7-67

Last-modified: 2008-01-16 (水) 20:32:51

もうすぐ……

TV<ジングルベール ジングルベール

アイク 「む……そろそのあれの時期だな。」
ロイ  「そういえばあれだよね……嫌だな……」
マルス 「どしたのロイ浮かない顔して。もうすぐクリスマスだよ?」
シグルド「そうだ!楽しい楽しい恋人達のクリスマスじゃないか!」
マルス 「そうだね毎年『今年こそはディアドラと決める!』って言って五年目になるクリスマスだね」
シグルド「いいや今年こそは(ry」
マルス 「はいはいワロスワロス。んでロイは何が嫌なんだい?相手なら沢山いるだろうに」
ロイ  「いや、それがね……」

~昨日の放課後~

リリーナ 「ロイ、あのね……25日はうちでパーティを」
ララム  「ロイくーん!クリスマスはうちで美味しい料理を」
スー   「サカはクリスマスとか祝う習慣無いけど……ロイが来るなら」
シャニー 「イリアでホワイトクリスマスをー」
ソフィーヤ「くぉ……じゃなくて……クリスマスの日なんですけど」
セシリア 「ロイ、25日に特別授業をしたいんだけど」

6人「……!」ロイを囲んで鉢合わせる6人。その瞬間ロイはその場に蒼い稲妻を見た。

ロイ   「えっと……あの……」
リリーナ 「……見て、ロイ。これアトス校長先生に借りたフォルブレイズって魔道書なの。凄い威力でね……
      今急に試してみたくなったんだけど……あたしコントロール悪いから……どこに当たるか……」
ララム  「そういえばこれさっき作った料理、名付けてララムポイズンMAX☆
      (ボソッ)ざっと見積もって人間5人くらいなら……余裕で……」
スー   「これ、サカに伝わるミュルグレって弓。速さ上がるから追撃出まくりよ。特に足の遅い魔道士とかに」
シャニー 「あ、こんなところにイリア伝統の槍マルテが」
ソフィーヤ「……これですか?……黙示の闇……アポカリプスです……」
セシリア 「…………(^ω^;)(出せる物が無くて困ってる)」

ロイ 「あの……それじゃあみんなうちに来れば……?うちでもパーティとか出来るし」

リリーナ (休戦?ここは休戦協定?)
ソフィーヤ(くぉ……)
スー   (そうね。人様の家で毒盛っちゃ駄目よララム)
ララム  (もう!しないよそんなこと!お手製料理は持ってくけど)
シャニー (あたしもそれで賛成ー。ロイ君の家見たいし)
リリーナ (おK。でも家に着いてからが勝負よ。特に嫁き遅れは家族に取り入ろうと必死になるだろうから要マークね)
セシリア 「…………(^ω^#)ビキビキ(でも言い返せない)」

6人 「それじゃあお邪魔させてもらいまーす♪」
ロイ 「……うん……楽しみにしてるからね……」

ロイ 「みたいなことが毎年毎年」
マルス「ああ……どうりでクリスマスは家が大奥臭い雰囲気だと思った」
ロイ 「まぁなんだかんだで人数多い方が楽しく過ごせるからいいんだけどね」
マルス「まぁね。ま、僕はシーダだけだからそんなややこしい事にならないんだけど。
    ところでアイク兄さんも相手多いけどクリスマスどうするの?」
アイク「どうするもこうするも……何か特別しないといけないことでもあるか?」
マルス「聞いた僕が馬鹿でした」
アイク「いや……待てよ?クリスマスと言えばあいつが来る日だな……」
ロイ 「え、マジで!?誰かと約束してるの?!」
マルス「この驚異のフラグクラッシュ攻撃を乗り越えて聖夜を共に過ごすまでにこぎつけた強者がいるというのか!」
2人 「 一 体 誰 ? ! 」

アイク「サンタさん」

マルス「……えっと良く聞こえなかったもう一回言って」
アイク「サンタさん」
2人 「( ゚д゚)」
アイク「サンタさん」   
2人 「( ゚д゚ )」
アイク「こっち見るな。どうしたんだ2人共」
ロイ 「いや……アイク兄さんもう大人なんだしさすがにサンタクロースはちょっと……」
アイク「大人のもとには来ない事くらい知ってるぞ」
マルス「いやそういう問題じゃなくてですね」
アイク「……?それよりお前達はまだ欲しい物決まってないのか?」

マルス(あ、そうか。アイク兄さんはまだ僕達がサンタ信じてると思ってて欲しい物聞こうとしてるんだ)
ロイ (そっか、そりゃそうだよね。兄さんも稼ぐようになったし今年からうちのサンタの1人に加わるわけだ)

ロイ 「えっと、じゃあマフラーとかで」
マルス「あ、僕は何でもいいです」
アイク「そうか。ミカヤ姉さんに伝えておく」」

ロイ 「兄さん……ミカヤ姉さんに伝えるなんて言ったらバレバレだよ……」
マルス「しかしサンタクロースねぇ……セリスとかならまだ信じてそうだけど」

アイク「姉さん、みんなの欲しい物を聞いてきた。サンタに伝えておいてくれ」
ミカヤ「はいはい。分かってるわよ、ちなみに今何かアイクは欲しい物ある?」
アイク「肉」
ミカヤ「肉かぁ……ドライアイスも買うべきかな……」
アイク「ドライアイス?」
ミカヤ「い、いや何でもないわよ?」
アイク「……まぁ別にいいけどな。しかし姉さんはどうやってサンタと連絡取ってるんだ?占いはそんなことも出来るのか?」
ミカヤ「う、うん。ま、まぁね!ユンヌの力ってやつ?んじゃ、あたし買い物行ってくるから!」
アイク「いってらっしゃい」

ミカヤ(アイクったらやっぱりまだ信じてるのね。出費きついからそろそろ手伝って欲しいんですけどorz)