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Last-modified: 2008-02-27 (水) 19:50:10

ターナ  「はぁ~。」
ラーチェル「ため息なんてついてどうしたんだです、ターナ?」
ターナ  「エフラムに振り向いてもらうにはどうすればよいのかしら・・・」
ラーチェル「まぁ彼の性癖をどうにかしない限り、私達に未来はありませんわね。」
ターナ  「そうはいっても・・・ねぇ。人の好みなんてそう簡単には
      変えられないモノなのよ。」
ラーチェル「それはそうですけど・・・・・・」
ターナ  「・・・・・・・・・・・!・・・
      ・・・そうよ。逆転の発想をすればよいのだわ。」
ラーチェル「どういう事ですの?」
ターナ  「エフラムのストライクゾーンを思春期の私達に引き上げようとするんじゃなくて、
      私達がエフラムのストライクゾーンに合わせるのよ。」
ラーチェル「と言いますと?」
ターナ  「これだけ言ってまだ分からないの・・・?
      私 達 が 幼 女 に な る の 。
ラーチェル「ポーン(  Д )⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒...。....。コロコロ」
ターナ  「そうすれば、エフラムも私達を見てくれるはずだわ!?
      いいアイディアでしょ!!」
ラーチェル「・・・・・・・・・・」
ターナ  「思い立った日が吉日っていう事だし、さっそくリオンさんに
      頼んで、あの若返りの薬を貸して貰うわ。」
ラーチェル「(我に返る)ちょ、リオンさんが作った薬って・・・
      まさか・・・・あのジェイガンさんがひと飲みで赤ん坊になっちゃったアレじゃないでしょうね!!?」
ターナ  「そうよ。」
ラーチェル「私達が飲んだら赤ん坊どころか、卵子にまで戻ってしまうのではないの?」
ターナ  「心配ないわ。水で薄めて飲めば効果が薄くなるはずだから・・・それを使えば・・・
ラーチェル「学校は・・・どうするのです?」
ターナ  「一週間位休むわ。大丈夫よ、一週間程度ならすぐに取り戻せる自信がある。
      でもエフラムの心は・・今じゃないと駄目な様な気がするの。」
ラーチェル「・・・仕方ないですわね。じゃあ私も参加させてもらいますわ。」
ターナ  「分かったわ・・・でも、エフラムは私のものだからね。」
ラーチェル「ご冗談を。幼女となった私にアナタは勝てないですわよ・・・。」
二人   「エフラム、待ってなさい!!」

375 名前: 助けて!名無しさん! [sage ] 投稿日: 2008/01/15(火) 13:42:50 ID:tGJGfUDH
《翌日》
ターナ  「さてと・・・準備はいい?」
ラーチェル「いつでも」
二人   「せぇ~の!?」
《ごくごくごく・・・・・・・・・・チャラッチャラッチャーンミヨヨーン!!》
ターナ  「・・・どうやらうまくいったようね・・・。」
ラーチェル「そうですわね。身長も40cm程低くなって、体のサイズも一割減といった所ですわ。」
ターナ  「他人から見れば小学三年生といった所かしら?」
ラーチェル「見た目は子供、頭脳は高校生・・・その名も!?」
ターナ  「バーローwww」
ラーチェル「まぁ茶番はここまでにして・・・どうやってエフラムに近づくおつもりですの?」
ターナ  「良い方法があるわ。」

