7-190

Last-modified: 2008-01-16 (水) 20:37:19

エスパー長男

 バレンシア農園にて
セリカ「お疲れ様、アルム。お弁当持ってきたわよ」
アルム「ありがとう。みんな、そろそろ休憩しようか」
クリフ「女の手料理キター」
グレイ「クリフ自重」
 アルム達の元へ集まる三人
アルム「いやー、セリカの料理は美味しいなあ」
ロビン「ホント。相手(アルム)が羨ましいぜ」
セリカ「あら、お世辞を言っても何もでないわよ」
グレイ「いやいや、本当のことさ」
クリフ「耕す苦労もこれで吹っ飛ぶくらいだよ」
セリカ「そう?ありがとう、みんな。でも一体何を作ってるの?」
アルム「それはね・・・」
セリカ「まぁ、大変じゃない?」
アルム「なあに、君がこうして応援に来てくれるだけで大助かりさ」
セリカ「でも、こうしてお弁当を作るくらいしか・・」
アルム「それだけで百人力さ」
セリカ「アルム・・」
アルム「セリカ・・」
グレイ(また始まったよ・・相変わらず無茶苦茶だよな・・)
ロビン(幾ら見慣れたと言っても目の前でやられるのはな・・)
クリフ(ラブシーンキター)
グレイ(クリフ自重)

 一方、グランベル商社では・・
シグルド「ムッ!」(キャラリーン)
アレク「どうしたんです、係長」
シグルト「いや・・ノイッシュ、すまんが窓を開けてくれないか?」
ノイッシュ「構いませんが、一体どうしたんです?」
 窓を開けるノイッシュ
シグルド「ふん!」
アレク「ティルフィングを・・投げた!?」
ノイッシュ「係長に一体何が!?」

 そして再びバレンシア農園・・
アルム「セリカ・・」
セリカ「アルム・・」
グレイ(あれからもう2時間だぜ・・)
ロビン(何と言いますか・・)
クリフ(もっと、もっとだ!もっと激しく!)
ロビン(クリフ自重・・ん?)
グレイ「アルム、危ない!」
 アルム達の近くに刺さるティルフィング
アルム「これは・・ティルフィングじゃねーか!」
セリカ「セリスが使うとは思えないし・・まさか、シグルド兄さんが?」
グレイ「けど時間的にもまだ仕事中だろ?まさか投げたとか?」
ロビン「でもグランベル商社からはかなりの距離があるぜ。届くとは思えねーよ」
アルム「いや、シグルド兄さんは僕等の邪魔をするなら物理法則すら捻じ曲げるからね」
セリカ「その能力をもっと別の・・あら、立て札が割れてるわ・・」
 割れた立て札に【人 デ 梨】の文字が書かれている
アルム「ひと、で、なし・・何故リーフ?」
セリカ「・・登場する切っ掛けがなかったからじゃない?」