8-307

Last-modified: 2008-02-27 (水) 19:45:10

307 名前: 聖女様の裏工作 [sage] 投稿日: 2008/02/20(水) 03:39:59 ID:F38IrazO
兄弟家宅前にて
エリンシア「あら、エーディンさん、こんにちわ。お散歩ですか?」
エーディン「はい、天気がいいものでつい。エリンシアさんはお出掛けですか?」
エリンシア「ええ、これから友達とボディービルの大会を見に。」
エーディン「そうなんですか」
エリンシア「待ち合わせの時間が迫っているのでこれで失礼しますね。」
エーディン「楽しんで来てください」
エリンシア「ええ。それでは失礼します。」

エーディン「……そろそろ時間ですね。」
ガイツ「お、奥さん、今日も相変わらず美人だね。」
エーディン「そんな、美人だなんて//////」
ガイツ「いやいや、奥さんが美人じゃなかったら、世界の九割以上の女がブスって事になっちまうよw
    こんな美人と結婚できて旦那さんも幸せ者だよな。
    これ、今日の郵便。」
エーディン「いつも、ご苦労様です。」
ガイツ「それじゃ、名残惜しいけど行かせてもらうぜ。ズルしようものなら殺されちまうからなw」
エーディン「まぁw」
ガイツ「じゃ、また明日」
エーディン「……行きましたね。それでは、え~と。
      シグルド様へ。これもシグルド様へ。これもこれもこれもシグルド様へ。
      うふふふ、牝猫が一度助けてもらっただけで何を勘違いしてるのかしらw?これだから盛りのついた猫は困るのよねw
      (パンパン)ミデェール。」
ミデェール「ハッ、ここに!」
エーディン「いつも通り、焼却処分をお願い。」
ミデェール「畏まりました。ではっ!」
リン「……何してるんですか?家の前で。」
二人(ビクッ!!)
リン「あれ?その手紙、シグルド兄さん宛じゃ…?それにそのライターは?」
エーディン「ミ、ミデェール、あなたという人は!
      いくらシグルド様が眉目秀麗、智勇兼備、気高く、人望があり万人に愛されているとはいえ、それを妬み、その手紙を勝手に処分し
      ようとは言語道断!」
リン「あの、エーディンさん?一体何を言ってるんですか?」      
エーディン「このエーディン、シグルド様に代わってあなたをお仕置きして差し上げます!!」
ミデェール「!!ま、まってください、エーディン様!これはあなたが!!」
エーディン「問答無用です!さぁ、観念なさい!」
ミデェール「だ、誰か、助けてください!お仕置きは、お仕置きだけは嫌だー!(ズルズル)」
リン「あ、手紙…。」

リン「と言うことがあったのよ」
リーフ「ふ~ん。エーディンさんて実は怖い人なのかな?」
マルス「そうなんじゃない?あのラナオウの姉って話しだし。」
リーフ「そうなの?」
マルス「なんでも、あのラナオウが唯一恐れる人物って噂だよ。」
リーフ「へ~、人は見かけによらないものなんだね~。あんなに美人なのに。」
エフラム「綺麗な薔薇には棘がある、ということだろう。」
マルス「いきなり出てきて似合わないこと言わないでください。」

ガイツがエーディンのことを「奥さん」と言ってることに関しては、兄弟でもないみたいなのに毎日いるから勘違いしてる。という事でお願いします。