《公園》
エフラム 「ふうっ~、ランニングはこれで終わりにするか。
      ・・後は家に帰ってトレーニングでも・・・
ターナ  「・・・・・・・・・・」
ラーチェル「・・・・・・・・・・」
エフラム (みすぼらしい格好をした2人の女の子が俺を見てる・・・確かアレは・・・)
     「ターナ、ラーチェル、一体ソコで何して」
ターナ  「・・・お兄ちゃ~ん!(ガシッ)」
エフラム 「えっ、ターナ何をして・・・」
      (いや、ターナじゃない・・・・顔立ちは良く似てるが、こんなに小さくは無かったはずだ。
      じゃあこの子は・・・誰だ?)
ラーチェル (これが作戦!?・・・まぁ竜の幼女達がいつもやってる事を真似してるだけだけど)
エフラム 「あー、その・・・何だ、君たちの名前は?」
ターナ  「ターニャ。」
ラーチェル「・・・レ、レイチェル・・・」
エフラム (じゃあ人違いか・・・)
     「で、君達はどうしてそんな格好をしてるんだ?両親はどうしたんだ?」
ラーチェル(こう聞くと思いましたわ・・・ターナはどう答えるのかしら。)
ターナ  「パパとママに捨てられたの。私はいらない存在だからって・・・」
ラーチェル(なんちゅう嘘ついてんねん!)
エフラム (・・・まさか・・・彼女らも犠牲者だったのか・・・。
      現社会では、子供を育てる力が無いのに(コノヒトデナシー!)して親になる人が増えている・・・。
      彼らは子供が手に負えなくなると、こういう風に捨ててしまう。
      己の損得だけで我が子を捨てて・・・道端に迷わせて寂しい思いをさせて・・・・
      ・・俺は・・・・・・許さん。この子達に聞いて両親を見つけだしてやる!
      そして、こんな事を平気でした親を、絶対に・・・・・!!!)
ターナ  「何かエフラムが凄い顔して怒ってる・・・(滝汗)」
ラーチェル(それは当然でしょ!そんな嘘、誰も信じませんわ!!!)
エフラム 「・・・来い。」
ターナ  「えっ!?」
エフラム 「俺の家は大家族だ。家族の温もりというものを与えてくれるだろう。」
ラーチェル「で、でもそんな・・・」
エフラム 「家も大きいし、空き部屋もいくつかある。
      安心しろ、もう飢えや孤独で苦しませはしない。
      本当の両親が見つかるまで、俺が家族になってやる。」
ターナ  「う、うん・・・」
376 名前: 助けて!名無しさん! [sage ] 投稿日: 2008/01/15(火) 13:45:04 ID:tGJGfUDH
エフラム 「さぁ行くぞ。」
ラーチェル(ある意味作戦成功?エフラムの家で暮らせるなんて・・・)
ターナ  (・・・・・・何か、凄く嫌な予感がする・・・(汗))

《ご存知FE兄弟家》
エフラム 「という訳だ。彼女達の両親を見つけるまで、ココに居させてやってくれないか?」
へクトル 「ちょwwwwおまwwwwwww」
エリウッド「あああああああああああああああ!!!」
セリカ  (どうしてエフラム兄さんは子猫を拾ってきたかの様な感覚で、こんな事を言ってるのかしら?)
リーフ  「このひとでなしーっ!」
エフラム 「人でなし・・・?俺はただこの可哀相な子達に、一時的な住まいと安らぎを与えたいだけだ。」
マルス  「いや・・・実はこの子達を食おうとしてる幼姦m」
リン   「こんな子供たちの前で何とんでもないこと言ってるのよ!!?
      自重というものを知りなさい、自重を!!」
マルス  「イダダダダダダダダ!」
ターナ・ラーチェル「*1)ガクガクブルブル」
エフラム 「二人とも大丈夫か!?見ろ、お前達が暴れてるから怯えてるじゃないか」
リン・マルス「マジですいませんでした。」
ミカヤ  「女の子・・・私としてはこの位の年の男の子の方が・・・」
ヘクトル 「ショタコン姉貴自重」
エリンシア「・・・分かりました。この子達を居させてあげましょう。」
エフラム 「姉貴・・・ありがとう!君たちも良かったな!!」
ターナ  「う・・うん。」
     (うまく事が運んで嬉しいのやら怖いのやら)
ラーチェル(エフラムは本当に下心無しでこんな事をしてるのかしら・・・(汗)
      ターナは望んでこんな事をしているとはいえ、この姿でいうのはちょっと複雑な気分にならないのでしょうか?)
エリンシア「でも・・・・」
エフラム 「でも?」
エリンシア「もしこの子達にあんな事やこんな事をした場合・・・・24時間耐久超兄貴大会に出てもらいますわ!」
リン   「うわぁ・・・それは死んでも避けたいわね」

ターナ  「とりあえず、潜入成功ね!」
ラーチェル(これは潜入っていうのかしら・・・?)
ターナ  「夜中になったらエフラムの部屋に行って(ry)」
ラーチェル「はいはい」

