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Last-modified: 2008-03-18 (火) 22:47:12

649 名前: レテ・・・頑張る!その1 [sage] 投稿日: 2008/03/03(月) 22:46:05 ID:Be9+U7bd
初投稿なのでぎこちなさMAXですが・・・

レテは今、ある人が自分の恋心に気づいてくれないのに対し憤りを感じていた。
この前のバレンタインの時も・・・
~回想シーン~
レテ「アイク、ちょっといいか?」
アイク「何だ?」
レテ「今日はえ~っと、その・・・と、とにかく!日頃修行の世話になっている礼だ。受け取ってくれ!」(綺麗にラッピングされたチョコレートを渡す)
アイク「ありがとう。でも、俺の物には何故こんなにも豪華にラッピングを施しているんだ?モゥディに渡していた物とは雲泥の差だな。」
レテ「(よ~し!これはチャンス・・・)べ、別にお前のためだけに綺麗な包み紙を用意した訳じゃなくて、モゥディの分の包み紙が足りなかっただけなんだからなっ!(決まったっ!」
アイク「なんだそんな理由なのか。とりあえずチョコレートがたくさん溜まったし、今日は貰ったチョコレートで鍋でも作ってみるか。」
レテ「!?(orz・・・しかも何よ・・・チョコ鍋って・・・)」
アイク「改めて礼を言うぞレテ。」

~回想終了~
レテ「何故だ、なぜ私の想いが伝わらないのだ・・・容姿か?性格か?あのハチマキ女剣士程ではないが、決して胸がないわけでもないし・・・ツンデレは男のロマンだと聞いたから性格にも問題があるとは思えない・・・何故だ。何故なんだぁ!!」

っとレテが苦悩しているところにライが現れた。
ライ「よっ!何をそんなに悩んでいるんだ?」
レテ「実はかくかくしかじかで・・・」
ライ「そうか・・・そんなことがあったのか。(フラグクラッシャーの称号は伊達じゃないな・・・)」
レテ「酷い・・・だろ?ぐすん・・・」
ライ「まぁ泣くなって。う~んそうだな、俺からアドバイスをするといえば、お前にしか出来ないような事でアイクの気を惹いたら良いんじゃないか?ツンデレや巨乳やお姉様系は彼の周りに既に存在しているからな。」
レテ「私だけが持つ色気・・・みたいなものか?」
ライ「まぁそんなもんだ。助けになることがあれば協力するぜ?」
レテ「すまないな・・・」

650 名前: レテ・・・頑張る!その2 [sage] 投稿日: 2008/03/03(月) 22:46:49 ID:Be9+U7bd
レテ「さて、まずは情報収集だな。萌え要素というものに関して調べてみよう。」

彼女は何やらパソコンで色々と検索しているようだ。
レテ「
ww」
「焼き鳥はキーワードは・・・“ねこ 萌え”よしっ!ググってみよう。」

~検索結果~
ねこ耳萌え~
コスプレの極意~ねこ耳編~
ラムちゃんは俺の嫁
ぬこ枕について
etc….

レテ「う~ん、あまりぱっとしたものがないな。しかもラムちゃんってねこじゃないんじゃ・・・こうなったらアイクの好きそうなものを過去の発言から推測してみよう。」

~思い出し中~
「肉うめぇタレより塩だな」
「カレーは飲み物だ」
「ステーキは俺の嫁」
「チョコレート鍋でも作ろうか」
~思い出し終了~

レテ「鍋・・・そうか鍋だ!!あいつは肉のほかに鍋も好きみたいだな。チョコレートで鍋を作ってしまうぐらい鍋が好きなんだろう・・・よし、こうなればラストスパートだ!」
検索キーワード:“ねこ 鍋 萌え”

