Q.セティについてどう思いますか?
A.
ナンナ 「セティ様ですか? 立派なお方だと思います。文武両道容姿端麗、人当たりもよろしいし気配りもよく出来ていると。
甘いお声と優しい笑顔から、『風の王子様』と呼ぶ女性方も多いそうですね。でも私はリーフ様の方が(ry」
ミランダ「セティ? あー、あのハンサムな人ね。素敵よねー、まさに王子様って感じ。
でもちょっと完璧すぎて、交際とかは考えられないんじゃない?
やっぱり、男ってのはもうちょっと抜けてるというか、ヘタレ的な部分があった方がこっちとしても……
ち、違うわよ!? 別に、誰か特定の個人のことを言ってるわけじゃないんだからね!」
サラ 「……セティ? ……緑の中ではかなり優秀な方だと思う」
ティニー「攻めです」
Q.リーフについてどう思いますか?
A.
ナンナ 「愛してます。激ラブです。……すみません、ちょっと取り乱してしまいましたね。
リーフ様のことをヘタレとか取りえなしとかこの人でなしーとか仰るお方もいらっしゃいますが、ひどい誤解です。
確かに多少頼りなく見えるかもしれませんが、実際はかなりのタフガイですし、
ありとあらゆる武器道具を使いこなすあの器用さはまさに伝説の領域に入っていると言っても過言ではないでしょう。
それに商才もありますし、頭の回転もかなり早いんですよ。いえ確かにまだ爪の甘いところはありますけれど、
それだってこれから経験を積むことによって鍛えられていく部分だと思いますし、
何よりも謙虚な姿勢を持っておられますから、あのご兄弟の中でも伸び代は一、ニを争うものかと。それに(以下略)」
ミランダ「り、リーフのことなんて知らないわよ! ナンナにでも聞いたら?
……ま、まあ、あいつってば物凄いヘタレで正直見ててイライラするんだけど、やるときは結構やるのよね……
それにほら、何ていうの? 変なしぶとさって言うか、たくましさもあるし……
だ、だからって、ヘタレな部分のマイナス評価が覆るわけじゃないけどね!
まーったく、そもそも生来甘ったれって言うか、お坊ちゃんなのよねあいつは。
何ていうのかしら、やっぱりああいうタイプにはそばで支えてあげられる人が必要だと思わない?
そうねー、あいつを引っ張っていけるぐらい気の強い……具体的には怒りスキル持ってるぐらいの気の強さが
って、べ、別にわたしは関係ないんだから! 本当だからね!?」
サラ 「優しい人よ。わたしたちから逃げてるけど、邪険にされたことはないし。
正直リーフの魅力ならお姉さんぐらい何人でも落とせると思うけど、そうしないのは、
多分実際年上の恋人なんか作ったらわたしたちが傷つくかもしれないって無意識に考えてるからだと思う。
もちろん本人に言ったら否定するだろうけど、その辺りを自覚しないのもリーフの優しさなのよね。
あとはもう少し自信を持てば、あの人の持つ器用さが最大限に生きてくると思うわ。
……でも、わたしは今のままの弱気なリーフも好き。かわいいから」
ティニー「受けです」