《次の日》
エフラム 「よし、二人とも、今日はランニングに行こうか」
ターナ  「ラ、ランニング!?」
エフラム 「ああ、足腰を鍛えるには良い運動だ!」
ラーチェル「や、やりたくないですわ」
エフラム 「甘えるな!足腰を鍛える事は、体の新陳代謝を上げ、
      精神的にも肉体的にも強くなる。
      更に強靭な足腰は槍を使う際に、より高度な技を正確に、尚且つ少ないリスクで行えるようになる。
      もっと言えばこの運動は瞬発力&回避力を高め、戦闘時の生存率を飛躍的に高められる!
      ・・・言っておくが俺は何処かの蒼髪デブーンとは違うからな!!」

377 名前: 助けて!名無しさん! [sage ] 投稿日: 2008/01/15(火) 13:46:50 ID:tGJGfUDH
二人   「・・・・・・・・・・」
エフラム 「つい暑くなって長々と語ってしまったな、すまない」
ターナ  「言ってる事がよく分からないよ、エフラム」
エフラム 「ふっ・・・・君達も俺位の年になれば分かるさ」
二人   『『(アンタの年になってても何言ってるのか分からんわい!!!)』』

ヘクトル 「ヘックシュン!!!」
フロリーナ「風邪ですか?」
ファリナ 「馬鹿でも風邪はひくんだ・・・」
ヘクトル 「違げーよ!何か誰かが俺の噂をしてやがる気がする・・・」

《数日後 風呂場》
リン   「さぁてと、二人とも綺麗にしましょうね~♪」
ミカヤ  「昔はこれを自分の兄弟にしてたのよね・・・まさかこの年になってもするとは・・・」
エイリーク「しかし本当にターナとラーチェルに似てますわね・・・。」
二人   (ぎくっ!)
リン   「・・・私を見て!と言っても『色気なんて無ーよ!』と言われてたのが昔の私なんだよね。
      今は何も言わずとも身体目当ての男達に見られてるから困るw」
ミカヤ  「シグm・・・ラング乙!」
ターナ  (色気・・・・・あ・・・良い事思いついた♪)
ラーチェル(色気・・・まさかターナ、パンドラの箱を開ける気z)
ターナ  「ねぇ・・・どうしてエイリークお姉ちゃんのおっ○いはリンお姉ちゃんのより小さいの?」
エイリーク「・・・・・・!!!!?」
ミカヤ  「あ、ターニャちゃんそれは言っちゃぁ・・・」
ターナ  「お父さんが言ってたよ。男の人はボインボインの方が良いんだって!(※でっちあげ)」
エイリーク「。゚ヽ( ゚`Д´゚)ノ。゚(゚ `Д)ノ。゚ヽ(  )ノ゚。ヽ(Д´ ゚)ノ゚。。゚ヽ(゚`Д´゚ )ノ゚。」
リン   「ちょwエイリーク姉さん待って!」
エイリーク「私は一生結婚できない!この忌々しいのがある限り結婚できる確率なんて0%以下なのよぉぉぉぉぉ!!!」
リン   「姉さん!?大丈夫だから!女性大きさが全てではないのよ!!」
ミカヤ  「リンが言っても説得力0ね(汗)」
ラーチェル(ターナ、何と言う恐ろしい子・・・・!!)
378 名前: 助けて!名無しさん! [sage ] 投稿日: 2008/01/15(火) 13:50:38 ID:tGJGfUDH
《次の日》
エイリーク「そういう訳で・・・あんなちびっ子に言われたなんてとてもショックですわ!」
リオン  (ターナちゃん、僕が知らない所でそんな事やってたんだ・・・(滝汗))
エイリーク「酷いと思いません、リオン?」
リオン  「う、うん・・・僕もそう思うよ。ターニャちゃんが言った事は間違ってる。」
エイリーク「・・・・リオン・・・・」
リオン  (エイリークが唇を近づけてる・・・・ま、まさかこれはキス!!?)
エイリーク(・・・・・・・・・・)
(二人とも唇を近づける・・・しかし後一歩という所でエイリークが何か閃いてリオンが落ちる)
リオン  「うわっ!」
エイリーク「あれ?リオン、どうしてあんなセクハラ発言を言った子の名前がターニャって分かったのです?
      私は一度も口にはしていませんが・・・・」
リオン  (し、しまったぁー!!)
エイリーク「さては何か知っているのでは・・・?」
リオン  「べべべ、別に何も知らないよ!!?」
エイリーク「いいえ、その動揺ぶり!アナタは彼女たちと面識がありますね・・・」
リオン  「違うよエイリーク、僕は何も・・・」
エイリーク「本当の事を言わないと、もう一生アナタとは話しませんよ」
リオン  (それはダメェェェェェ!!)
     「・・・エイリークには敵わないな。本当の事を話すよ」

