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Last-modified: 2008-03-18 (火) 22:53:09

199 名前: ごめんねオリヴァーさん [sage] 投稿日: 2008/03/14(金) 22:13:04 ID:xP/08RtK
エリウッド「これから男だけの家族会議を始めます」
ヘクトル 「なんか話し合う事なんてあったか?」
ロイ   「ホワイトデーの事でしょ」
リーフ  「そういえば忘れてたね」
シグルド 「プレゼントを買う金なんて家にはないぞ」
エリウッド「だから会議が必要なんです、誰かいい考えはない?」
マルス  「ハイ!(・∀・)ノ」
エリウッド「じゃあマルスの意見を聞こうか」
マルス  「僕の人脈を使って裏ルートから取引を…」
エリウッド「犯罪の危険があるから却下」
アイク  「(・∀・)ノ」
エリウッド「はい、アイク兄さん意見をどうぞ」
アイク  「ここでは説明が面倒だ、外で話すから着いて来てくれ
セリスは留守番を頼む」
セリス  「はーい」

アイク  「あいつを見ろ」
リーフ  「あの人は…オリヴァーさんだね」
エリウッド「説明がないと何をするかわからないんだけど」
アイク  「あいつは某RPGに出てくる敵に似ててな、
弱らせれば高く売れるアイテムを置いて逃げるかもしれん」
マルス  「いや、オリヴァーさんは貴族メンじゃないから」
ロイ   「メタボくらいしか似てる部分がないじゃん」
アイク  「やってみなくてはわからんだろう…、むん!!」

ズバッ ザシュ!

オリヴァー「ひえええぇ、命ばかりはお助(ry」
アイク  「ハァッ!!」
ズブッ ドスッ

オリヴァー「ウボァー!」
リーフ  「トドメさしてどーすんの!?」
エリウッド「ヒャハハハ、犯罪蝶サイコー!」
ロイ   「エリウッド兄さんしっかりして!」
アイク  「みんな見ろ、倒したらこんな物を落としたぞ」
つ【銀のオリヴァー像】

ヘクトル 「悪趣味すぎだろ!」
マルス  「こんなの誰も買い取らないよ」
アイク  「そうか…いい方法だと思ったんだが」
エフラム 「待ってくれ!その像は…」
アルム  「エフラム兄さんもしかして買い取ってくれる人知ってるの?」

200 名前: ごめんねオリヴァーさん [sage] 投稿日: 2008/03/14(金) 22:14:35 ID:xP/08RtK
エフラム 「いや…その像を五個集めて送ると【貴族のカンヅメ】が貰えるんだ
ミルラが欲しがってたからあげたいんだが…」
ヘクトル 「何でチョコボールのノリなんだよ!?」
ロイ   「ってか貴族のカンヅメって何が入ってんのさ!?」
エフラム 「さあな?将軍の爵位とかじゃないか?」
リーフ  「貴族のカンヅメSUGEEEEE!」
マルス  「それはいいね、もっと持ってるかも知れないからどんどん攻撃しよう」
オリヴァー「ひいいぃぃ、やめてくれー!」

~ただいまオリヴァーさんが虐待されています暫くお待ち下さい~

ヘクトル 「少しやり過ぎたな…あいつボロボロで転がってるぜ」
アイク  「セリスに留守番させて正解だったな」
エフラム 「一個しか手に入らなかったがミルラは喜ぶんでくれるだろう」
リーフ  「…しかしこの惨劇の跡どうしよう?多分記憶はないだろうけど」
マルス  「他の人に罪をなすりつければいいさ…
『緑風参上!』って書いといてっと、これでサザさんが疑われる」
ロイ   「そんな子供騙しに警察がひっかかるわけないでしょ」

翌日、朝のニュース

ドロシー 「昨夜未明、ベグニオングループ幹部の一人のオリヴァーさんが何者かに襲われました
警察の調べによると現場に残った文字から瞬殺(笑)さん(仮名)が犯人であるとして…」

ロイ   「…………。」
マルス  「悪ふざけだったのに、本当にひっかかるとはね」

サザ   「俺は無実だー(´;ω;`)」

ホワイトデーの方は結局マルスの人脈に頼り、材料を集めて
みんなで大量のクッキーを作りました