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Last-modified: 2008-02-27 (水) 19:45:26

309 名前: 年長組の嫁談義 [sage] 投稿日: 2008/02/20(水) 07:40:07 ID:VmaA0eAb
 ~休日、兄弟家居間~

エリンシア「……シャニーちゃん」
ミカヤ  「うーん……財力的にちょっと不安よねえ……」
アイク  「肉を食わせてくれない奴は勘弁だ」
エリンシア「……スーちゃん」
ミカヤ  「草原の人はリンだけで足りてるし……それに、あの不思議ペースにロイがついていけるかしら?」
アイク  「草原の肉はここでは獲れんな」
エリンシア「……ララムちゃん」
ミカヤ  「台所に毒物製造機を抱え込むのはちょっと……」
アイク  「肉に毒が入っているのは勘弁だ」
エリンシア「……セシリアさん」
ミカヤ  「正直年が……」
アイク  「肉さえ食わせてくれればあとはどうでも」

 ガラッ!

ミカヤ  「!!(ババッ!)」
エリンシア「(シュババッ!)」
アイク  「……」
シグルド 「……姉上、エリンシア、アイク……」
エリンシア「ああ、なんだ、シグルドお兄様ですか……」
ミカヤ  「驚かさないでよ、もう……」
シグルド 「……さっき隠した紙は……?」
エリンシア「……ロイちゃんのお嫁さん候補リストですわ」
ミカヤ  「みんなそれぞれ欠点が大きすぎて、誰をプッシュしていいものやら……」
アイク  「毎日肉をたくさん食わせてくれそうな奴はいないな……」
シグルド 「またそんな相談を……」
エリンシア「ハァ……マルスちゃんみたいにシーダちゃん一筋! だったら、こちらとしても決めやすいのですが……」
ミカヤ  「選択肢が多いと、どうもねえ……目移りしちゃうわよねえ……」
シグルド 「……失礼ですが、ご自分のことはお考えにならないので?」
エリンシア「もちろんですわ!」
ミカヤ  「弟・妹たちが立派にひとり立ちするまで、自分のことは考えていられないもの! シグルドだってそうでしょ?」
アイク  「俺はどうでもいいけどな……ところで昼飯はまだか?」
シグルド (……わたしは出来るものなら早く結婚したい……ああ、ディアドラ……)