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Last-modified: 2008-03-18 (火) 22:49:41

86 名前: 頑張れ!エイリーク [sage] 投稿日: 2008/03/08(土) 21:46:22 ID:XTb9XAnH
ー兄弟家居間ー

マリナス 「マリナスのTVショッピング、今回の商品はコレ!【天使のブラEX】」
エイリーク「こ…これは!?」
マリナス 「貧乳で困ってる方もこれで巨乳に!さらに色違いをもうひとつ付けて
今ならたったの3000G!限定100セットなのでお早めに」
エイリーク「今すぐ電話を…、いえ…まずは貯金の確認が先ですね」

急いで自分の部屋に戻り貯金箱を壊そうとするエイリーク

エイリーク「エフラム兄上から貰った漆黒貯金箱ともお別れです…、えいっ!」

カキーン! NO DAMAGE!! ミノホドヲワキマエヨ!ミノホドヲワキマエヨ!

エイリーク「何故壊れないのですか!?……あれ?裏に注意書きが…」

『注意点、女神の加護を受けているので普通の方には壊せません』

エイリーク「なんて理不尽な!これはユンヌさんかアイク兄上に頼むしか…」
セリカ  「姉さん、そんなに慌ててどうしたの?」
エイリーク「セリカ!ちょうどいい所に!アイク兄上を見ませんでしたか?」
セリカ  「アイク兄さんは仕事で遅くなるって連絡があったけど…」
エイリーク「そうですか…それではユンヌさんの場所は知りませんか?」
セリカ  「あの変態女神ならメダリオンに閉じ込めて川に流してやったわ」
エイリーク「そんな!?急いで捜さなければ!」
セリカ  「姉さん!?……行っちゃった…」

エイリーク「どこまで流れてしまったのでしょう…、あ…あの光は」

ふと前を見ると、光輝きながら川を流れるメダリオンを発見した

エイリーク「よかった…、ようやく見つかりました」
ネサラ  「おっ!高く売れそうな物だな、いただきー!」
エイリーク「あぁー!?メダリオンが!」
ヒーニアス「エイリークがピンチと聞いて飛んで来ました」
エイリーク「ヒーニアス、お願いがあります!ネサラさんを撃ち落として下さい」
ヒーニアス「任せてくれ!くらえ、時々必ず当たる【必的】」

ヒュン プスッ

ネサラ  「うわぁ!羽が!……チクショー、久々に美味いもん食いたかった…」
エイリーク「ヒーニアスありがとうございます、助かりました」
ヒーニアス「いや、これくらい当然の事だ、それより一緒に食事でも…」
エイリーク「すいません、私は急用があるので…さようならヒーニアス」
ヒーニアス「(´;ω;`)」

87 名前: 頑張れ!エイリーク [sage] 投稿日: 2008/03/08(土) 21:48:11 ID:XTb9XAnH
エイリーク「ここなら人目につきませんね、それでは…
ユンヌさん、あなたに決めた!」

コロンコロンボシューン

ユンヌ  「ふ~やっと出られた…ありがとうエイリークちゃん
でも私はポケモンじゃないから次からは普通に出してね?」
エイリーク「わかりました。ところでユンヌさん頼みたいことがあるのですが」
ユンヌ  「ごめんね…女神の力でもエイリークちゃんの胸は…」
エイリーク「違いますよ!すぐに私=胸で結ばないで下さいorz」
ユンヌ  「てっきり胸の事かと…、じゃあ頼み事って何?」
エイリーク「私に女神の加護を与えて下さい」
ユンヌ  「うーん…助けてもらったから今回だけ特別よ、それっ!」

ピカー

エイリーク「力が湧いてきます…今の私ならこの貯金箱も…えいっ!」

ズバッ! ガシャーン! カナリ、ヤル!カナリ、ヤル!

エイリーク「うふふふ、漆黒さん(貯金箱)がゴミのようです」
ユンヌ  「(加護与えないほうがよかったかな…、ちょっと怖い)」
エイリーク「さあ準備OKです!もしもし、マリナスさんですか?【天使のブラEX】を(ry」
マリナス 「すいません全部売れちゃいました」
エイリーク「そんな…苦労したのに…orz」

理不尽な貯金箱をあげたエフラムはしばらくエイリークに無視されましたとさ