~検索結果~
http://ecx.images-amazon.com/images/I/416WaqcH6qL.jpg

レテ「これだっ!これしかない!よ~し、早速作戦開始だっ!」

~数日後~
休日の夕方にレテとライは某兄弟家を訪問する。
ピーンポーン♪

651 名前: レテ・・・頑張る!その3 [sage] 投稿日: 2008/03/03(月) 22:47:40 ID:Be9+U7bd
エリンシア「は~い。どなたでしょうか?(ドアを開ける)」
ライ「どうもこんばんは。」
マルス「ちょwwwボコられ役ktkrwww」
ロイ「マルス兄さんお客様に対してそれはひどいよ・・・」
エリンシア「こんな時間に何か用でしょうか?」
ライ「実はさ、アイクに渡したいものがあって・・・アイクはいるかい?」
エリンシア「ええ。でもせっかくですし、中へお上がりになさって下さい。」
ライ「ああ、これはどうも。(まぁ中に入らなきゃ作戦は実行不可能なんだがな・・・)」

ライが家の中に入るとそこにはパンツ一枚でコーヒー牛乳をグイグイ飲むアイクがいた。
どうやら風呂上りらしい。

アイク「ライか。こんな時間にどうした?」
ライ「実は渡したいものがあって・・・」

というとライは大きめの鍋をアイクに見せる。

アイク「こんなに大きい鍋は見たことがないな。」
エリンシア「まぁ~!すごい大きさですわ!そしてアイクの上半身も・・・ぽっ(はぁと)」
ヘクトル「でも何故こんな大きい鍋を急に持ってきたんだ?」
ライ「いや実はさ、昨日ガリアで鍋パーティーをやったんだけど具が残っちゃってね。仲の良い兄弟家におすそ分けしようと思ってさ。」
ミカヤ「わざわざありがとうございます。さて、早速フタを開けてみましょうか。(フタを開けようとする)」

ライ「ま、待て!フタを開けるのはアイクじゃなきゃダメなんだ!!」
ミカヤ「えっ?そうなんですか?(ん?なるほど・・・少し検討がついたわ。これも年の功?イヤン♪)」
アイク「じゃあ俺が開けるぞ。」

“ガチャ“

兄弟一同「!!!」

652 名前: レテ・・・頑張る!その4 [sage] 投稿日: 2008/03/03(月) 22:48:14 ID:Be9+U7bd
なんと鍋の中には化身前のレテが身体にチョコレートを塗りたくり、丸まりながら
甘い香りを漂わせ、獲物を狙うかのような目で手招きをしている。
レテ「アイク、鍋・・・好きだったよな?」
アイク「・・・ああ。」
レテ「さぁ、私を食べて・・・」
アイク「俺は相手がラグズだろうとベオクだろうと容赦はしない。覚悟は良いか?」
レテ「ああ・・・私の心はもう貴方のもの・・・」

シグルド「うわ~ん!家の中で何をやっているんだ!!え~い!ティルフィングで成敗してくれるぅっ!アルヴィスは後回しだっ!」
リーフ「アイク兄さんの・・・人でなし~!」
エリウッド「ヒャハハ!蝶サイコー!!」
ロイ「しっかりしてよエリウッド兄さん!」
エリンシア「あらイヤですわぁ・・・アイクの肉体ハァハァ(はぁと)」
セネリオ「酷い・・・有様ですorz」
ヘクトル「セネリオ、アンタいつの間に・・・」

リン「もう、みんな落ち着いて!」
マルス「そうだよ。あのフラグクラッシャーとして悪名高いアイク兄さんが女性とあんなに楽しそうにしているんだよ。ここは見守ってあげようよ。」
エフラム「しばらくはこのままにしておかないか?レテ殿もアイク兄さんも楽しそうにしているし」

ミカヤ「そうよ!私たちは漆黒さんのお店でカレーでも食べに行きましょう。ここはアイクとレテさんを二人きりにしてあげて。」

兄弟一同「は~い!」

こうして兄弟たちは何とか落ち着き、出かけてアイクとレテを二人きりにしてあげるのだった。

~天井裏にて~
ヘザー「ねこ鍋に私も混ぜてもらお~っと♪ねこ耳ツンデレしっぽもふもふ萌え~!!」

~お隣の獣フェチ宅にて~
ツイハーク「くっ・・・アイクの奴、俺の夢を・・・俺の夢を楽しみやがってぇ!!!ウワ~ン!!」

The End