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Last-modified: 2008-02-19 (火) 22:02:05

ワレスなら出来そうだと思った。反省はして(ry

アル晴レタ日ノ午後、リーフは朝っぱらからワレスに捕まり、
紋章町一周マラソンなどにつきあわされていた。

ワレス 「うーむ、いい汗をかいた!!あと一本行くか!!」
リーフ 「うう・・・せっかくの休みだってのにどうしてこんな・・・。」
ワレス 「泣き言を言いながらもしっかりついてきておるではないか。鍛えがいがあるヤツだ。」
リーフ 「そろそろ勘弁して下さいよ・・・あれ?なんですかね、この声・・・?」
ワレス 「む?・・・痴話げんかか何かか?行くぞ、リーフ!!」

声がする方へ向かう2人。そこでは・・・
ネイミー「わーん!!どうしてコーマは学校にも来ないでバイトばっかりしてるのよー!!」
コーマ 「ネイミーこそ、何で分かってくれねーんだよッ!!」

リーフ 「これはすごい、女の人は泣きながら矢をうちまくってるし、男の人は全部よけながら戦っている。」
ワレス 「感心している場合ではないぞ。矢は飛び交って危険だし、
     五月蠅いしで近隣の迷惑になっておる。ワシは女子を傷つけるのは好かんから
     男の方を力ずくで止める。お前は何とか女子の方を上手く抑えてくれ。」
リーフ 「分かりました・・・って、ワレスさん!!あの男の人が持っているのはアーマーキラーです!!
     いくらワレスさんでもアレ相手じゃただじゃ済みませんよ!!」
ワレス 「かといって、黙ってみているわけには・・・そうじゃ!!アレを使うか!!」

喧嘩を続ける2人の間に走っていくワレス。
ワレス 「リーフ!!目を閉じよ!!」
リーフ 「えっ?は、はい!!」
ワレス 「天○飯、技を借りるぞ!!  太陽○!!」 カッ!! 
ネイミー「キャーー!?」
コーマ 「うおっまぶしっ!」
ワレスの頭からほとばしる閃光。喧嘩をしていた2人もこの光に驚いたのか、リーフが目を開けた頃には戦意を喪失していた。
ワレス 「まったく、天下の往来で何をやっていたのだ。訳を話してみろ。」
ネイミー「ぐすっ・・・だって、コーマが学校にも行かないで危険なアルバイトばっかりしてて・・・何かあったら・・・」
コーマ 「俺だってお前にこれ以上苦労させたくねーから・・・」
ワレス 「ふむ、お互いの思いやりが少しすれ違って起きた、と言ったところか。」
ネイミー「ごめんなさい、ご近所の皆さんにも迷惑かけて・・・。」
コーマ 「・・・悪かったよ。」
ワレス 「謝る相手はワシではなかろう。まぁ、幸いここら辺はワシの知り合いばかりだからな。
     謝るというのならワシも付き添ってやろう。リーフ、すまないが今日はここまでだ。これで満足せずに鍛えておけよ。」
リーフ 「は、はい・・・。」

リーフ 「・・・って事があった。」
セリス 「ワレスさんってやっぱり立派な先生なんだね。」
アルム 「最初に気になったところがそこ?」
リーフ 「この前ランニングしてたら道に迷って、そしたら龍珠区ってところに着いたんだって。
     それでそこで会った人に帰り道を聞きがてら、その技も教えて貰ったと。」
アイク 「龍珠区か・・・相当腕の立つヤツがごろごろいると聞いたが・・・リーフ、今度行き方を聞いておいてくれ。」
リーフ 「あー・・・帰りはワープの杖みたいな感じで帰されたから分からないって。」
アイク 「そうか・・・残念だ。」
ロイ  「この辺の地図には一切載ってない・・・どころか、一切情報がないんだけど・・・。」
アルム 「龍珠区・・・一体どんな世界なんだろう・・・。」