661 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2008/04/03(木) 11:15:33 ID:fSj0lbum
居間にて家族会議
エリ「皆さん。ついに本当に貯蓄がなくなりました。」
シグ「困ったな。給料日までかなりの日数があるぞ。」
ミカヤ「私の収入も不安定だし…」
エリ「こうなったら食費を削りましょう。学費の分は残しておきたいですもの」
ヘク「だから俺が高校辞めて働いてやるって!」
リン「だったら私が先よ。女だしなんとでもなるわ」
ミカヤ「駄目!お姉ちゃんそんなの絶対許さないわ!そんな事言うと泣いちゃうからね!!ブワーン」
ヘク「マジで泣くなよ…」
オレガワタシガダメゼッタイギャーコノヒトデナシー
ロイ「マルス兄さん。なんとかできないの?」
マルス「んー…まあアレすればなんとでもなるけど…そういった方法で得たお金をあの姉さんと兄さんが受け取るとは思えないし」
ロイ「あれ?そういえばアイク兄さんは?」
マルス「ラグドゥ遺跡に腕試しに行ったよ。1週間前に」
ロイ「1週間休める工務店ってのも凄いよね」
アイク「ただいま」ガラッ
マルス「おかえりアイク兄さん」
ロイ「なに持ってるの?」
アイク「よく分からんが、遺跡の奥に転がってたから持ってきた。土産だ」
マルス「!!こっ…これは!
ドルーア帝国の秘宝!!!!
す、すごい。実在したんだ…。これは国宝級の値打ちがあるぞ!」
ヘク「まじか!?さすが兄貴だぜ!」
エリ「これで食費も助かりますわ」
アイク「そうか。じゃあ明日からも当分肉が食えるな」
ロイ「そんな秘宝を見つけてくる兄さんも凄いけど…」
マルス「秘宝だって言うのに食費に直結するこの家族も凄いよね」