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Last-modified: 2008-03-18 (火) 23:08:19

704 名前: 歴代FE主人公が…… [sage] 投稿日: 2008/03/05(水) 22:50:46 ID:9LhfGjrN
マルス「ねぇロイ」
ロイ 「ん、何?」
マルス「君って魔法とか使えないわけ?」
ロイ 「ちょ、何その唐突な質問。僕は使えないよ?理(ことわり)科の成績もよくないし
    セシリア先生にも『あなたには残念だけど魔道の才は無いわ』とか言われたし」
マルス「え?あの満を持して登場したかと思えば回転国王に一撃でやられて次のマップではリブローも持たずに砂漠で強制出撃で
    使えNEEEEEEEE!!になって終いには名無しの雑魚ヴァルキュリアにステータスで負ける魔道軍笑のセシリアさんに?」
ロイ 「いや……言ってる意味分かんないんだけど」
マルス「君は絶対魔道の才能あると思うんだけどなー。ほらロイの母親って原作だと古の火竜を一撃で二体沈めたニn(略)さんだし、
    その父親のネルg(略)は全ての魔法レベルSだし。何気に祖母のエレn(略)さんとかマップ上では司祭だったりするし」
ロイ 「あの……ますます意味分かんないんだけど」
マルス「まぁ、そんなメタ的発言は置いといて。要は僕たち兄弟は剣とか槍とか斧とか使うことが多いわけなんだけど
    魔法が使えたらどうだったろうなぁって思ったんだよね」
ロイ 「あぁ、確かにそれは思うねー。うちは魔法系使えるのミカヤ姉さんとエリンシア姉さんとセリカ姉さんとリーフ兄さんくらいだもんね」
マルス「そうそう。てなわけで想像してみようか。『歴代FE主人公が魔道系だったら』てな具合にね」
ロイ 「どっかで聞いたようなフレーズだねそれ」

マルス「まずは長男のシグルド兄さんから」
ロイ 「シグルド兄さんと言えば暴漢に襲われている女性を助けるのが日課なわけだよね。
    剣で戦うのもいいけど華麗に魔法で敵をやっつけるのもかっこいいと思うんだ。ディアドラさんも惚れ直すんじゃないかな」
マルス「そうだね。んじゃあシュミレーション」

~~~~

山賊   「ゲヘヘ姉ちゃんすっげえべっぴんさんだなぁ。俺と一緒に遊ばねえか?」
ディアドラ「嫌です!はなして下さい!」
山賊   「そんな嫌がるなよ。なんならここで」

     「 エ ル フ ァ イ ア ー ! 」

山賊の目の前に大きな炎の塊が落ちる。

山賊   「………………?!」
シグルド 「大丈夫かディアドラ?」
ディアドラ「あ……ありがとう」
山賊   「くっそぉ!邪魔しやがって……!」
シグルド 「ほぅ、まだやるのか?今降参すれば許してやってもいいが」
山賊   「誰が降参するって?おい!お前ら!」

ゾロゾロと山賊の仲間達が集まってくる。

シグルド (げっ……!これはやばいな……!魔道書の耐久が保たない)
山賊   「はっはっは、どうしたさっきまでの威勢の良さは?」
ディアドラ「ああ……どうしましょう」

     「 フ ァ ラ フ レ イ ム ! 」

先ほどシグルドの放った炎の数倍はあろうかという勢いの炎が山賊達を襲う

山賊達  「ぎゃああああああ!!!!」

アルヴィス「フン、たわいもない」
シグルド 「な……!アルヴィス!」
アルヴィス「何だお前もいたのか。それより怪我は無かったかディアドラ?」
ディアドラ「はい……!ありがとうございますアルヴィス様……!素敵でしたわ……!」
アルヴィス「(シグルドのエルファイアーをチラッと見て)プッ」
シグルド 「くそぅ何だその厨性能の魔法(´;ω;`)」
705 名前: 歴代FE主人公が…… [sage] 投稿日: 2008/03/05(水) 22:51:12 ID:9LhfGjrN
ロイ 「やっぱ駄目だったねシグルド兄さん。魔道系同士でディアドラさんと話合うとか思ったんだけど」
マルス「まぁアルヴィスさんに魔法で張り合っても無駄だよね。魔道系になってもシグルド兄さん魔力あんまり伸びそうにないし」
ロイ 「そうだね。んじゃ次はえっと……」
マルス「アイク兄さん」
ロイ 「えっと次は……」
マルス「だからアイク兄さん」
ロイ 「………………ッッ!!駄目だよ!これあまりに想像出来なさすぎて脳みそ溶けるから!」
マルス「何で」
ロイ 「だって魔道書持ってすらすら呪文唱えてるアイク兄さんなんて……!」
マルス「確かにそれはそうだけどさ、魔法は魔道書だけじゃないからね。杖があるよ杖が」
ロイ 「ああ!なるほど、杖ね。僧侶とかなわけだね」
マルス「そうそう。アイク兄さんって煩悩がほとんど無い人だから僧侶ってぴったり」
ロイ 「…………でもやっぱり僧衣着て味方を癒して回るアイク兄さんなんて想像出来ない」
マルス「分かってないなぁロイは。まぁ見てなよ」

~~~~

ワユ 「くっ………!!」
アイク「大丈夫か?回復するから動くな」つライブ
ワユ 「へへっ、ありがとう大将。一人で無茶し過ぎちゃった」
アイク「全くだ。味方からこんなにも離れて戦うな」
ワユ 「そうだね…………今敵に見つかるとまずいかもね」

敵兵 「…………!おい、あそこに部隊から離れた兵がいるぞ!奴らを狙え!」

ワユ 「しまった!さっそく見つかっちゃった………!」
アイク「…………下がってろワユ。俺の乏しい魔力じゃああまり傷も癒えてないだろう」
ワユ 「…………え?でも今大将は武器が………」
アイク「これがあれば十分だ」つライブ

敵兵 「覚悟!」
アイク「………どうして俺の前に立った」
敵兵 (な……なんだこの威圧感…………!ただの僧侶のはずなのに?!)
アイク「敵として対した相手に容赦はせん。悪いが……あんたはここまでだ」

つライブ

ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン !  ズ ド ガ ァ ァ ァ ァ ン !