エイリーク「じゃああの二人はターナ&ラーチェル・・・?」
リオン  「そう。エフラムに近づく為に若返りの薬を薄めて使ったんだ」
エイリーク「どうしてそんな事を。」
リオン  「エフラムと(コノヒトトデナシー!)したいからだと思う。エフラムは丁度今疲れてる・・・恐らく今から・・・」
エイリーク「こうして居られません・・・早く兄上にこの事を・・・!」

リオン  「僕は何処で・・・間違えたのかな・・・(´;ω;`)」

《エイリークとリオンの会話が起きてた頃》
ターナ  「こちらスネーク、エフラムの寝室に侵入したわ」
ラーチェル「このダンボール、ちょっと小さすぎません?やっと二人分が入れるサイズだなんて・・・」
ターナ  (突っ込むと思ったのに突っ込んでくれなかったわorz)
     「エフラム発見~♪しっかりと寝てるわね」
エフラム 「・・・・・・zzz・・・zzz・・・・・・」
ターナ  「それでは・・・」
ラーチェル「ゴクリッ」
ターナ  「いただきm」
マルス  「(ガラッ)エフラム兄さん!」
タナ・ラチェ「!!!!!!」
マルス  「兄さん、起きてくれ・・・!」
エフラム 「・・・ア、アメリア・・そんな事をしちゃ・・・ううあっ!!・・・・な、何だよマルス?」
マルス  「ミカヤ姉さんが呼んでるよ」
エフラム 「分かったよ・・・・今行く・・・・はぁ。」
(エフラムが部屋を出る)
マルス  「エフラム兄さん、どんな夢を見てたんだよ(苦笑) おや、こんな所にダンボールが・・・?」
タナ・ラチェ(やばい・・・もし私達の潜入がバレたら・・・)
マルス  「・・・・いや、スネークじゃあるまいし、人なんて入ってないか・・・
      僕は疲れてるのかな、シーダに癒してもらいたいよ」
(マルスが部屋を出る)
ターナ  「た・・・助かった・・・・・(汗)」
ラーチェル「夢の内容が・・・凄く・・・気になりますわ(汗)」

《数十分後》
エイリーク「姉上!」
ミカヤ  「どうしたの、エイリーク?」
エイリーク「あの二人の少女はどうやら私の友達の様なのです。だから追い出して下さい!」
ミカヤ  「・・・そりゃあ、あんな子供までに貧(ry)扱いされるのは辛いでしょうけど、
      だからって嘘までついて・・・・」
エイリーク「嘘なんてついてません!」
236 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2008/02/17(日) 12:28:22 ID:z9e+vpvh
ミカヤ  「はいはい」
エイリーク(一体どうすれば・・・・・・・・明日にでも会ってみて真意を聞いてみましょうか・・・)

