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Last-modified: 2008-05-22 (木) 21:51:21

642 名前: こんな日もあるさ [sage] 投稿日: 2008/04/02(水) 21:55:52 ID:Pd1+yuEC
ヘクトル 「やっべぇー寝坊しちまった、このままじゃ遅刻だ!」
マルス  「またなの?まったくヘクトル兄さんはダメだなぁ」
ヘクトル 「うるせーよ!この時間に家にいるってことはお前もだろうが!」
マルス  「僕は切り札を使えば間に合うからね、まだ時間に余裕があるのさ
      まあ、せいぜい遅刻しないように頑張ってね」
ヘクトル 「畜生!覚えてやがれ!」
エリンシア「ほらほらヘクトルちゃん、走らないと間に合わないわよ」
ヘクトル 「わかってるって、行ってくる!」
エリンシア「いってらっしゃい」

学校まで走るヘクトルだが、いつも通る道は工事中だった

ヘクトル 「クソッ!なんでこんな時に工事してんだよ!…こうなったら違う道を通るしかねえな…
      …確かこっちに二つ道があったはず…、お…あったあった、とりあえず右の道を通ってみるか」

~右の道~

ネサラ  「カラスの羽募金でーす!皆さんご協力お願いしまーす!」
ヘクトル 「……何やってんだ?」
ネサラ  「おっ!ちょうどいい所に、なーなー募金してくれよー、生活苦しいんだよー」
ヘクトル 「UZEEEEEE!!!」
ネサラ  「そんなこと言うなよー、頼むって…このとおり!」
ヘクトル 「何が『このとおり!』だ!仁王立ちじゃねーか!せめて頭下げやがれ!」
ネサラ  「いいからいいから、ほらほらほら」
ヘクトル 「うるせぇー!…やっぱ左の道に行くか…」

~左の道~

ファリナ 「ふふん!この道を通りたければ20000Gを(ry」
ヘクトル 「…さーて、違う道探すか…」
ファリナ 「ちょ…、こらぁー!無視するなー!」
ヘクトル 「お前に構ってる暇なんてねーんだよ」

ヘクトル 「チッ、マズイな、間に合わねえ……、ん?あそこにあるのはゴシッコクストーン?
      …そういえばあれはいろんな所にあるんだったな…、リーフから仮面奪っといてよかったぜ
      俺に学校までの近道を教えてくれ!」

644 名前: こんな日もあるさ [sage] 投稿日: 2008/04/02(水) 21:57:13 ID:Pd1+yuEC
漆黒石  「こっそり聞いた話だが…
      俺がガンダムだ!」
ヘクトル 「そんなこと聞いてねえよ!…ってかなんでだよ!」
漆黒石  「マリナ・イスマイール…あなたがこれを聞いているとき、俺はもうこの世には(ry」
ヘクトル 「いつの間にこっちの世界に介入しやがった!?こんな石に遺言残してくんじゃねーよ!
      ああもう役立たずな石だな!左の道を通るしかねえ!」

ファリナ 「…まったく、ヘクトルの奴、無視することないじゃない…」
ヘクトル 「オイッ!ファリナ!」
ファリナ 「な…なによ、やっと払う気になったの?す、少しだけなら安くしてあげても…」
ヘクトル 「…今日のお前、いつもより可愛いな」
ファリナ 「なっ!?ちょ…い、いきなりなによ!か、か、可愛いだなんて…」
ヘクトル 「スキありっ!」
ファリナ 「あぁー!卑怯者ー!」
ヘクトル 「悪いなここは通させてもらうぜ!…これでなんとか間に合いそうだ」

この後、学校にはギリギリ間に合ったが
      ファリナから(ヘクトルの都合の悪いように改変された)話を聞かされたフロリーナに泣かれてしまい
      リンにフルボッコにされるヘクトルであった