レイ「あれ見てみろよ」

リーフ「アルテナせんぱーい!一緒に帰りましょうYO☆!」
アルテナ「ああ!うざったい!ついてこないで!」
リーフ「ああ!冷たい姐上も最高だ!」
アルテナ「姐上って呼ぶなと何度も(ry」

セリス「うわあ!」
ユリウス「おいおい、何もない所で転ぶなよ。相変わらず鈍くさい奴だな」
セリス「えへへ」
ユリア・ラナ(ドジっ子なセリス様萌え(*´∀`))

セリカ「ねえ、アルム、帰りにいつもの喫茶店寄りましょ。パフェが食べたいわ」
アルム「え、僕今月ピンチなんだけど」
セリカ「大丈夫よ。2人で1つ頼めばいいわ」
アルム「それは良いね。もちろんスプーンも1つでNE☆」
セリカ「やだアルムったら///」

ルゥ「ああ、何となく分かったよ」
チャド「コンプレックスなんか感じるわけないな」
ロイ「兄さん達自重してくれ……」