《翌日》
エフラム 「二人に聞きたい事がある。分かってるとは思うが、君達の両親の事だ」
ターナ  「う、うん」
ラーチェル(ここは嘘をつく必要がありますわね)
エフラム 「君達の・・・まずは父親から聞くか。
      今は名前は言わなくてもいいから、特徴を教えてくれないか?もしかしたら知ってる人かもしれない」
ターナ  「え~っと、髪は灰色で・・・痛っ!」
ラーチェル(何真面目に応えてるんですの!ココは嘘をつくのですわよ!)
エフラム 「?・・・どうした?」
ターナ  「な、何でもない」
エフラム 「父親の職業は・・・分かるか?」
ターナ  「フォレ・・・・スナイパーです」
エフラム (灰髪のスナイパー・・・何処かで・・・)
     「では聞こう。父親の名前は?」
ラーチェル(この場合は漢字一文字で答えると良いですわ)
ターナ  「・・・カイです」
エフラム 「カイ?海のカイか?」
ターナ  「うん」
エフラム (カイという名のスナイパー・・・聞いた事が無いな・・・。
      いや、待てよ・・・子供は親をかばう傾向があるとTVに有ったな・・・
      だとしたらこの名前は暗号か・・・!)
ターナ  (どうして悩んでるの・・・分かるはずが無いのに・・・)
エフラム (カイ・・・海・・・海馬・・・海馬社長・・・・・・・!!・・・
      分かったぞ・・・暗号の正体が・・・・!謎は全て解けた・・・!)
エフラム 「ターニャ、君の父親は・・・・ヒーニアスなんだな。そうだろ?」
タナ・ラチェ「 ( ゚д゚)゚д゚)ポカーン…」
エフラム 「やはり俺の推理は正しかったか・・・」
タナ・ラチェ「 (゚д゚)゚д゚) 」
エフラム 「こっち見んな」
ラーチェル「じ、じゃあ母親はどうなんですの?」
エフラム 「それは簡単さ・・・・ターニャを良く見れば・・・!!!!」
ターナ  「?」
237 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2008/02/17(日) 12:29:58 ID:z9e+vpvh
エフラム (まさか・・・そんなはずは無い・・・この子・・・ターナに良く似てる・・・。
      髪の色、目の色、全体的な雰囲気・・・全てがターナの生き写しの様だ・・・。
      ・・・これから導き出される理由は一つ!)

《ガラッ!》

シグルド 「この蒼髪の少女がKINSHINによる産物らしいと感じて飛んで来ました」
エフラム 「シグルド兄貴・・・丁度良いタイミング、恐らく彼女達は・・・」
シグルド 「ああ、間違いない。お前の友達である兄妹の・・・子供だ!」
タナ・ラチェ「 ( д)    ゚ ゚」
エフラム 「信じられん・・・な」
シグルド 「だがコレは現実だ。推測の域を出ないが・・・私はこう考える。
      お前の友達達はある一夜、禁断の世界に入ってしまう。その結果、子供が生まれて来た。恐らく隠し子として育てられていたのだろうな・・・
      エフラム、友であるお前が気付かないのも無理は無い。己を責めるなよ」
エフラム 「・・・・・・・・・・」
シグルド 「だがある日、彼らは子供達を育てきる事に疲れてしまう。だから・・・子供達を置いて去ったのだ」
エフラム 「・・・・・ターナ・・・・・お前・・・・どうして・・・」
シグルド 「こういう事は大抵の場合、兄の方からやったのだろうな・・・。妹は抵抗出来ずに・・・」
タナ・ラチェ(何か話が飛躍しすぎてついていけない・・・というか責任を感じ始めてる)
エフラム 「・・・そうか。・・・ターナ、お前は俺が知らない所でそんな目に・・・・もうちょっと・・・傍に居てやるべきだったな・・・
      明日からは・・・ちゃんと傍に居てやるからな、絶対だ!」
ターナ  「・・・エフラム・・・」
ラーチェル「・・・・・・・・・・」
エフラム 「・・・ヒーニアス・・・何かといけ好かない奴だとは思っていたが・・・・・ココまで貴様は腐っていたのか!!!」
シグルド 「今日はもう寝た方が良い、こんな事を知った日は特に、な」
エフラム 「・・・ああ・・・」
シグルド 「・・・それと」
エフラム 「?」
シグルド 「もし他に親戚が居なかったら・・・その子達だが、ココでずっと養っても良い」
エフラム 「本当か・・・!?」
シグルド 「KINSHINした挙句、子を捨てる様な親の元には返せんからな」
二人   「・・・・・・・・・・」

