9-346

Last-modified: 2008-03-23 (日) 11:37:02

346 名前: 豆腐一筋の男 [sage] 投稿日: 2008/03/22(土) 05:26:59 ID:S0xydj3b
商店街にて
ボーレ 「お!ひろしじゃねえか!どうした?」
ヴォルツ「…ヴ ォ ル ツだ。豆腐買いに来たに決まってんだろ?」
ボーレ 「まあ、そりゃそうだよな。どれが欲しい?」
ヴォルツ「そうだな……ってお前、その顔の痣どうした?」
ボーレ 「ああ、これか?実はな……」

3月14日ホワイトデー
ボーレ 「おい、ミスト」
ミスト 「何?ボーレ」
ボーレ 「ほれ、バレンタインのお返しだ」つプレゼント
ミスト 「わー、ありがとう。開けてみていい?」
ボーレ 「おう!いいぜ!」
ミスト 「いったい何かな?」

入っていたのは純白の豆腐だった

ミスト 「………」
ボーレ 「ホワイトデーだからな、うちで一番白い豆腐だぜ!味は保証すr」
ミスト 「ボーレの馬鹿ぁ!!」
(#゚д゚)つ)д`)
ボーレ 「ぐはあ!」
回想終了

ボーレ 「みたいなことがあってな。」
ヴォルツ「そりゃお前、ホワイトデーに豆腐送る奴なんていねえだろ……」
ボーレ 「そうなのか?」
ヴォルツ「普通スイーツ系にするんじゃねえのか?」
ボーレ 「スイーツ(笑)」
ヴォルツ「うるせえよ!ったく、女心が分かんねえ奴だな!」
ボーレ 「お!もしかしてひろしそういうの詳しいのか?」
ヴォルツ「おいおい、俺より恋愛慣れしてる奴なんていねえよ。この世界ひろしと言えどもな」
ボーレ 「ひろしキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
ヴォルツ「いちいち反応すんじゃねえ!で?なんか相談したいことでもあんのか?」
ボーレ 「ミストと仲直りしたいんだが、何かいい方法ねえかな?」
ヴォルツ「仲直りか……なら当然ホワイトデーの仕切り直しってことで甘い物プレゼントだろ?」
ボーレ 「甘い物かー……まあ、いいや、考えてみるぜ、ありがとなひろし」
ヴォルツ「おう、うまくいったら教えてくれよ」

次の日
ヴォルツ「よう、どうだ?うまくいったか?」
ボーレ 「なんかいまいちな反応だったぞ?」
ヴォルツ「……お前、何贈ったんだ?」
ボーレ 「何って……」

グレイル工務店
アイク 「ミスト、何食ってるんだ?」
ミスト 「杏仁豆腐。ボーレにホワイトデーのお詫びにもらったの」
アイク 「ボーレらしいな」
ミスト 「なんで豆腐から離れられないかなあ……?」