ワユ 「さっすが大将!しっびれるー!」

――――こうして杖による打撃攻撃は通称「杖ポコ」改め「杖ズドガァァァァン」と呼ばれ恐れられるようになったという……

~~~~

マルス「ね?」
ロイ 「ねって何が」

706 名前: 歴代FE主人公が…… [sage] 投稿日: 2008/03/05(水) 22:51:50 ID:9LhfGjrN
ロイ 「もっとさぁ、魔力伸びそうとか魔道系似合いそうとかそういうの誰かいないかなぁ」
マルス「…………セリスとかじゃない?なんか星の付いた魔法のステッキ振り回してそうだし」
ロイ 「そういう似合いそうとかじゃないんだけど……でもセリス兄さんなら合ってるかもね」
マルス「うん、それで少年魔道士の定番と言えばあれだよね」

~~~~

セリス「えいっ!ファイアー!」
ユリア「生足のセリス様…………!」
ラナ 「なんという萌えコスチューム…………!」
セリス「ああっ!失敗しちゃった…………魔法って難しいなぁ……」
二人 「「 セリス様!魔法の手ほどきなら私が」」

二人「「……………!!」」

ユリア「魔力より力が伸びることに定評があるラナオウ(笑)」
ラナ 「技成長率20%(笑)トカゲ魔法ナーガ(爆笑)」

ヤンノカコラ!!アァ?! トカゲノクセニメンチキッテンジャネェゾタコガ!!

ユリウス「うっわこいつらまたやってんのかよ。めんどくさいから無視無視っと」
セリス 「あ!丁度よかったユリウスー!魔法教えてー!」
ユリウス「はぁ?いきなり何言ってんだお前」
セリス 「僕も魔法始めたんだよ。見て見てファイアー!…………っとっと!」
ユリウス「おいおい相変わらず鈍くさいなお前は。いいか?魔道ってのはな、こう……」
セリス 「こう?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………!!

ユリウス(な…………なんだこの殺気は?!)
ラナオウ「うぬ今セリス様と何をしておった?」
ユリア 「まさか私たちを差し置いて純粋なセリス様に邪な闇魔法をお教えしようとしていたわけではありませんわよね?」
ユリウス「ちょ、待て!ただ僕は……」
ラナオウ「そうか。よく分かった」
ユリア 「セリス様、申し訳ありませんがお兄様を暫く借りますね」
セリス 「…………?うん、分かった!一人で頑張ってみるね!」
ユリウス「待て!こいつらを止めてくrアッー!!」

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ロイ 「生足の話から一気にユリウスさん死亡フラグになってんだけど」
マルス「まぁこれもある種のお決まりってことで」

707 名前: 歴代FE主人公が…… [sage] 投稿日: 2008/03/05(水) 22:53:10 ID:9LhfGjrN
マルス「んじゃーねー次はヘクトル兄さん」
ロイ 「これまた魔法の似合わなそうな人を」
マルス「うん、まぁそりゃそうだよね。娘は魔力のび子だけど」
ロイ 「うーん、そうだなぁ。でもヘクトル兄さんは魔力があってもやっぱり斧を使いたがると思うんだよね」
マルス「魔法と斧の融合?っていうと…………」

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  【/┃\∬∬  < うぬ、ここまで登ってきたか
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    O    ヽ   
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T  |   l,_,,/\ ,,/\  ←山のふもと

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マルス「こうですかわかりません><」
ロイ 「うん…………突っ込みたいとこだけど僕もなんかそんな末路になりそうな気がする」

708 名前: 歴代FE主人公が…… [sage] 投稿日: 2008/03/05(水) 22:55:43 ID:9LhfGjrN
マルス「次行こう次」
ロイ 「エリウッド兄さんとかは?体強くないし正直魔道系の方が向いてる気がするけど」
マルス「アトス爺さんに重さ20のゲスペンスト渡されて火竜に追撃喰らって灰になってるとこしか思いつかないけど」
ロイ 「じゃあエイリーク姉さんとか」
マルス「貧乳を魔法で(ry」
ロイ 「なんか随分適当になってきたね」
マルス「だってリーフじゃあるまいしうちの兄弟全員分を考える妄想力とか僕は持ち合わせてないんだよ」
ロイ 「ふーん、まぁいいけど」
マルス「あ、そうだ。今度はロイが考えてよ。僕がもし魔道系だったらどんなか」
ロイ 「確かにそういえばマルス兄さん自分のは考えて無かったしね。うーん、そうだなぁ。僧侶系かなぁ」
マルス「うんうん」
ロイ 「んー、て言うより司祭かも。光魔法使えないと感じ出ないし」
マルス「ほうほう、んでどんな?」

ロイ 「『ふはは!神の裁きを受けよ!』とか言いながら攻撃してくる汚職しまくり戒律破りまくりの毎シリーズ定番のボス司祭の感じ」
マルス「ロイ、ちょっと一緒に表出ようか」