《ターナ&ラーチェル、起きてる事の重大さを感じたのか、荷物をまとめていく》
ターナ  「・・・今日こそは夜這いするつもりだったんだけど・・・辞めとくわ」
ラーチェル「・・・そうですわね」
238 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2008/02/17(日) 12:32:28 ID:z9e+vpvh
ターナ  「薬の効果が切れるのも後数時間・・・この体も嫌いじゃないんだけど・・・」
ラーチェル「でも・・・」
ターナ  「エフラムとシグルドさん・・・凄い迷推理だったわね!」
ラーチェル「ええ・・・でもちょっと嬉しかったですわ」
ターナ  「エフラムも・・・シグルドさんも・・・優しいわ。見知らぬ子供達の為にあそこまで・・・」
ラーチェル「子供にとっては、もしも父親になったらあれ程素晴らしい人達はそう居ないのでしょうね」
ターナ  「そうね・・・・(私も・・・いつか・・・素晴らしい母親に・・・)」
エイリーク「あら、ココで何してるんです。荷物なんてまとめて?」
二人   「あっ・・・・」
エイリーク「寒いから、早く寝た方が良いですよ・・・ターナ、そしてラーチェル」
ターナ  「・・・やはり・・・分かってたのね」
エイリーク「リオンから聞き出しました・・・二人ともどうしてこんな真似を?」

《数秒もの沈黙の後・・・》
ラーチェル「・・・エフラムは槍、修行と小さい女の子にしか興味を示しませんわ」
ターナ  「私達も女よ・・・少しでも関心を引いて貰いたかった」
ラーチェル「だから若返りの薬を薄め、エフラムの対象年齢に合わせた・・・」
エイリーク「・・・・・・・・・・」
ターナ  「でも・・・もういいの。エフラムは傍にもっと居てくれると言った・・・それでもう充分よ・・・」
エイリーク「ターナ・・・」
ラーチェル「・・・ねぇ、今日はエイリークと一緒に寝ましょう!」
ターナ  「賛成!」
エイリーク「え、ちょ、それは・・・」
ラーチェル「小さい頃は良くしていたではありませんの、今更何が恥ずかしいのです?」
ターナ  「あーっ!まさかエイリーク、今ベッドに男隠してるでしょう!?」
エイリーク「違います!!」
ラーチェル「なら良いじゃありませんの、別に変な事する訳ではありませんし」
エイリーク「・・・・・・・・・」

リーフ  「プババババババァ!!!」
セリス  「うわぁ!リーフが突然鼻血を(ry)」
へクトル 「一体何を考えてるんだ、こいつは?」
リーフ  (何かすっごい怪しい会話が繰り広げられていたと感じた・・・
      くっ、もし出所が分かっていれば潜入できるのに・・・悔しいっ・・・!!)
シグルド (・・・明日は会社は午後からだ。
      エフラムに助太刀してやるとするか・・・KINSHINを滅ぼす為にぃ!!)

239 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2008/02/17(日) 12:35:35 ID:z9e+vpvh
《次の日の朝》
ターナ  「・・・zzz・・・zzz・・・・・ん・・ふああぁぁ・・・・・
      もう・・・朝か・・・・・」
エイリーク「・・・zzz・・・zzz・・・」
ラーチェル「・・・zzz・・・zzz・・・」
エフラム 『(※ターナの回想中)  明日からは・・・ちゃんと傍に居てやるからな、絶対だ!』
ターナ  「・・・エフラム・・・本当にありがとう・・・。
      でも・・・私・・・・何かを忘れてるような気が・・・?」

‐ オマケ ‐

ヒーニアス「・・・おはよう、エフラm」
エフラム 「・・・ふんっ!」
ヒーニアス「おわぁ!何をするエフラム、気でも狂ったか!?」
シグルド 「こいつがヒーニアスか・・・・私から言わせて貰うと気が狂ってるのはお前の方だ」
ヒーニアス「一体何が、どどどうなってるっ!」
エフラム 「お前は・・・兄でありながら自分の妹を苦しめ・・・その挙句に生まれた娘を捨てた・・・」
ヒーニアス「(゚Д゚)ハァ?」
エフラム 「ヒーニアス・・・俺はお前を見損なった。
      貴様は 俺が倒す!」
ヒーニアス「ちょ、エフラムやめt・・・アッー! 助けてエイリークゥゥゥ!!!」


*1 *2
*2 *3
*3 (;゜д゜